キャッシングを利用する人が増えてきました。かつてはキャッシングといえば消費者金融での借入のことで、高い利息を付けられて返済に追われ、借金取りにも追われ人生をも狂わされるようなイメージがあり多くの人に敬遠されていました。余程お金に困った人が利用し、しかも大金を借り入れることも多かったので、「借金地獄」「サラ金地獄」に陥っている人も実際にはいたのです。

しかし貸金業法の改正によって消費者金融んもずいぶん安心で安全なものとなっていきました。貸金業法の利息制限法では利息が最高でも20%までとされました。

ただ出資法で29.2%を超えると刑事罰に貸せられるということになっていたため20%から29.2%という罰則の対象とはならないけれども利息制限法には違法とされるグレーゾーンの範囲で利息を定めている消費者金融もあったため

まだまだ消費者金融のイメージは良くなかったのですが、グレーゾーンの利息で支払ってきた人は弁護士などを通じて10年前まで遡り払いすぎた利息日の分は返還してもらえるということになってから、対象となる消費者金融は返還に追われ営業ができなくなるところも出てきました。そのような経緯があり、現在では貸金業として登録をしている消費者金融は20%を超えるような利息に設定するようなことはなくなりました。

また貸金業法の総量規制という決まりで、年収の3分の1までの額が借入、貸し付けの限度額とされたので、返済ができないような大金を借り入れることもなく、申し込み後はきちんと審査を受けたうえで申し込み者に合った限度額を定めてもらいその範囲内の額で借り入れをするようになりました。

このように利息の上限が20%になったことと、借入限度額が年収の3分の1に定められたことで借り入れる側にとっても無理な返済で生活苦になるようなこともなく、また貸す側も返済が遅れるために借金の督促ばかりするというようなこともなくなり、スムーズな返済が行われるような状況になりました。

さらにテレビコマーシャルなどで大々的に宣伝をし、街のあちこちに看板やATMを設け多くの人の目や耳に留まるようになった消費者金融のイメージはずいぶん変わり、多くの人が安心して利用できるようになったのです。

そして銀行もキャッシングの業務を行うようになりました。借り入れを申し込むみ審査に通過すると契約となってカードをもらえます。そのカードを利用して融資を受ける仕組みになっていて消費者金融と同じようなものです。

銀行のカードローンと消費者金融の違う点は、借入限度額です。消費者金融は年収の3分の1までの額というものに対し、銀行は貸金業ではないので総量規制の対象にならず、借入限度額は年収の3分の1という限りではありません。それでも審査においてきちんと返済ができるように収入に見合った額の限度額を設定してもらうことになります。

審査では申し込みの際に自己申告された年収や勤務先などのないように虚偽がないかを確認し、また他社での借入の有無、返済状況などを確認することになります。そしてお金を貸してもきちんと返済できる能力があると判断されればその人に見合った限度額を設定されることになるのです。

消費者金融の銀行のカードローンも満20歳以上で安定した収入があれば申し込むことができます。安定した収入があるなら正社員ではなくてもパートやアルバイトでも申し込むことができるという金融会社もたくさんあります。安定した収入があれ消費者金融の場合はその3分の1までの額となります。

では安定した収入がない場合は借り入れることができないのでしょうか。たとえば専業主婦の場合はどうでしょう。消費者金融では総量規制のため収入がなければ限度額も0円です。だから借り入れは不可能となります。ただ銀行の場合は総量規制の対象にはならず、それぞれの銀行によって異なりますが、専業主婦でもお金を貸してもらえるところがあるのです。

本人に収入がなくても世帯収入をもとに限度額を設定してもらえる銀行なら旦那様に安定した収入があれば少額ですが借り入れができる枠を作っている銀行があります。また旦那様の収入に関わらず本人に収入がない専業主婦でも借り入れができるところも存在するのです。

上限50万円までなら本人に収入がない専業主婦でも借り入れができる銀行カードローンもあります。だから専業主婦でキャッシングを利用したい場合には銀行のカードローンで、借り入れ可能なところを探してみるとよいでしょう。

大手の銀行である三井住友銀行カードローンの場合はどうでしょうか。申し込みができる人の条件は満20歳以上、65歳以下の方で原則安定した収入がある方、そしてSMBCコンシューマファイナンスの保証を受けられる方ということになっています。パートやアルバイトでもOKという言葉もありません。だから基本、三井住友銀行カードローン専業主婦は借り入れをすることができないということなのでしょう。

しかし三井住友銀行のカードローンにも例外があるのです。それは配偶者貸付というものです。本人に収入がなくても安定した収入がある旦那様の同意を得て、結婚を証明している書類や住民票、配偶者の収入証明書などを提出することによって借り入れができるというものです。

三井住友銀行カードローンの審査は最短で30分と短く、低金利というメリットがあります。またATMはファミリーマートやローソンなどのコンビニのATMでも手数料が無料で利用することができ何度利用しても良いのです。手数料が節約できriyoudekiru ATMが身近なコンビニにあるということもうれしいことです。

専業主婦でもお金が必要なときもあるものです。三井住友銀行以外にも旦那様の収入証明書があれば専業主婦でも借り入れができるというところが多いのです。

しかし旦那様に内緒で借り入れをするということは無理な場合も多いということです。銀行の中にごくわずかですが、旦那様の同意も収入証明書も必要なく専業主婦でも低額の限度額の範囲内で借り入れができるというところがあるのですが、その場合には旦那様に内緒で借り入れをすることができるでしょう。

そのように旦那様に内緒で借り入れをしたい場合にはこのような銀行のカードローンに申し込んでみるとよいのですが、借りたお金は返済しないといけません。しかも返済が滞ってしまうとブラックリストに載ってしまうこともあるのです。収入がないのに借りたお金をきちんと返済できることが可能であるのかどうかをきちんと考えたうえで申し込むことが大切です。

たとえば、収入がない専業主婦が10万円を借りたとしてもそれに銀行が定める最高の利息がつくことになります。借入額が少ないほど利息は高くつくからです。それが15%としても1万5000円、借りたお金より多く返済する必要があるのです。収入がないのにそれを返さなければならないのです。そんな場合本来なら少しでもアルバイトをして、ほしい分のお金を稼ぐ方が利息を払う心配をしなくても済むということになるのです。

育児などでどうしても働けない専業主婦もママ友同士の付き合いや子どものこと、または自分がどうしても欲しいものがあるなど、お金が必要なときもあるものです。

しかし借り入れ可能なところで借りてきちんと返済できるかどうかを考えると、本来なら旦那様に相談をしてお金を出してもらうなどの方法をとる方が良いということなのでしょう。それでもどうしても必要なときに専業主婦でも借りることができる銀行のカードローンをさがして申し込んでみるとよいでしょう。

収入のない専業主婦が借り入れることができる銀行が全くないといい訳ではなく、大手の銀行でも可能なところがあるので、いざとなった時には安心ですが、どうしてもお金が必要なときには返済のことなどもしっかり考えたうえで利用するようにしましょう。

【参考ページはこちら】
主婦が作れるカードローンはある？