複数カードローンを利用している場合の新たな申し込みはNG?
カードローンは借金ですから、本当に必要なものは仕方がないでしょうが、借り過ぎると返済に行き詰ってしまって自分の首を絞めることに繋がります。これを防ぐために毎月返済額が一定になるリボルビング払いが開発されたのですが、残念ながらカードローンが一つでは足りず複数借りる人が出てきたため、一つ一つがリボルビング払いであっても2つ3つと溜まってしまって返済に窮する人も出てくるようになりました。このため金融機関は複数の借入を嫌います。
(⇒カードローンを一度に審査することはできる?)
では既にカードローンを1つ以上利用している人が、新たなカードローンを申込んだ場合を考えてみましょう。この時金融機関は審査でどういう判断をするでしょうか。これは借り入れ件数で金融機関の判断が違います。最も厳しい場合には2件目から拒否するものです。3件目になると拒否する金融機関の数はかなり増えます。そして4件目ともなると、もうほとんどの金融機関は審査を通しません。ですからこのあたりが限界という事になります。
もうひとつの複数カードローンの申込みの形態としては短期間に複数のカードローンの申込みを繰り返すと言うものが有ります。これは既に複数利用していると言う人ではなくても金融機関には警戒されてしまいます。例えば一件目の審査に落ちて続いて2件目を申込んでも、金融機関はこの人はかなり困っているのではと考えてしまい、やはり返済に不安を憶えます。更に何件か申込むともうどこも貸してはくれません。これが申込みブラックと言うものです。
では複数のカードローンを既に抱えてしまっている場合を考えてみましょう。最初は返済できていましたが、収入が減るか支出が増えてしまって返済に行き詰ってしまっている場合はどうしたら良いのでしょうか。その場合にはこれ等のローンを一纏めにして大きな借入額の一件のローンにするためにおまとめローンと言うものが用意されています。ただし、金額が大きい分審査は厳しくなりますから借入できるかどうかは分かりません。
このように複数のカードローンには色々な問題点が隠れています。借り入れ件数が増えると返済金額が増えるだけではなく返済日も複数になるため管理が難しくなって返済に支障が出てくることも良く有ることです。ですからこういった問題に陥らないためにも複数の借入自体を行なわないで済むようにすることが最も良い方法なのです。お金の借入自体は必要かもしれませんが、複数必要になるのは利用に問題があると考え方が良いのです。
【参考ページはこちら】
銀行カードローンの枚数制限は存在する?