カードローンを使うときに1枚だけという人、あまりいないと思います。最初は1枚でも2枚3枚と枚数を増やしていくものだと思うんですが、その時に枚数を増やしていくことは、カードローンでは問題ないのでしょうか?あまりにもたくさん枚数を増やしすぎることは良くない、というように聞きました。

であれば、何枚までカードローンは持ってもいいものなのですか?普通、借金を使っている人は枚数はどのくらい持っているものなのでしょうか。

大体2,3枚が多いとされているが先々のことも考えよう

枚数が多いほうが万が一の時に安心、というように考える人も多いでしょう。もちろんこういう持ち方はお金持ちの人がクレジットカードを複数枚持つのと同じで、やっぱり使えないという時のことを考えると、1枚では寂しいのはその通りだと思います。ただ、1枚だけではなく2枚3枚と持つのは問題無いですが、やっぱり2,3枚にしておくのがいいかと思います。

複数枚持っていると、その分借りられなかった時などの対応ができるというのはそのとおりですが、あまりにも数が多いというのは推奨されないことになっています。何故かと言うと、数が多すぎると借金が増えすぎるということ、そしてまとめるということができなくなるからです。今そのときは別に多くてもいいのですが、枚数が増えすぎるとまとめることが難しくなるのです。

おまとめローンというものがあるのですが、これがだいたい3社分のカードローンをまとめてもらえると言われています。3社分なので4社以上になるとまとめてもらえなくなってしまい、結果的に返済などが苦しくなるということが考えられます。ですので返済などが苦しくならないように、先々万が一のことでまとめないといけないということになれば3枚くらいにしておくのが妥当でしょう。

もちろんうまく使えばおまとめローンを使わなくてもいいですし、カードローンを何枚も上手に利用することが出来る人もいます。でも、出来ない場合が多いしリスクを考えるとおすすめできないということです。ちなみに法律では多重債務をすること自体は禁止されていないですし、カードローンを持つ枚数というのも特に禁止されているわけではありませんから、あくまで自己防衛のために行うものです。

カードローンを使う時には枚数は2枚くらいあればだいたい最近の業者なら、対応しているATMも多いですし使えないということもないでしょう。1枚でもネットローンを使える人なら十分だと思いますし、複数持つ時代でもなくなってきているのかもしれません。

【参考ページはこちら】
カードローンは何枚所有することができる?

カードローンの枚数は1枚だけにするのがおすすめ

カードローンは色々な金融会社で申し込むことが出来ます。各社では同じ金融商品とは言え審査基準が異なるので合格しやすい会社があります。少しでも審査に合格しやすくするためには小口を希望して申し込むと良いです。借り入れ金額が低いと返済能力が低くても合格しやすくなります。

このような考え方で行くと、複数の会社を利用して小口融資でいくつかの会社から融資を受ける方が合計としては大きな金額を借りやすいことがあります。一体、最終的にはカードの枚数は何枚まで持つことが出来るのかはかなり気になるところですが、これは自分の年収がポイントになります。

簡単に言うと返済能力が低いのに大きな金額を借りることは難しいのと同じであり、小口融資で審査に合格しやすいとは言え結局はトータルとして大きな限度額を持つためにはそれなりに返済能力が必要となるわけです。

カードローンの枚数については1枚だけに絞るのがおすすめです。これにはいくつかの理由があります。最初に返済の管理という話をしておきますと、金融会社各社の返済日、返済方法はかなり大きな違いがあります。

ほとんどの会社は返済日に銀行口座から自動で返済額を引き落とししてくれるので、返済日までに返済額を口座へ用意しておけば複数の金融会社を利用している場合でも返済がややこしくなることはありません。しかし、返済日はそれぞれの金融会社によって異なることから、多くの金融会社を利用するほど、返済日を忘れてしまいやすくなります。

また、利息を考えながら返済計画を立てる時でも、各社の金利設定は違うのでそれぞれの会社ごとに利息を考えていく必要があります。そう考えると1社だけを利用しておけば、その会社だけの返済を考えれば良いのでやはり返済の管理をしやすくなります。

ちなみに返済が遅れてしまうとどのようなデメリットがあるのかも紹介しておきます。これは2つのデメリットがあります。返済日に返済することが出来なければ翌日からは遅延とみなされるので注意をしましょう。

1つ目のデメリットは遅延損害金が発生することです。これは返済出来なかったという罰則金であり、いつもよりも利息が高くなります。各社は金利を下限利率から上限利率まで明記していますが、それとは別に遅延利率というのも設定しています。

とても良心的な金融会社は遅延利率が普通に上限利率となっていますが、ほとんどの金融会社は遅延利率は20%となっています。例えば、上限金利を見ると多くの金融会社は18%を設定していることが多いですが、この場合でも遅延利率は20%に設定している会社が多いので、返済が遅れるといつもなら18%が適用されているとしても20%から利息が計算されることになります。

この遅延損害金は各社によってどのくらいの遅延利率になっているのかが異なるので、しっかりと通常の金利を見る時に遅延利率もチェックしておきたいところです。2つ目のデメリットは返済が遅れることから信用が低下するというデメリットがあります。

返済日から数日ほど返済が遅れたという状況では心配しなくても信用を落とすことはありません。長期に渡って返済を遅延してしまうと確実に信用を落とすことになります。信用を落とすと、当然ながら今後のお付き合いに大きな影響が出ることがありますし、他社へ融資の申込をする時に不合格になりやすいです。

たくさんのカード枚数を持っていると、それぞれの会社の返済内容を管理することが難しくなり、上記のように返済が遅れることのデメリットが悪循環として各社でやってくることがあるので、しっかりと自分が契約している会社の返済を管理することがポイントになってきます。

次にカードローンの枚数は1枚にしておくほうが金利がお得になることが多いというメリットを紹介します。限度額と金利の関係では大きな限度額を持つほど適用利率が低くなります。合計で200万を4つの会社から融資を受ける場合に各社で50万の限度額を持つと各社では上限の利率が採用されます。

金融会社の多くのは上限を18%にしているところが多いので、仮に18%だとすると合計で200万の融資を18%で借りることになります。しかし、1社で200万の融資を受ける場合は絶対に18%になることはありません。法律では100万以上の元金に対して上限は15%と決まっているので、最低でもこの利率が適用されることになります。同じ200万でも15%と18%なら利息は大きく異なります。

複数の会社で融資を受けるメリットは合計として大きな限度額を持ちやすいことですが、それに対するデメリットは各社で小口融資を受けることが多くなると適用される利率が高くなるので上記のようにかなり大きく利息で損をすることになります。そのため、どうしても複数の金融会社を利用したいならしっかりと借り入れ出来る限度額から金利を重要視することが大事です。小口融資を数社で受けるならば必ず上限利率を確認しておき、上限利率が少しでも低い設定になっている会社を選びたいものです。

上限利率が低くなっている会社は圧倒的に消費者金融よりも銀行に多いです。消費者金融の平均的な上限利率は18%なのに対して銀行は低金利になっている会社を選ぶことが出来ます。

消費者金融のように18%ほどになっている銀行もありますが、かなり低金利な上限利率な会社だと10%や15%など消費者金融よりも低い設定を見つけることが出来ます。複数の会社を利用して総額として大きな限度額を持つなら、こうした上限利率が低金利になっている会社を狙っていくことが大事です。

そうしなければ、適用される利率が高いと数社を利用して大きな限度額を持つことが出来てもかなり利息が高くなるので返済が大変になります。大きな限度額を持つことが出来るのは大きなメリットですが、融資における損得とはやはり利息で決まってくるので、この知識はしっかりと覚えておかなければなりません。

大きな限度額を低金利から簡単に持つことが出来ると数社を利用する必要もありません。これは基本的に返済能力が関係してくるので、どうしても年収が重要になります。しかし、銀行の収入証明不要の融資なら、100万円ほどの金額までなら身分証明だけで借りることができ、審査で年収が問われないので比較的審査に合格しやすくなります。しかも、上記で説明したように上限利率が低い会社を選ぶことも可能なので、これはかなり便利です。

消費者金融でも収入証明無しから融資を受けることが出来る会社がありますが、一定の限度額という部分と金利を見ると銀行の収入証明不要の融資を選んでおくほうが低金利から大きな限度額を持ちやすいことが分かります。消費者金融の場合は総量規制から50万と他社総額100以上は収入証明必須となるので、どうしても限度額が大きくなると審査が厳しくなってきます。しかし、銀行では他社総額200万まで身分証明で貸すことができるとしている銀行もあります。

このようにカードローンから借りることが出来る金額はカード枚数をたくさん持つことによって総額として大きな金額を借りることが出来ます。しかし、その時は各社で採用される利率がかなり大きなポイントになり、結局は1社を利用して出来る限り大きな限度額を持つ方が利息がお得になるケースが多い事を知っておきましょう。

また、複数の会社を利用すると返済を把握することがややこしくなることが多いことも知っておかなければなりません。銀行にある収入証明不要の融資であれば、収入証明を提出することが無いため一定の限度額までなら簡単に借りることが出来ます。

これを利用すると1社だけでも比較的大きな限度額を持つことができ、低金利から融資を受けることも十分に可能となるのでかなりメリットが高いです。まずは他社へ申し込む前に今すでにカードローンを持っているなら増額をしてみると良いです。

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