カードローンを2枚3枚作るっていうのは珍しいことではないと思うんですが、そういう人はたくさんカードローンを持っているよりもまとめてしまったほうがいいのでしょうか。まとめるのが良いのかそれともばらばらで持っていても問題はないのか、この辺りが曖昧な感じがします。
多分まとめている人よりも2枚3枚持っている人のほうが多いと思いますし、そういう人にはそれなりにメリットがあるから複数持っているのだと思います。複数のカードローンをまとめるのが良いのか、それならなぜいいのかなどがわかればいいのですが。
カードローンを複数持つよりまとめたほうがいい理由
おそらく質問者の言うことは正しいでしょう、複数持っている人のほうが圧倒的に多いと思います。カードローンを最初に使うときに複数持つという人は少ないかと思いますが、使っていくごとに出来るだけ何枚かもって置いたほうがいいなと思うのではないでしょうか。そのためのメリットはたしかに有りますが、今は金銭的には一枚にまとめるのが良いでしょうね。
まず複数持つメリットについてですが、複数枚持っていることによって、カードローンを使えないということがほぼなくなります。ATMによっては対応していないカードローンもあるわけで、そういうカードローンしか持っていない時にはいざというときに使えなかったりします。しかし複数持っていればどれか一つは使える可能性が高いので、いざというときに助かるというわけです。
しかし金銭面で見れば圧倒的にまとめたほうがいい結果が出ます。特に金利についてはまとめていたほうがいいでしょう。それは借入金額が大きくなるからです。借入金額が大きくなると、その分借入金利が下がるというのはよく知られています。一つにまとめてしまうことで、借入金額が大きくなり、金利が下がるというわけです。大体のまとめローンを使ったら金利が下がるでしょう。
もちろん必ず対応しているATMを使えるかという問題もありますが、最近は銀行ATMからコンビニのATM、そして信用金庫まで連携して使えるようになっている所がほとんどえです。となると、使えないところがほとんどなくなっています。特に大手の銀行系、もしくは消費者金融系のカードローンであれば一枚あるだけでほとんどのATMが対応している、というところも少なくないのです。
大手のカードローン1枚にまとめてしまうという方法を使えば、十分複数枚を持たなくても使いやすい世の中になっているんじゃないでしょうか。
【参考ページはこちら】
銀行系カードローンの枚数制限はある?
複数のカードローンはまとめるのが良いのか
お金を使うときはそれぞれの収入にあった範囲内で利用していきたいですが、ときにはどうしても資金が不足してしまう場合もあります。それゆえに足りない資金をローンを組むなどで対応している人は少なくありません。
お金を借りる方法は目的別のローン、不動産担保ローンなど様々な方法があり、それぞれの用途に合わせて最適な方法が選ばれることとなります。比較的少ない金額を必要としているばあいはカードローンが選ばれることも多くなっています。
そしてこうしたサービスは消費者金融は対応が早いことでも知られていますし、銀行は信頼性が高いこともあり、こちらもまた多く選ばれているサービスです。
融資を受けるとなると、それなりに手続きには手間がかかるイメージもありますが、カードローンは数ある融資の中でも特に手軽に手続きが行えます。来店の手間もなく自宅からも手続きが進められ、担保や保証人を用意する必要もありません。
融資限度額については消費者金融の場合はその人の年収の3分の1の金額まで借りることができますし、総量規制のない銀行のカードローンの場合は、それ以上の融資も受けることができます。
ローン用のカードは一枚作っておくと、その限度額の範囲内なら何度でも出し入れをすることができますので、緊急の出費にもすぐに対応できるようになります。さらにATM手数料も無料のことも多く、時間外や土日に利用する場合はキャッシュカードよりもお得になる場合もあります。
さらにその用途も自由ですので、生活費にプラスすることもできますし、レジャーなどの資金が不足している場合にも便利です。冠婚葬祭の資金にも利用できるなど、目的別のローンとは違い、色々な用途で使えるのはかなり便利と言えます。
お金を借りる場合も返済する場合も来店の手間もなく、インターネットやATMで簡単に手続きができるなど利便性が優れたサービスであることもあり、多くの人に利用されています。通常のキャッシュカードのような感覚で利用することができるのも選ばれている理由としてあげられます。
そしてカードローンは一ヶ所だけで利用することもできますが、審査で返済能力があると認められると別の業者でもカードを作成することができます。
ローンを利用するには、まずは審査を受けることとなりますが、一ヶ所で多くの金額を借りるよりも小額ずつのほうが審査に通りやすい傾向があることもあり、一ヶ所だけではなく複数社からローンを利用している人も少なくありません。
複数の業者から借りている場合もその返済が順調に行なわれていれば問題はないと言えますが、やはり多くの業者から借りていると利息の負担は大きくなってきます。
ローンを利用する場合は、金利は必ずチェックしておきたいところです。お金を借りる場合は、利息をつけて返済することが一般的ですが、金利の負担が少なければそれだけ返済は楽と言えます。それゆえに借りる際には金利はよく比較しておくことが大切です。
そして、最近はかなり低金利で提供しているサービスもありますが、こうした低金利の借り入れはある程度まとまった金額を借りるときに適用され、小額の利用の場合はどうしても金利の負担は大きくなる傾向にあります。
それゆえに、小額を高金利で借りる借り入れをいくつもしているとなると、それだけ毎月多くの利息を払っていきますので、しっかり返済しているつもりでもなかなか元金が減らないということにもつながります。
さらに返済をする場合も一ヶ所だけからなら、毎月同じ期日に支払っていきますので、返済を忘れるなどのミスも防ぎやすくなりますが、複数社から借りている場合は、期日もそれぞれ違いがありますので、返済をうっかり忘れる、期日に遅れるなどのミスも生じやすくなってしまいます。
返済を忘れてしまった場合は、遅延損害金も発生し、さらに余計なお金を払っていくこととなりますので、返済忘れのないようにしっかり管理していくことが大切です。
何箇所からもお金を借りていると返済や管理はそれだけ難しくなりますが、より返済や管理を楽にする方法もあります。
その方法としては、借金をひとつにまとめる、いわゆるおまとめローンがあげられます。
借金はまとめるのが良いのかということとなりますが、まずまとめることのメリットとしては、一ヶ所のみの返済となりますので、管理がかなり楽になることがあげられます。
さらに、金利についてもまとまった金額のほうが低金利となりますので、より早く元金を減らせるというメリットもあります。
返済はより楽になりますが、元金が減っているのではありませんので、油断せずにきちんと返済を続けていくことが大切です。
借金をまとめることは、管理がしやすくなる、毎月の返済が楽になる、返済計画が立てやすくなりますし、さらに多重債務の状態から抜け出せることもあり、精神面で楽になるというメリットがあります。
とはいえ、やはりおまとめローンでは気をつけなくてはいけないこともありますので、借金をまとめることを検討している場合は、本当にまとめるのが良いのか、もう一度よく確認しておきましょう。
まず、借金をまとめる場合、借り換える場合もやはり審査はあります。金利がやすくなるのはおまとめローンの最大のメリットと言えますが、それだけ審査も丁寧に行なわれます。特に銀行系は厳しいということを理解しておきましょう。
過去に延滞があったり、債務整理を行なった経験のある場合は審査はさらにハードルが上がることとなります。
そして、元金については減っていないこと、低金利のローンであってもそれを長期に利用していくとなるとトータルではかえって利息の負担は増えてしまう場合もあります。
借金をまとめる場合は、毎月の返済を楽にすることはもちろんですが、トータルでの支払い額を減らすことも大切です。
ただ金利が安くなるからとすぐに飛びついてしまわずにトータルでの返済額はどうなるのかもよく調べておきましょう。
おまとめローンを利用する場合も、来店の手間がなくインターネットで手続きができることも多くなっています。この場合はそれぞれの銀行や消費者金融のサイトでは返済シミュレーションが用意されていますので、まずはこちらを活用してみましょう。
ローンをまとめる理由としてあげられるのが、まずは毎月の返済を楽にしたいということがあげられます。借金をまとめることができ、毎月の返済額を支払いやすい金額に設定することができます。
ところが、このときにあまりに返済額を低くしてしまうと、毎月の負担は減らせるものの、その分完済まで時間がかかりますので、下手をするとおまとめ前よりも多くの金額が必要となることもあります。
シミュレーションを活用すれば毎月の返済額や総返済額がチェックできますので、返済計画をきちんと立てていくことができます。
できるだけ早く完済できる、総返済額が安くなる返済を目指していきましょう。
そのほかではおまとめ前にしておきたいチェックとしては過払い金の問題があります。
最近借りたという場合は過払い金が発生する心配はありませんが、長く返済を続けている人の場合は過払い金が発生している場合もあります。
おまとめ後も、以前借りていた業者への過払い金請求は行うことができますが、過払いがある場合は、事前に過払い.金請求をしたほうが返済が楽になることもあります。長く返済を続けている人はまずは取引履歴を確認してみましょう。
さらに過払い金を取り戻してもまだ返済が厳しい場合は、借金をまとめるよりも債務整理を選んだほうが良い場合もあります。
利息の負担が減ってもまだ厳しいというばあいはこうした解決も検討してみましょう。
カードローンをひとつにまとめることはメリットの場合もありますが、かえって返済額が多くなってしまうようでは一本化した意味がなくなってしまいます。
まずはじっくりと考えて、借金を楽に返せる方法を見つけていきましょう。