三井住友銀行に口座を持っている方も少なくないでしょう。三井住友銀行ではカードローンがあり、融資されたお金は事業性資金以外であればどんなことに使うのも自由です。別にマイカーローンも用意されていますが、このカードローンで車を購入してもOKなのです。

ではどんな審査基準?ということですが、基本的にどこでもそうですが審査基準というのは担当者以外にはわからないものです。もし審査基準がわかっていたら皆その対策をしてくるので正確な審査をすることはできなくなってしまいますから、担当者は口外することは禁止されています。

ですから正確な審査基準は誰にもわかりません。しかし審査に通りやすくなる条件というのはいろいろと通説として言われており、例えば申し込み書に書く個人情報は当然ですが、虚偽を書いてはいけません。

またわざとではなくても申し込み書に記入間違いがあると信用度は落ちてしまいますから、提出する前には必ず隅から隅まで確認しておく必要があります。わざとではなくとも嘘を書いたと判断されてしまってはせっかくの融資のチャンスをつぶしてしまいます。

そしてもう１つの重要なのが申し込み後に担当者と電話や店頭で会話する時の言動です。この時には担当者はいろいろと質問をしてきます。細かいものであれば、たばこや酒をたしなむか、車はどんなものに乗っているか、給料はどんなふうに使っているか、家賃はいくらかなど細かくされることがあります。

こういう細かな質問をされるとどうしてここまで聞かれるのかわからずイラついてしまうこともあるでしょう。しかしここは冷静に対応する必要があるのです。イラつかせてしまう可能性があるのは担当者は百も承知していて、申込者が本当に信用できる人物であるかどうかをこの会話の中である意味試しています。

つまり電話などで担当者と会話しているのは審査のうちの一つといえます。担当者との会話はとにかく誠実に正直に答えるのがベストです。他社ですでに融資を受けている場合や年収が低めであまり言いたくないという時にも正直に話してしまいましょう。

また一般的に審査に通りやすい人物像というものもあります。三井住友銀行のカードローンは満２０歳以上６５歳以下の安定した収入がある方が対象なので、この年齢はクリアしている必要があります。このほかに審査に通りやすい人物像をクリアしていれば審査に通る可能性はより高まります。

審査に通りやすい人物とは正社員で持ち家があり、家族と長年そこに住んでいること、固定電話があること、現在の会社の勤続年数が長い人などです。これはあくまで審査に通りやすい人ということであって、必ずしも正社員であるから審査に通るわけではありませんし、アルバイトやパートだから審査に通らないということではありません。

いろんな雇用形態がありますが、やはり正社員が一番安定性があると判断されるというだけです。正社員は給料が毎月安定してもらえるだけではなく、ボーナスももらえます。そこは他の雇用形態より有利といわれています。

他社での借金があってもそれがあまりに多過ぎなければそれほど問題にならないことが多いです。もちろん借金がないほうが印象は良いです。ただ審査に絶対に通らない場合があります。

それは債務整理の記録がまだ残っている方、もしくは債務整理中である方です。これは個人の信用情報として機関に記録されていますからどうやってもバレてしまいます。債務整理をした記録は少なくとも５年から６年は削除されることがありません。もし債務整理中に問題が起きればその記録期間はもっと長くなってしまうでしょう。

ですから少なくとも債務整理開始から５、６年は融資の申し込みはしないほうが無難です。個人信用情報機関には融資の申し込みをした記録やその融資の審査に通らなかった記録などもしっかりと残されます。ですから悪い記録は残さないためにも申し込み前には自分の情報を開示してチェックしておく必要があります。

機関が一つではなく、３つほどありますのでその全てを開示して記録を確認するのが良いです。なぜなら削除されるタイミングは全ての機関が同じわけではなく、タイミングにはズレが生じるからです。開示自体はお金がかかりません。

債務整理をした方に厳しいというのはなにも返済能力を問われるからだけではありません。せっかく借金を返して生活を安定している時なのに再び借金を作って苦しい思いをさせないためでもあるのです。人間は弱い生き物で、お金があれば欲に目がくらんでしまう人は多いです。そこで理性を働かせられれば問題ありませんが、一度贅沢をしてしまい、甘い生活を楽しんでしまった時はなかなかその理性がうまく働いてくれなくなるのです。

ですから債務整理をした方にはあまり新たな融資を申し込むことはすすめられません。ようやく手に入れた落ち着いた生活を再び手放さなくてもいいようにしなくては意味がないのです。それでもどうしても融資を受ける必要が出た時には返済シミュレーションを試してから申し込んでみるのがいいでしょう。

三井住友銀行のカードローンは銀行ならではで、低金利と高額の限度額が魅力です。限度額は８００万円までですし、４％から１４．５％までとなっています。これは消費者金融会社の金利と比べるとかなり低く、３％前後違います。しかも銀行ですから総量規制も関係ないので年収をそれほど気にしなくても良いです。総量規制は国の決まりで、個人が借りられる限度額を制限しています。借りられるのは全ての会社をあわせて年収の３分の１までです。

例えば年収が３００万円の方ですと、３分の１は１００万円になります。これが総額ですから、A社で１０万円、B社で３０万円すでに借りてしまっていれば残りは６０万円ですから、新たに融資の契約を結ぶ時には６０万円以内の限度額になるということです。これは消費者金融会社であれば必ず守られることですから、どれほど必要としていてもそれ以上借りることはできません。

つまり申し込みもそれ以上はできないということです。しかし銀行では希望融資額はどれだけでも言うことはできます。審査がありますからその希望額が通るとは限りませんが、少なくとも年収の３分の１のみということにこだわる必要はないのです。

この総量規制は借り過ぎ防止にはとても役立ちますが、年収がそれほど高くない方にとっては融資される上での最大の壁です。審査は厳しいものの、低金利と高額な限度額、そして総量規制なしと３つそろっている銀行の融資はやはりメリットが大きいです。

初めての申し込み時には仮審査が通った後で本人確認書類を提出しなければいけません。たいていは契約書類と一緒に提出することになります。ですから必要な書類を前もって集めておくとスムーズに手続きを進められます。

本人確認書類は運転免許証や健康保険証、パスポート、顔写真付の住民基本台帳カードなどをコピーしておくといいです。外国人の方も借りることができますが、外国人登録証などを準備しておく必要がありますし、永住許可を得ていることが条件となります。また担当者と会話しなければいけない点からいっても日本語を日常会話程度話せる必要もあるでしょう。

３００万円以上の融資を希望する方や自営業者、法人代表者の方は収入証明の書類も提出しなければいけません。収入証明は収入証明書や源泉徴収票、確定申告書の写しなどが有効です。収入証明書は市役所で有料で入手できますので、他の書類がどうしても見当たらなかった時などは購入して提出するといいです。

即日融資はローン契約機などからできますが、即日審査結果を知りたい場合は午後３時までに申し込みしておかなくてはいけないので覚えておきましょう。カードの発行はできますが、振込みによる融資となるので当日融資を受けたい方は早めに午前中から申し込みや手続き、審査を受けておくといいです。