利用し始めのカードローンの限度額は30万円でした。いつも、その金額内で借入れを行なって返済していたんです。でも、ある時、親の入院費用に一気に50万円必要になりました。
その時は、カードローン30万円と給料を足して何とか用意できました。そんなことがあってから、カードローンの借入額をもっと増額したいと考えるようになりました。今のところ、返済に関するトラブルはないと思います。カードローンを作って3ヵ月ですが、増額は可能でしょうか?また、増額のコツがあれば教えて下さい。
返済実績が半年以上あれば、限度額の増額の見込みがあります!
カードローンの借り入れをしていると、もう少しだけ借入れを増額したいと思うことも少なくありません。そもそも増額したい時は、どうすればいいのでしょうか?昨今は、カードローン会社側から、増額しませんか?と勧めてきてくれるところは稀です。もちろん、優良すぎる顧客だった場合、そんなこともあるでしょう。しかし、一般的には借入限度額の申し込みは、本人自らする必要があります。
新規で申し込んだときには、カードローンを利用するための審査があったでしょう。同じように増額の申請時にも審査が必要になります。カードローン借入限度額の増額にコツがあるとすれば、一重に誠実であることです。この場合の誠実とは、カードローンを利用して、しっかり返済したという実績の積み重ねです。この実績を半年以上重ねることが、多くのカードローン会社の増額には必要です。
ですので、カードローン利用実績が3ヵ月だと少し弱いかもしれません。加えて、他社の借入がない、ということも大きなポイントです。複数の会社で借り入れている人は、多重債務者である疑いをかけられかねません。これも誠実ではない、と思われてしまうポイントです。また、クレジットカードなどを作るだけでも影響があります。カードを作った時に、キャッシング機能までついてしまうからです。ここは、何はなくとも、借入枠を0にしておく必要があります。
さらには、住所や勤務先が変わったなどの属性の変更は逐一報告しておきましょう。常に、新鮮な情報を提供しておくのも誠実であることの証しです。また、増額には、当然収入が関係してきます。源泉徴収票や給与明細、確定申告書などの自分の収入を示せる書類を事前に用意しておく必要もあります。銀行系以外のカードローンでは、年収の三分の一以下の借入を原則とした総量規制という法律があります。ここらへんも、増額申請には気を配らなければいけないポイントです。
増額に必要な主なポイントを見てきました。しかし、一番重要なのは、本当に増額が必要なのかを見極めることです。限度額が上がっても、多くの場合収入は横ばいです。申請が認められたとして、カードローンで上がった限度額いっぱいまで借入れて、結局返済ができなかった、なんてことがあっては本末転倒です。きっちり返済できる計画性を優先して、それでも大丈夫そうなら増額申請をしてみましょう。
【参考ページはこちら】
すぐに増額するためのいい方法はある?
カードローン増額する時のコツを紹介します
カードローンの増額をしたいと考える人は多くいますが、できなくて困っているという人もたくさんいらっしゃるようです。カードローン増額する時のコツを知るためには、まずどのようにして限度額が決まっているのかを把握しておく必要はあるでしょう。そもそもどうやって決まっているのかを知っておくことは非常に重要ですし、今後もカードローンを利用するのなら知っておいて損はありません。
カードローンの限度額は信用力によって決まります。信用力というと何のことだか分からないという人もいるようですが、これは一般的な日本語で用いる「信用」という言葉に似ているようで意味は異なります。ほかの日本語で言い換えれば返済能力といったところでしょうか。つまり、お金を貸したときに、それを返済できる可能性や、あるいは貸し付けることのできる金額だと考えればわかりやすいです。
信用力の高い人に対しては多くの資金を貸し付けても返済される可能性は高いですから、金融業者としては安心です。金融業者としては、当たり前のことですが、融資を行うことによって利益を得ます。というよりも、融資こそが利益の源泉となりますから、信用力の高い人であれば、積極的に融資を行おうと思います。そのために、限度額を大きくしてくれますし、金利を低くしてくれることが多いです。
逆に信用力の低い人に対する融資は消極的です。限度額も小さくなることが多いですし、金利が高い場合も多いです。信用力が低すぎる人に対しては融資を行わないのが普通です。返済されない可能性があるのですから、当然のことながら貸し付けを行おうとは思いまん。考えてみれば当然のことでしょう。
金融業者は、申し込みを受け付けたときに、申し込み情報を元にして信用力を判断します。そこで判断した信用力に応じて限度額を決めます。ですから、実際の信用力と、金融業者が判断した信用力とは異なる場合があるわけです。
返済ができなくなってしまう人がいるのは事実ですが、これは金融業者が信用力を過大に評価したからだと言えるでしょう。金融業者が、信用力が高いと思って融資を行ったにもかかわらず、それほど信用力がなくて融資した資金を返済できなくなると言ったことになるわけです。
その逆の場合には増額ができる可能性はあります。申し込みをした段階では、金融業者は申し込み情報として得た情報しかないわけですから、そこから判断することになります。情報が非常に限定されているために、最初の内は信用力を低く評価するのが一般的です。
その後、カードローンを利用してきちんと返済を続けていれば、信用力が高いと評価されることになるでしょう。そうなれば、増額が可能なのです。その期間というのはそれぞれで異なっていますが、だいたい半年くらいだと考えておけば良いでしょう。半年間くらい、きちんと返済をしていれば信用力が高いと評価されることが多いのです。
金融業者によっては、こちらから増額の申し込みをしなくても、金融業者側から増額の案内が届くことがあります。案内ではなくて、増額したという通知が届くこともあります。わざわざ申し込みをしなくても、勝手に増額されることもあります。金融業者としては信用力の高い人に対しては積極的に融資をしたいのですから、このようなことがあります。
ですから、カードローン増額する時のコツとしては、まずきちんと返済を続けていくことが大事です。返済方式としてATMでの返済を行っている人なのであれば、返済し忘れないように気をつけなければなりません。また、口座振替で返済をしている人なら、返済日には銀行口座に十分なお金があることを確認しておかなければなりません。このようにして滞納がないように気をつけなければならないのです。
半年くらい延滞しないように返済を続けた後に増額の返済をすれば、増額できるケースは多いです。また、約束通りに返済をしていくだけではなくて、繰り上げ返済を利用するのも良い方法です。お金に余裕があるときには、月々の返済に上乗せして返済していくといった方法をとることができる場合が多いです。
また、お金に余裕があるときには、完済してしまうのも一つの方法です。このようにすることによって、月々の返済がぎりぎりなのではなくて、資金には余裕があると言うことを示せるわけです。返済能力に余裕があると言うことを示すためには、最も効果的な方法だと考えられます。
これらが最も基本的な方法ですから、まずこれを心がけていくべきでしょう。もう一つ気をつけておかなければならないのは信用情報についてです。
カードローンの限度額に不満を感じている人の場合、ほかのカードローンに申し込んで別のところから借りようと考えるのは自然なことでしょう。それで解決されるのなら良いのですが、ほかのカードローンに申し込みをすると、増額の審査には通りにくくなります。
(⇒カードローンを完済すると増額してもらえる?)
金融業者が増額の審査を行うときには信用情報調査を行うのが一般的です。信用情報調査を行いますから、その時点でほかのカードローンに申し込んだことが知られてしまうわけです。そうなると審査では不利になると言うことは頭に入れておかなければなりません。
信用情報を調査するわけですから、ネガティブ情報がそこで見つかると増額はできなくなります。ネガティブ情報とは、信用力に関して悪い情報だと考えれば良いでしょう。ほかにも借入がある人の場合、その借入の返済が遅れるとネガティブ情報として登録されます。このような情報が登録されていると、増額の審査に通ることはまずないと考えておくべきです。
たとえば、クレジットカードを利用している人の場合、クレジットカードでショッピングをして引き落としのと気にお金がなくて滞納してしまう問いこともあり得るでしょう。これもネガティブ情報として扱われます。ですから、クレジットカードを利用している人の場合には、返済が遅れてしまわないように気をつけることが必要です。引き落とし日にお金がなくて間に合いそうになかったのであれば、リボ払いにするなどの工夫も必要です。
信用力を高く見積もってもらえれば増額しやすい傾向がありますから、申し込みをしたときと環境が変わって信用力が高くなったときには増額のチャンスだと考えられます。では、どのような場合に信用力が高くなるのでしょうか。対して生活に変化がない人なら思い当たらないかも知れませんが、ここ最近ではこのような環境の変化は多くあるようです。
わかりやすいのが給料です。ここ最近で景気が良くなってきていますから、給料が上がったという人もいるのではないでしょうか。給料が高くなれば信用力は高くなります。それによって増額できるケースが多いです。あるいは、フリーターとして働いていた人が、正社員として雇われたときにも信用力は高くなります。景気が良くなって人手不足になっていることを考えれば、このような可能性も十分にあるでしょう。
ほかにも、マイホームを購入した場合には信用力が高くなります。賃貸よりも持ち家の方が信用力が高くなると言うのは、たいていの金融業者で共通していることです。ですから、そのタイミングで申し込みをしてみるのは良い方法だと考えられます。
マイホームを購入するときに住宅ローンを組む人はたくさんいますが、住宅ローンを組んでいるのなら、住宅ローンを借りた金融業者のカードローンに乗り換えるのも良い方法です。最近では住宅ローンとともにカードローンを利用することによって、金利を引き下げてくれるなどのサービスがある場合もあります。もしもそちらの方が限度額が大きいのなら乗り換えるべきでしょう。
jこのように、増額するためにはコツがいくつかあります。これらを知らないと増額の申請をしても審査に通らなくなる可能性は高くなります。まずは基本的なことを把握した上で増額の申請を行いましょう。