つい最近見た絶対通ると言われてウワサをされていたカードローンを見ました。見たところ普通の消費者金融系のカードローンだったんですけれども、本当にこれが絶対通ると言われているのか?本当なのか?とすごく疑わしく思うようになりました。
今のところあまり借りた人の体験談などもないんですけれども、どこかに借りた人の体験談などはないでしょうか?絶対通るカードローンといえばこれ、というようなものがあれば教えてもらえませんか?
カードローンに絶対通るはないが、通りやすいものはある
絶対通るカードローンのウワサというのはよく盛り上がりますよね。これなら絶対通るっていう提案を誰かがして、それに対してみんなが文句を言うというパターンです。私もその中に参加したりしますが、面白いですよね。でも結果的に行ってしまえばカードローンの中には絶対通るというようなものはないようです。今まで幾つかそういう業者を試してきましたが、ダメなものも多かったのです。
そもそも私はそこまで借り入れをするときに適している立場ではありません。アルバイトで働いていた時も結構長くて、今はやっと正社員で働けていますが、収入がかつかつだった時代もありました。ですので、そういう時には絶対通ると言うカードローンの情報はありがたいなぁと思いながら聞いていたんですけれども、やっぱり通らない時にはどうやって通らないみたいですね。
カードローンの情報については聞いたものを片っ端から試していきました。「あれなら通る」とか「これは絶対通るからオススメだ」と言われていたものを大手から中小の聞いたことがないような業者まで、10社以上申し込みをしてきたと思います。10社申し込みをするときもちゃんとブラックにならないように気をつけていましたが、やっぱり通らないものもありましたね。
おそらくアルバイトだったからという理由が一番大きいのだと思いますが、収入が少なくて安定していないということから借入がなかなか難しいと言われたこともありました。もちろん借りられたところもありましたが、10万円くらいの少額融資だったのは結構ショックでしたね。ちなみにここはブラックでも借りられると言われているところでした。悪いところではありませんでしたよ。
絶対通るカードローンと言われているところがどこかはわからないですが、おそらく絶対通ると言われているところでも通らない所も多いと思います。その人がどういうことをしているか、何で働いているかによっても大きく変わるのです。そういった情報をあまり追いすぎないようにした方がいいのではないでしょうか。
【参考ページはこちら】
バイト始めたばかりでもカードローン使える?
絶対通るカードローンを探している人のための知識
審査に落ちてカードローンを利用できないという人にとっては、絶対通るものがあるとうれしい限りです。では、本当にこのようなものはあるのでしょうか。結論的に言うと、絶対というものはありません。誰でも借りることができるというものがあると、理論的には経営が続かなくなるでしょう。
その理由を考えるのはさほど難しいことではありません。そもそも審査が何のために行われているのでしょうか。これは非常に簡単なことで、返済できる人なのかどうかを判断するためです。返済できない人に対して融資を行うと、もちろんですが損失を発生させてしまいます。たとえば、すべての貸し付けが返済されなければ、どうやっても利益を得ることはできないでしょう。
審査はそれぞれの金融機関によって違っていて、一般的な傾向としては融資条件の良いものの方が審査は厳しいです。金利が低く、借入限度額が大きいものは審査が厳しいという傾向があります。審査の甘いものは融資条件が悪いものが多いです。たとえば、高金利なものが多いのはこの傾向の一環だと言えるでしょう。
(⇒審査の甘いカードローンだとブラック登録される?)
信用力が高くて審査が厳しくても通る人ならどのようなサービスを利用するでしょうか。これは言うまでもなく融資条件の良い方でしょう。高金利なサービスと低金利なサービスとがあるのなら、誰もが低金利なサービスを利用したいと考えるはずです。利息を支払いたいという人は、何か特別な事業がない限りは考えにくいでしょう。このようなことを考えれば、絶対通るカードローンがあったとすると、それは融資の条件は悪くて、信用力の低い人が申し込むようになるはずです。
ほかのどこからも借りることができないくらい信用力の低い人ばかりに融資を行うと、最悪の場合には融資した資金を1円も回収できなくなって、経営が成り立たなくなってしまうでしょう。違法な取立てを行うようなヤミ金であれば何とかなるかも知れませんが、合法的な経営を行っていれば厳しい取立てものできませんから、経営を続けていくのは難しいと考えられます。ですから、絶対に通るというものはないと考えておいた方が良いです。
しかし、絶対ではなくてもほとんど絶対通るというものはあります。信用力の低い人ならこのようなカードローンを知りたいという人も多いのではないでしょうか。実は見極め方は簡単で、金利を見れば良いわけです。前述したこと少しまとめてみると、審査が甘い方が融資の条件は悪いということになります。
審査が甘い方が融資の条件が悪いのですから、融資の条件が悪いものを見つければ審査の甘いものを見つけられるでしょう。融資の条件の中で最もわかりやすいのが金利です。金利は数字で表されていますから比較が容易なのです。つまり、金利が最も高いものは、審査が最も甘いものだと言うことになります。
ここだけを考えれば、いろいろな金融業者を比較して、最も金利の高いものを選べばよいと考えるかも知れません。確かにその方法も良いのですが、金利には上限があることを知っておけばさらに探しやすくなるでしょう。金利の上限を定めた法律として利息制限法があり、金融業者は利息制限法を守って融資を行わなければなりません。
その上限を具体的に記載すると、すべて年率なのですが、10万円未満の融資なら20%、10万円以上100万円未満であれば18%、100万円以上は15%となっています。これが上限ですから、たとえば100万円以上の融資を受けたいと思ったときには、その上限は15%になると考えておけば良いのです。すべての金融業者を比較しなくても、15%のものを選べば最も金利が高いのです。
実際には、「金利15%」と表示されていないこともありますから注意が必要です。たとえば、「7%から15%」と書かれていることもあります。このように幅を持たせて表示することが多いですが、この場合でも15%で融資を行う可能性があると言うことですから、15%であるとのと同じように考えれば良いです。
このようにして審査に通りやすいカードローンを探すことはできますが、絶対に通るというものはないと考えておいた方が良いです。金融業者は、もちろんですが融資した資金が返済されなければ大きな損失を発生させてしまいますから、できるだけ返済ができるように審査を行います。審査の基準はそれぞれで異なるのですが、多くの場合に共通しているのが金融事故に関する審査です。
金融事故とは、滞納を行ったり債務整理を行ったりした情報をさします。滞納した場合には、その情報が金融事故情報として金融業者間で共有されます。この共有の仕組みについては、信用情報機関が中心的な役割を担っていると言えるでしょう。
信用情報機関は金融業者とは独立した会社なのですが、金融業者からの情報を管理していて、そして金融業者の間での情報共有に役立っているのです。たとえば、ある消費者金融から借入をした場合を考えてみましょう。申し込みをして契約をしたという情報は、信用情報機関に伝達され、そこで管理されます。こうなると、ほかの金融業者はそのことを知ることができます。
もしも延滞が長く続くと、たいていの金融業者はその情報を金融情報として信用情報機関に登録します。この状態をブラックと呼ぶことが多いです。ほかの金融業者に申し込みをしたとしても、その金融業者は信用情報機関を通じて金融事故の情報を知ることができますから、たいていはその時点で審査に落とされます。このような仕組みがあるために、ブラックリストが存在しているように思う人が多く、そのためにブラックと呼ばれることが多いのです。
普通の人が普通に考えれば、約束通りに返済しなかった履歴がある人に対して、お金を貸そうと思うでしょうか。中には変わった人がいるかも知れませんし特殊な事情があるかも知れませんから何とも言えませんが、おそらく答えはノーです。約束通りに返済できなかった履歴があれば、金融業者も融資を行おうとはしないのが現状です。ですから、ブラックになると、たいていの金融業者から借りることはできないと考えておいた方が良いわけです。
まともな金融業者ならこのように考えるでしょうから、信用情報機関を利用するのが普通です。もしも信用情報機関を利用しない金融業者があれば、かなり審査は甘くなるはずです。金融業者が信用情報機関を利用しているのかどうかについては、ウェブサイト上に記載されていることが多いです。たいていはウェブサイトに何らかの信用情報機関が記載されています。もしも記載されていないものがあれば、利用していない可能性はあります。
ただ、銀行などの場合には直接銀行のウェブサイトを確認しても分からない場合がありますから注意が必要です。銀行などの金融機関は、自社で審査を行わずに、保証会社に審査を行わせることが多いです。この場合、保証会社がどの信用情報機関を利用しているのかを知ることが必要となりますから、保証会社のウェブサイトを確認するのが良いです。銀行が使っている保証会社は、たいていは信用情報機関を利用していますから、審査はそれほど甘くはないと考えておいた方が良いです。
全体的な傾向としては、銀行は審査が厳しいと考えておいた方が良いです。銀行以外でお金を借りられるところと言うと、やはり消費者金融は最も優れたものだと言えるでしょう。それ以外にはクレジットカード会社からもお金を借りることができます。この中でも、通りやすいのは消費者金融です。
消費者金融にもいろいろなものがありますが、その中でも審査に通りやすいのは規模の小さいものです。全国で店舗展開をしているものではなく、特定の地域だけで営業をしているような小さい消費者金融の方が審査は甘い傾向がありますから、審査に絶対通りたいという人ならこのような消費者金融を選んだ方が、目的を達成しやすくなるでしょう。