ついつい出費が立て込んでしまった時、お金が不足するようだったらそれに見合った金額をすぐに埋め合わせることの出来る消費者金融を活用するのが便利です。

消費者金融で契約できる借り入れ豊富にはカードローンやキャッシングなどがありますが、特にカードローンは自分専用カードを発行して保持することで、いつでもどこでもATMに駆けつけさえすれば、融資金を手にすることができるのです。このところ、大手消費者金融とコンビニとの提携も多く、コンビニ店内にあるATMを使えば２４時間いつでも融資金を引き出すことができます。

それに、カードローンは契約時に必ず融資限度額というものが設定されますので、その範囲内で使いこなす分においては一度にいくらでも引き出すことができますし、なおかつ細かく分けて何度も引き出すことも可能になります。自分なりの借り入れ計画を立てた上で自由自在に融資金を管理することが出来るでしょう。

こういったカードローンはサラリーマンから専業主婦などに至るまで、実に幅広い利用者層に人気を博しています。中でも最近では若者たちの就職率や年収などが落ち込み、親と同じ住居に一緒に暮らす２０代、３０代の人たちも多いと言われます。こういった人たちは住居費の負担が減る一方、日常生活の様々な局面で家族との関わりを持たねばなりませんので、時には厄介な事態に巻き込まれることも多いでしょう。

たとえば、借金契約の時などはその代表的な例です。世の中には様々な消費者金融がありますので、それぞれの申し込み方や契約過程というものがありますが、中には契約内容が自宅に郵送されたり、または借り入れのたびに借り入れ額や利息が記された利用明細書が郵送されたり、あるいは契約審査の過程で自宅に確認の電話がかかることもあります。

こういった業者側からの連絡事項を本人が取れれば良いのですが、現実問題としては日中自宅にいる親が受けてしまうことも少なくないもの。こういったことが原因で親が子供の借金について勘づいてしまうケースも少なくありません。子供としては親に迷惑をかけるまいと思って気を使って何も言わなかったつもりが、結果的に親に内緒で借金をした、影でコソコソと借金契約をしていたなどと非難されてしまうこともあるでしょう。

そんなケースを引き起こさないためにも、借金契約は決して親バレしないかたちで進めていく必要があります。そこで気をつけるべきことを、借金契約の流れにあわせて幾つか挙げてみたいと思います。

まずは申し込みから全てが始まりますが、自分なりの借り入れ条件に合致したものを選んだ上でネットや電話、店舗窓口、自動契約機、郵送などの中からライフスタイルに最も合致した手法を選択します。とりわけ最近ではネットを使った申請が急増しており、スマートフォンやパソコンで公式サイトにアクセスして申請フォームに必要事項を記載していくことで簡単に申し込むことが可能です。

申請の際には主に氏名、年齢、住所、職業、勤務先、年収、希望融資額などを記載していきます。またこれらの必要事項にあわせて、任意の記載欄として家族構成や他社からの借り入れの有無、自宅が賃貸か持ち家かなどを記載する欄もあります。任意なので記入したくないと思ったらする必要はありませんが、しかしこれらの情報を書き入れることで信用度が上がり、よりよい借り入れ条件を獲得できる場合もありますので、このチャンスを逃さないことも大切です。

また、申請の際には身分証や年収証明書を提示しなければならない場合もあります。店舗窓口での契約ならば現物を提示すれば事足りますが、電話ならばファックスや郵送でコピーを送ったり、あるいは自動契約機であればその場に設置してあるスキャナーやカメラでデータ送信する方法もあります。

さらにスマートフォンからの申請であれば証明書を撮影した画像データをそのまま送信することで受け付けてもらうことができます。また、各消費者金融がリリースしている専用アプリを活用すればそれらを起動して指示通りに手続きを進めることで簡単に申請を完了させることが可能です。

このようにして申請を済ませると、続いて消費者金融側の審査がスタートします。まずは申請者の職業や年収などをチェックした上で総量規制の原則に沿った年収の3分のⅠに収まる程度の借金かどうかなどの確認が行われ、条件を充たしていると判断されたなら続いて信用機関を通じてのチェックが行われます。

信用機関が持つ情報には過去の借り入れ履歴がすべて記録されていますので、もしも借り入れを行って返済が滞った経歴などが残っていると、新たな借り入れが難しくなってしまいます。その上、返済不能に陥って自己破産などの法的手続きを行ったことがある人だと、借り入れ審査に通るのはほぼ絶望的と言えるでしょう。

信用機関ではもうひとつ、申し込みブラックに関するチェックもあります。これは短期間中に幾つもの消費者金融で借り入れ申請を行い、その多くに審査落ちしてしまった場合に記録が残ってしまうというもの。それだけ切羽詰まった状態で借り入れ先を探しているという解釈へと繋がりますので、返済不能に陥る可能性があるとして審査落ちする可能性が高まります。

さらに信用機関には現在他社からの借り入れがあるかどうか、その金額はいくらくらいかなども確認できますので、申請者の借金総額を明らかにした上で、その経済状況や総量規制との兼ね合いなども鑑みながら審査を行う上での判断材料となります。

次に行われるのが在籍確認です。これは勤務先に直接電話をかけて、申請者が本当にその企業に所属して勤務実態があるのかどうかを確認するための作業となります。しかし、審査担当者は決して消費者金融名や借り入れサービス名を口にすることはありませんので、借金契約のことがバレるなどと心配する必要はないでしょう。

問題なのはここからです。この在籍確認と並行して自宅への確認電話が行われることも多く、この場合は携帯電話などではなく必ず住所との照合がしやすい自宅電話である必要があります。この時に、子供が仕事で外出中の場合などに親が代わりに出てしまうことがあるのです。

基本的には勤務先への在籍確認と同じく、審査担当者が業者名や借り入れサービス名を口にすることはありませんが、親としては不審な電話として判断していろいろと心配することにもなりかねません。そうしたトラブルやいらぬ不安を避けるためにも、もしも不都合な点があるようでしたら事前に消費者金融側の相談窓口に相談してみるとよいでしょう。もしかすると何らかの対応策があり、それによって問題が解決するかもしれません。

また、ATMで借り入れを行うとその都度、利用明細書が発行されて自宅に郵送されるケースがあります。これを受け取った親が子供の借金の事実を知ることを防ぐためには、この利用明細の確認を全てウェブチェックにすると良いでしょう。つまり、公式サイトにあるログイン画面からマイページに入ると、そこに利用明細が表示されますので、こういった画面上で確認することに設定すると、郵送物としてこのような利用明細を受け取る必要がなくなるのです。

こういった設定を行うには様々な方法がありますが、まず最初の申請時に各項目のチェック欄がある中で、こういった利用明細の確認についてどうするかを問う設問がありますので、そこでウェブ確認を選択するとよいでしょう。また、この時にチェックするのを忘れてしまった人は後日、サイトのマイページにログインすると、画面上でも簡単に郵送からウェブチェックへと設定を変更することができます。

それに、電話相談窓口や店舗窓口などでこの件に関して尋ねてみると、ここでも簡単に設定変更に応じてくれるはずです。こうした取り組みを行うことによって親バレしないでカードローンを使いこなすことが可能になることでしょう。