借金なんて昭和の時代は当たり前だったという話を聞いてきて、親だって借金してきたということを聞いてきました。にもかかわらず消費者金融やカードローンは主婦が借り入れするのが難しくなったというのを最近になって聞きました。
今までさんざん主婦でも借金できるようにしていたのに、なぜカードローンになってからというもの、主婦は借入が難しくなったんでしょうか。主婦だけが不利になっているような気がするんですが、一体何が狙いなのですか。教えてください。
主婦の借金はカードローンの総量規制と関係している
難しくなったのは間違いないですが、また今借りようとするならば昔と同じか少し条件がよく借りられるようになっていますから、そこまで悪い状況がずっと続いているわけではないということはわかっておいてください。さて、昔よりも難しくなったというのはこれは総量規制が関係していると言わざるをえないでしょうね。主婦が借金しづらくなっているのはこれが原因だと言えます。
(⇒主婦におすすめのカードローン情報)
もともと主婦が借金しづらくなるなんて言うのを悪いことだというように考えていなかった人たちが、この仕組みを作ったといえるでしょう。この仕組み、つまり総量規制はきっといい風に転がると思って作られたものなのです。しかし結果は御存知の通り、主婦が借金をしづらくなってしまうだけのものでした。パート・アルバイトなども借金しづらくなりました。
結果的にその人達はヤミ金を使ったり、爪に火を灯すような生活をすることになったと言われています。そういう生活を抜け出すきっかけになったのが銀行系カードローンでしょう。これが総量規制の対象外ということで、銀行系カードローンを使って主婦の人たちは借り入れをするようになったというわけです。しかも金利も昔より低めに設定されているので借りやすくなっています。
更にネット環境が普及していることやATMが普及していることなどもあり、結果的に借入をすることができるところは増えているし、どこでもいろんな時間に借入をすることができるようになりました。かなり借入も便利になったといえるでしょう。昔は確かに借り入れは出来ましたが、金利も高いし借りられる場所も限られていましたから、今の方がマシと言えます。
その代わりそれは総量規制の関係している消費者金融のおかげではなく、総量規制の関係がない銀行系カードローンがあるからこそ、主婦は借金をしやすくなったということなのですけれどもね。今の消費者金融の仕組みはこのまま続けないほうがいいんじゃないかと多くの人が思っていると思いますよ。
【参考ページはこちら】
金融機関によって専業主婦カードローンに違いはある?
なぜ主婦は借金する時カードローンを利用するのか?
最近はカードローンの利用に関して男女差はほとんどなくなってきています。これまでは8割以上が男性であった時代もありましたが、近年ほぼ五分五分に近づきつつあるといわれています。その背景にはローン自体にあまりマイナスイメージが無くなったことが上げられます。面白くておしゃれな、よく知られたタレント起用のCMのおかげもあって、カードローンはクレジットカードのように気軽に利用してもよいのだという印象に変わってきているからです。
そうなりますと、これまでは敬遠してきた女性利用者が開拓できることになります。一般のOLだけでなく、主婦層も消費者金融や銀行などのローンを身近なものとしてとらえ始めるからです。特に最近では、正社員でなくてもパートやアルバイトでも審査に通るようになりましたし、カード自体も店舗に行って作るようなことはしなくてすむようになりましたので、人目が気になるという壁が取り払われてしまいました。
人目を気にしなくてすめば、これまでそれがネックになっていた層、特に主婦層にはこれほどありがたいことはありません。知り合いの奥さんなどに知られることなく簡単に借金の申し込みができるからです。妻は基本的に家計を預かりやりくりを行っています。しかしどの家庭もやりくりに十分なお金で家計管理できているわけではありません。景気が上向きといわれていてもまだまだ苦しい家庭も多いですので、生活費が足りなくなることも少なくないのです。
その穴埋めは自分のパート代などで補っていくことが多いですが、子供が成長すれば手はかからなくなりますが、今度はお金がかかるようになり、塾代や大学費用などの教育費などが追いつかなくなってきます。さらに、両親や義両親も年を取ってきますので、介護などでお金がいくらあって追いつかない状態にもなります。特に最近カードローン利用が増えている40代から50代というのはちょうどこの年代に当てはまってきます。若い世代とはまた違った理由でカードを利用しているのです。
夫に相談して何とか工面するということもできますが、できれば内緒でやりくりを続けたいと考える人も多いです。ですが、結局借りることができる先は限られることになり、カードという選択肢がいちばん気軽であるということになるのです。親に借りる人もいますが、今後親の老後のことを考えますと、親のお金を利用するのは、親の老後をみなければならない立場であれば、まわりまわって結局は自分にお金の苦労が降りかかってくることになりますので、できるだけ避けたいと考える人も多いです。
実際に消費者金融などでは女性に積極的に貸すようになっており、レディースローンなど各金融会社が盛んに宣伝しています。女性専用であればいっそう借りやすいですし、電話対応も女性だけですので、何かわからないことも気軽に相談できるような雰囲気になっています。
パートやアルバイトをしている主婦でしたら、消費者金融などで比較的簡単に審査に通ります。他でいくつも借金をしているとか延滞したことがあるなどのブラックでなければ、スムーズに借りることができます。ですが意外にすんなり審査に通ったからといって消費者金融の借金を甘く見てはいけません。必ず期日までに返済します。さらに借りる金額も必ず必要な分だけにとどめ、間違っても多めに借りておこうなどと思わないことが大切です。
返済は基本的に遅延も1度くらいでしたら、記録はされても大きなマイナスにはなりませんが、3度になりますとしっかり個人信用情報機関に異動と記録されますので、しばらくはその情報が消えません。金融機関はこの個人信用情報機関の履歴を見て融資などを判断しますので、今後のカードなどの利用のためにも、ここはできるだけきれいな状態にしておくことが重要です。消費者金融や銀行などの返済は、当然女性だからといって甘くなることはありませんので、この点だけしっかり押さえておきましょう。
パートやアルバイトでしたら比較的審査に通りやすいローンですが、専業ですと少し違ってきます。総量規制に関係もあって、年収の3分の1以上は借りることができなくなりました。そうなりますと収入のない専業ではローンは利用できないことになります。ですがこれは消費者金融に当てはまることで、銀行では総量規制は関係なくなります。ですので専業である場合でローンをしたいのであれば、銀行のローンを利用すればよいことになります。
銀行はどうしても敷居が高く、さらに審査も厳しそうで申し込むのをためらってしまう人も多いですが、中には比較的審査に通りやすいローンもあります。それはイオンや楽天のようなカードです。この両者は専業枠を設けていますので、積極的に融資をすすめています。ともにショッピングなどで非常に身近な存在ですので、銀行といえども申し込みしやすい雰囲気があります。さらにネットから申し込みができますので、作ったことを夫など家族にも知られることはありません。
専業の場合にはパートやアルバイトよりも借り入れ金額の限度額が低くなることがあります。もし借りることができても10万円前後のところも多いですが、このイオンや楽天ですと50万円まで限度額がありますので、非常に便利に利用できます。
ちょっとした生活費の不足分1万円や2万円から、塾代などまとまったお金も臨機応変に借りることができるからです。借りたい金額よりも借りられる限度額が少なければ、またさらに他の借り入れ先を探さなくてはなりません。再度どこかに申し込みをし審査を受けるのは非常に面倒でもありますので、一か所でまとまって借りることができるのは便利なのです。
さらに、初めから限度額いっぱいまで借りることができなくても、限度額は増額することができます。消費者金融などでも、少なくとも半年間しっかり継続的に借り入れをして、返済期日を守って返済していきますと、限度額を増額することができるのです。金融機関から電話などで打診がある場合もありますし、かってに増額してくれる場合もありますが、こちらから申請することもできますので、そのあたりは状況を見極めて判断していきましょう。
家計を預かる者とって最も困る急な出費のひとつに、冠婚葬祭があります。たしかに結婚式でしたらは前々から決まっていますので、まだ準備しやすいですが親族でしたらご祝儀も金額が上がります。ですので、いくら前もってわかっていても用意が大変なことも多いのです。さらに特に困るのがお葬式で、これはさすがに事前にわかっているということは少ないですし、突然にそれも明日必要ということも少なくないです。
そのような場合には、消費者金融などの即日融資が便利になります。当日の午前中までに申し込んで審査に通れば、その日のうちに借りることができます。前日にネットなどから申し込めばさらに確実でしょう。今どきの賢い主婦はサラリとネットでカードローンの枠を作っておき、いざという時に備えています。
すぐに借りることができる当てがあるのは、毎日の生活に精神的にゆとりができます。何かあった時にあわてる必要がなくなるからです。さらに夫などにお金が用意できないなどと言わなければならない気まずさも経験しなくて済みます。ですので主婦層の多くが借金をするときにはカードローンを利用するのです。
最近では職場への電話による在籍確認を他の方法で行ってくれる金融機関もありますので、どうしても嫌な人は相談してみることもできます。さらに銀行ではキャッシュカードと一体型になっているタイプもありますので、何枚もカードを持つ必要もなく、見た目にも借りているとはわかりにくくなります。このようにさまざまに利用者の要望に応えて便利になっていますので、自分に合った金融機関を調べて、1枚作っておくのもひとつの生活防衛の方法になります。