銀行系のカードローンを利用しています。今度増枠をしようと考えているのですが審査は厳しいでしょうか。ちなみに、過去においてもサラ金などの消費者金融からは借りたことが一度もありません。また返済に滞りはありません。ご回答をお願いします。
お客様の状況次第です
銀行系のカードローンの増枠において一般的に審査が厳しい原因が2つあります。
(1)過去において返済の滞りがあった。
(2)消費者金融系のいわゆる「貸金業者」からの借り入れがある。
以下にその理由を説明します。
(1)についてですが、これは「借りたものは期日までに返す」という当たり前のルールを守れていない人には増枠できない、という単純なルールです。増枠前であっても返済に滞りがあるならば、増枠後はもっと返済の滞りが出る可能性があります。1回でも返済に滞りがある場合でも審査が厳しくなると一般的に言われています。銀行系は総量規制(貸金業法で2010年施行)の対象にはなりません。
ちなみに総量規制とは、年収の3分の1以上は借りることができないというルールです。この総量規制は貸金業者が対象であり、銀行系は対象ではありません。しかし、総量規制があろうとなかろうと期日までにきちんと返済しないと、信用問題にかかわりますので、ご自身が増枠しようとしている銀行カードローンにおいて問題はないかどうか確認をお願いします。心配ならば、窓口で相談をしてください。
(2)についてですが、銀行は一般的に消費者金融などの「貸金業者」からの借り入れを嫌がる傾向があるようです。理由は様々でしょうが、貸金業者からも借りて銀行からも借りるのであるならば、増枠よりも「借り換え」などを利用した方が良いかもしれません。場合によっては金利が下がる可能性もありますので。
ただ、近年はプロミスが三井住友銀行の傘下に、アコムが三菱東京UFJの傘下に入るなど、かつての消費者金融が銀行系のグループ企業になっている場合もありますので、個人への貸付も増えているのが現状です。一度窓口でご相談なされた方がよいでしょう。
これまで述べてきたこととは異なりますが、不動産購入やマイカー購入、高額医療など緊急性の高いものについては審査が通りやすいと言われています。増枠も何に使うか、お客様の状況次第となります。増枠をしても「借りたものはきちんと返す」というルールを守ることが増枠成功の第一条件であることは間違いありません。”
【参考ページはこちら】
カードローンの増額失敗することはある?
銀行カードローン増額と審査のことをしっかりと知っておくこと
銀行のカードローンを利用するときには、審査を申し込む必要があります。
この審査を通過できなければキャッシングをすることはできないのです。なので、まずはその申し込みをきちんとすることが大切です。その方法やスピードはその金融業者によって違いますが、使用するものは同じです。
まず、その金融業者は信用情報というものを調べます。
信用情報には、その人の過去のキャッシング歴や延滞の有無、そして自己破産などをしていないか、ということが記載されています。また、クレジットカードの使用履歴などもわかるといいます。
信用情報を扱っているのが信用情報機関、CICです。
スマートフォンを分割払いで購入したり、クレジットカードを申し込んで利用した、などの行動を起こしたときから信用情報が刻まれていきます。
CICというのは、割賦販売法、および貸金業法に基づく指定信用情報機関の指定を受けている唯一の指定信用情報機関というところです。銀行のカードローンやキャッシングの情報、そしてクレジットカードの利用など、金融関係の履歴はすべて記録されているといってもいいということです。
主要な個人信用情報機関は現在では3社あるといわれていますが、CICがよく知られている会社だといえます。
どういった内容が記載されているのか、というと、各機関により同じ事を指しているものでも少し言い方が違っていたり、掲載自体がなかったりするといいます。
たとえば、本人に関する情報では、氏名や生年月日、性別、郵便番号と住所 、そして電話番号、勤務先、勤務先の電話番号などです。また、申し込みをした時の内容に関する情報は必ず記載されています。それから、支払いに関する情報もしっかりと記載はされているのです。
クレジットカードや消費者金融を利用するときには、必ず信用情報機関に照会したり登録する、といったことが書かれています。
なので、どんな金融記録も記載されていると考えておいていいということです。
自分が忘れているようなことでも色々と書かれている場合もあります。
金融機関には、銀行系のほかにも、消費者金融系と信販系があります。
銀行系と同じくらい人気のある金融機関が消費者金融系です。この二つは似ているところもありますが、ほぼ正反対のものでもあります。なので、じっくりとその違いを考えてから利用することが大切です。
たとえば、金利の違いです。銀行系は金利が低めの設定で消費者金融系は高めの設定になっているのです。
金利は高いと返済するときの金額も高くなってしまいます。なので、低い設定になっている銀行系のキャッシングはとても人気がある融資なのです。
ですが、審査の厳しさでいうと、消費者金融系のほうが甘いといわれています。なので、若者などは消費者金融系のキャッシングをするという人もいます。銀行系のカードローンは審査が厳しいとよく言われています。ですが、厳しいということや甘いということは、その人の感覚によって差があるので、一概にそうであるとはいいにくいことでもあります。
(⇒絶対審査に通れるとうわさのカードローンを検証)
金利は低いほうが返済するときにはいい、という風に考えがちですが、その考え方は少し変えたほうがいいかもしれないです。
たとえば、金利が低くても長期間返済することになったら、結局すべて返済し終わったときには、高い金利の返済料金の合計よりも低い金利の合計の返済料金のほうが大きな金額になっていることもあるのです。
なので、カードローンの利用や申し込みをするときには必ずはじめに金利の計算をしておくことが大切だといわれています。
また、信販系の金利はこのふたつの間くらいだということです。クレジットカードの枠を利用したキャッシング方法が信販系です。なので、クレジットカードを持っていない人は利用することがない方法かもしれないです。
金利には貸付業法で上限金利が設けられていますが、借り入れもこの貸付業法で決められた幅があるといいます。
それを総量規制というのですが、これは国が定めた貸し出しをしてもいい幅を示したものです。
消費者金融系はこの総量規制をしっかりと守っていなければいけないということです。
ですが、実はこの総量規制に銀行系は含まれてはいないのです。銀行系と消費者金融系では、職種が違うと判断されているので、この貸付業法が銀行には関係がない、ということになります。
消費者金融系は貸付業、そして銀行系は銀行業という職種になるのだといいます。
カードローンの限度額を増やしたいと考えているのだけれど、大丈夫なのか、という不安を持っている人もいますが、カードローンの増額は可能だということです。総量規制の限度額は年収の3分の1までです。簡単な方法というと、年収を増やせばいいだけなのですが、それは難しいものです。
もし、銀行カードローン増額を考えているのなら、気をつけておくといいことがあります。それは、銀行や信金信組などの金融機関では、消費者金融からの借り入れの実績がある、ということを嫌がる傾向が多いといいます。もしも銀行カードローン増額を考えているという状況の場合は、銀行系以外のカードローン、キャッシングを控えめにしておくほうがいいということになります。
そのカードが増額することが可能かどうかをはじめに確認しておくことが大切です。その商品によって増額できない場合もあるので、しっかりと調べておくようにすると、スムーズにすすめることができるようになります。
銀行系のカードローンは必要なものを揃えておけば安心です。
調べる内容が甘い銀行カードローンも存在していますが、厳しく調べるということは、そのぶんしっかりとしているということになるので、信頼のおける金融業者だと判断できます。
実は、銀行カードローンは地方の信用金庫が使いやすいといわれています。
信用金庫は審査の甘い銀行カードローンといえます。
銀行系のひとつの特徴として、銀行系カードローンというのは借り入れを申し込まれたときには調べることをほとんど保証会社に任せている場合が多いのです。
その保証会社は銀行系カードローンをほかのものを利用していても、同じ信用情報を使っているところが多いのです。同じ保証会社の場合はまず一つが通ればもうひとつも通ると考えることができます。ですが、同時にひとつが落ちれば、もうひとつも落ちる可能性があるということになってしまいます。
また、大きなデメリットは使えるところが少ないということなのですが、オンラインでの申し込みができるところは少なく、ATMが使えるところもかなり限られている業者があったります。コンビニのATMが使えないというのはかなり使いにくさを感じることもあると考えていいということです。
消費者金融系はコンビニのATMなどで使うことができるようになっていますし、手数料などが気になる場合はそこから口座に振り込みをすることも可能です。振込み融資にしておけば、銀行にいって無料で引き出すことができるので、近くに銀行とコンビニがある場合はそうしてみると便利です。
自分にとって利用しやすいキャッシングの業者を選ぶことが大切です。金利もそうですが、身近にあるコンビニや銀行などですぐに利用することが可能な種類のものを選んでおいたほうが使いやすいですし、いざというときにも助かります。
なので、利用するときにはしっかりと調べてから選ぶということが大事です。
金利や通りやすさも大切ですが、自分にあった業者のものである、ということを一番気にするようにしておくことが大切なのです。自分の行動範囲外にあるところでしか利用できない、いざというときに困ってしまうような距離の場合、金利が低くても通りやすいとしても利用するのに不便になってしまいます。
消費者金融系のキャッシング業者はいろいろとありますが、銀行系にも種類や業者がいくつもあります。(こちらもご参考に→カードローンを利用するならこの会社)
そのなかから、自分の行動範囲内にあるものを選択する、というのも方法のひとつだといえます。