カードローンのCMや広告を目にしない日はないのではというほど、銀行や消費者金融の宣伝はいろいろなところで見かけることができるでしょう。また、老舗の銀行や消費者金融だけでなくIT系と呼ばれる新しい銀行も続々と誕生しており、元々知名度が高いところやそうでないところでも、お得な手数料を設定したり独自のサービスを打ち出すなど魅力的な会社も多く存在しています。

一般的なイメージとして、お金を借りる時は銀行は厳しくて消費者金融は審査が甘いカードローンというようなものがあるのではないでしょうか。しかしそれは一昔前の話であり、現代では銀行や消費者金融といったことはあまり関係が無くなってきているとも言えます。

それは、やはり新しく出来たIT系の銀行の台頭といったこともイメージが変わることに繋がっているのではないでしょうか。これまでお堅いイメージのあった銀行でも若者に親しみのある有名タレントを広告に起用したり、テンポの良いカジュアルなCMを流すことで銀行でも気軽に利用できるという意識を持つようになった方もいるのではないでしょうか。

また、インターネットの普及もこのような流れを加速させる一因となっているでしょう。最近の銀行や消費者金融のカードローンはほとんどがインターネットから申し込みができるようになっていることからも分かるのではないでしょうか。

お金を借りたいとなった時、店頭に行って申し込みをするという方法だけだったのが、無人契約機の登場により誰にも会わずに申し込みから契約まで出来るようになりました。この無人契約機も革新的なものでしたが、インターネットの普及によりさらにカードローンが多くの方にとって身近なものになったのではないでしょうか。

インターネットを使ってホームページに書かれている内容をよく読み、疑問点などもすぐに解決できる上に、いくら借りたらどのような返済計画になるかということまでシミュレーション出来ることも珍しいことではありません。納得した上で安心して申し込みをすることが出来るのです。

そして申し込みをすると審査がありますが、この審査も以前はある程度の日数を要していました。これもまたインターネットによりすぐに済むようになったのです。そのため、人によってはその日のうちに審査が済んで本契約の案内が来るということも当たり前の時代になっているのです。本契約においてもインターネット経由で行うことができます。

契約書やカードの受け取りは郵送で届けてもらうことができるため、一度も店頭に行くことなく利用することも可能となっているのです。また、契約書とカードの受け取りは無人契約機で行うということもできるため、それぞれの都合の良い方法を選べると考えると良いでしょう。このように、カードローンの申し込みは時代とともに大きな進化を遂げてきているのです。

しかし、申し込みから契約までスピーディに行えるようになったからといって、簡素化されているというわけではありません。お金を借りる時の審査はどんな人でも多少の緊張はするでしょう。本人確認、職場への在籍確認、過去から現在までの借入状況などを調べるのですが、これらに一見問題が無い方であっても通らないこともあるのが融資の審査です。

そして、落ちたとしてもその理由は明かされることがないのはどの会社でも同じことです。そのため、通るかどうかは申し込んでみないことには誰にも分からないということになるのです。公務員や会社員で安定した収入があり、これまで返済に遅れたことがなく現在はどこからも借り入れていないというような方であれば、どこに申し込んでもさほど心配する事はないでしょう。

もし仮に審査に落ちてしまったとしても、心当たりも無い場合は気を取り直して次に進んだ方が早いとも言えるでしょう。しかし、自分の状況に不安がある場合はそういうわけにはいかないのではないでしょうか。例えば、パートの方のように非正規雇用と呼ばれる働き方をしている方にとっては、できるかぎり審査が甘いカードローンを探して申し込みたいという方も少なくないでしょう。

以前は正社員として働くことが当然のような時代もありましたが、最近はそうではありません。大手の企業でもたくさんの方が非正規雇用で働いていて、ほとんどは月給や時給でフルタイムということもあり、正社員でなくても安定した収入を得ている方はたくさんいるのです。

収入があるかどうか分からないような働き方でなく、毎月安定して収入がある場合はカードローンに申し込むこともできるのです。消費者金融の場合は年収の三分の一までが借り入れ限度額の上限となりますので、たくさん借りられるというわけではありません。また、上限いっぱいの限度額で審査に通るというわけでもなく、最初は低めの金額で契約となることもあるでしょう。

多くのカードローンでは、最初の契約では上限いっぱいの額がつくことは無いと考えておいて良いでしょう。利用しているうちに、増額の案内が来るなどして利用出来る額が増えていく方が一般的なのです。利用して遅延することなく返済をしていることで信用度が増すということなのです。

パートの方がカードローンに申し込みたい場合は、まず申し込みの条件として表記している文言を読んでみましょう。そこにアルバイトやパートは利用出来ないと書いてあれば申し込み自体を断られることになるので、審査に落ちるということもないでしょう。
（⇒アルバイトのカードローン、勤務先確認はどうなる？）

しかし、ほとんどの場合は安定した収入があれば良いというようになっているため、申し込めるところはすぐに見つかるのではないでしょうか。申し込む時にはいくつか必要な書類があります。これは会社によっても若干の違いがありますが、基本的には、本人を確認出来る書類や収入を確認できる書類はどこでも提出が必要と考えておいて良いでしょう。

本人確認のための書類は免許証や保険証などで、収入については源泉徴収票や給与明細などがあてはまります。これについても具体的なことはホームページに書かれているところが多いので調べてみると良いでしょう。

審査が甘いカードローンを知りたい場合は、インターネットを使っていろいろな情報を収集してみると良いでしょう。各消費者金融や銀行が審査内容について明かすということはまずありませんので、こういった条件であれば通るとか通らないといったことは言い切ることは誰にもできません。

しかし、こんな状態でも通ったというような体験談などは参考にできるのではないでしょうか。もちろん、ある人は通ったとしても同じ条件を持っている他の人も通るというわけではありません。

それは、過去の借入など自分では忘れてしまっていることなどもありますし、現在の収入や働き方なども同じではないためそれぞれ総合的に判断されているということになるでしょう。しかし、ある程度は参考にすることができますし申し込みが不安な方にとっては安心材料ともなるのではないでしょうか。

主婦でパートをされている方もたくさんいるでしょう。家計を管理しながら時間を見つけて仕事をされているような場合、いつでも使えるカードローンを一枚もっているといざという時のためにも安心です。家族のための出費や、冠婚葬祭など急にまとまってお金が必要になることもあるでしょう。そんな時にお金が無いからという理由で断ることができないケースもあります。

また、すぐに貸してもらえるような人が近くにいないこともありますし、親族や友達にお金を借りることは余計な気遣いを生み出してしまうことにもなります。カードローンであれば誰に気兼ねをすることもなくATMさえあれば簡単に利用できるため、急な入り用にも臨機応変に対応することができるのです。家計管理されている方にとっては安心できる心の友といった存在にもなるでしょう。賢く活用してピンチを上手に乗り切りましょう。