カードローンを組む危険性について教えて下さい | ≪カードローン審査≫なんて恐くない！安心の優良業者は￥ココ￥

カードローンには、どうしても「ブラックリスト」とか「破産」とか「多重債務」という言葉を思い浮かべてしまいます。しかし、カードローンのCMが沢山流されていることを見るにつけても、それほど危険ではないのではないかと思うようになりました。

では、カードローンには、どのような危険性があるのでしょうか？カードローンを組む危険性について教えて下さい。

カードローンに潜む危険性とは、借りる自分次第だといえるわ

確かに借り入れが出来るカードというのは、便利である反面、一歩間違えれば、どうしようもないほどの借金に埋め尽くされることになりかねないわよね。使わなくてはならないような場面が想定されるならば、その様な抵抗はなくしていく必要があるわ。

カードローンというのは、カードを使った借入だから、とても手軽で持ち運びに優れていると言えるわ。その機動性があるから故に、出先でお金に困った時も、ATMから簡単に引き出すことが出来るから、とにかく「借りやすい」という事に尽きるわね。

でも、その手軽さが仇となって、カードによる借り入れが普及した当初は、無計画に借りまくった挙句破産してしまう人が相次いだわ。この話が伝わる事で、カードローン＝なんか恐ろしいものというイメージが植えつけられたとしても不思議じゃないわね。

でも、その危険性は、直撃を食らう事なく、避けることが出来るわ。しかも、難しい事じゃないわ。それは、あなたの意思次第だと言えるわ。（こちらもご参考に→カードローン利用は危険なの？）

要するに、「カードローンを組むなら計画的に」という事になるわ。お金を借りるならば、お金を返せるかという事を、自分に問い詰めて、大丈夫そうなら借りるという事が必要なわけよ。カードローンにしても何にしても、お金を借りるという事は、その相手に「必ず、返済します」と約束をする事になると思うからね。

「このカードローンは本当に必要なのか？」ということを、自問自答した挙句にお金を借りるという事。それならば、返済も捗るっていうものよね？返済できないようなリスクは背負ってはいけないわよね。もし、期日に間に合いそうにない事態が発生した時には、必ず連絡をする事も忘れないようにね。

このように、カードローンというものは恐ろしいものだと決めつけてしまうのはあまりよくないと言えるわ。便利さと危険性が表裏一体であるからして、危険な点をなくしていく事で、便利さを持った魅力的なものに変わるという事を、理解する必要があるわ。

【参考ページはこちら】
銀行カードローンで10万程度借りるなら危険じゃない？

カードローンにはどのような危険性があるのか解説

カードローンは1度審査に通って契約できれば、それ以降は審査なしで借り入れ限度額の範囲であれば自由に借り入れを行えます。利用できるATMも多く、カードだけで手軽に現金を引き出すことができます。また、基本的に保証人や担保が不要であり、借りたお金の使い道についても制限がないため利便性が高いですが、使い方を間違えれば返済が困難になるなどの危険性もあります。

注意しなければならない点として金利の高さがあります。法改正によって消費者金融などでも以前のグレーゾーン金利のような高い金利が設定されることはなくなりましたが、それでも低いものではありません。そのため、手軽であるからと借りすぎると返済の負担になります。

金利については消費者金融よりも銀行の方が低くなっています。これは審査の仕方によるもので、消費者金融では審査に通しやすくする代わりに金利を高くすることで貸し倒れのときの影響を小さくし、銀行では審査を厳しくすることで貸し倒れが起きにくくしています。

借りすぎる要因の1つにその利便性があります。簡単に利用できてしまうため、ギャンブルで負けたとき取り返せるだろうとお金を引き出すような利用をしてしまうことがあります。計画的な利用ができない人はあまり利用しない方が良いです。

返済方法も借りすぎる要因になります。返済方法はリボルビング払いが基本になっています。これは毎月設定した金額を返済していく方式であり、借り入れが増えても返済額が変わりません。月々の返済が楽になるため、メリットのようにも見えますが、金利は元本全体に対して発生しているため、借り入れが増えれば増えるほど元本が減らなくなってきます。

返済額が変わらないため、借り入れが増えていることに気付きにくくなるので、自分で現在どの程度借り入れを行っているのか把握し、それが十分に返済できる範囲であるか見極めて利用しなければなりません。このリボルビング払いの仕組みを把握して利用すれば安全です。

消費者金融やクレジットカードのキャッシングを利用するときに注意しなければならないものとして総量規制があります。これは借りすぎを防ぐために年収の3分の1までしか借りられなくする制度です。これにより借りすぎが起きないように見えますが、お金の使い方によってはこの範囲内でも返済が困難になるため、自分の返済能力を把握する必要があります。

カードローンは利用者の信用によってお金をどこまで貸して良いのか決めています。そのため、返済の実績がない新規契約の時点では借り入れ限度額は低くなっています。不便を感じた場合、増額することもできますが、審査に通る必要があり、最低でも半年間は返済を起こさずに利用した実績が必要になるため、時間がかかります。

また、半年間経てば審査に必ず通るものではなく、審査に落ちた場合には限度額が下がってしまったり、一時的に借り入れが不可になるなどのペナルティを受けることもあります。これを避けるため、1社の限度額を上げるのではなく、複数の金融業者を利用して借り入れ総額を増やす人も多いですが、ここにも注意しなければならないことがあります。

2、3社程度であればそれほど問題になることはありませんが、それ以上借りると管理が困難になります。各金融業者で返済日が異なっているため、つい返済を忘れてしまったり、忙しくて返済に行けないなど、返済の遅延を起こしやすくなります。また、借り入れ状況も把握しにくくなります。
（⇒銀行カードローンに枚数制限はある？）

また、適用される金利には幅があり、これは借り入れ限度額によって変動します。法律による上限金利の定めや、優良顧客を確保するために行われるものですが、複数契約している場合は各社の限度額が初期の状態のままになっているため、適用される金利も最大のものになり、返済の負担が大きくなります。

口コミなどでは、限度額に不足を感じたときの対処として、増額の申請を行うよりも複数契約した方が簡単で良いと勧めるものもありますが、このように管理が困難になり、金利面でも不利になってしまうことを理解した上でどちらが良いか判断した方が良いです。

複数契約してしまった場合の対処方法として借り換えやおまとめローンがありますが、これも必ずしも安全とは言えません。おまとめローンを利用する場合、通常よりも限度額を高くしなければならないため、それだけ審査も厳しくなります。総量規制の対象外ですが、それとは関係なくある程度の年収を求められることがあります。また、まとめる数が多すぎると落ちやすくなります。

おまとめローンを利用できた場合には返済額の設定に注意します。まとめることで返済が容易になることが強調されていますが、それだけを見て返済額の設定を低くすると、完済までの期間が長期化してしまい、利息の総額が高くなります。金融業者によっては初期の設定が低くなっていることもあるため、適切な返済額を考えて設定し直します。

おまとめローンは限度額が高くなるため、金利が低くなるメリットがありますが、借り入れ総額自体は減っていないということには注意が必要です。金利が低くなっただけでは対処できないような状況もあり、このような場合はまとめて苦労した挙句に債務整理に陥るよりも、最初から債務整理した方が効果的です。

カードローンの限度額の増額にも危険性はあります。前述のように落ちた場合のペナルティもありますが、増額できた場合には借り入れしすぎてしまう要因になります。限度額が上がれば金利が下がるメリットがありますが、借りすぎてしまう心配があるのであれば必要以上に増やさない方が良いです。

借り入れ額が住宅ローンなどの審査に影響を与える危険性もあります。いつでも借り入れを行え、それが返済に影響するため、実際に借り入れを行っていなくても借り入れ限度額の総額まで借り入れを行っているとされ、審査に落ちたり融資額を減らされる要因になります。そのため、住宅ローンを利用する際には限度額を下げたり借り入れ数を減らすなどの対応が必要です。

カードローンの返済の遅延を起こした場合の危険性には次のようなものがあります。まず、遅延を起こしたとしてもすぐに個人信用情報機関に事故情報として登録されるようなことはないので、そこまで心配する必要はありません。しかし、遅延を起こすと毎日遅延損害金が発生します。

遅延損害金は法律上、20％までかけて良いとされているため、ほとんどの金融業者が20％に設定しています。支払いが遅れれば遅れるだけ返済の負担が大きくなります。払い忘れなら無駄な出費になるだけで済みますが、お金の余裕がない場合はさらに返済が困難な状況になってしまうため、すぐに返済しなければなりません。

基準は金融業者によって差異がありますが、連続で2か月、または3か月間返済が滞った場合、個人信用情報機関に事故情報として登録されます。これは永続的に残るものではありませんが、記録が残っている間はクレジットカードやローンの利用が難しくなります。また、利用していた金融業者の借り入れ限度額が0になり、返済専用になってしまうこともあります。

個人信用情報機関に事故情報が登録されている場合でも、中小の消費者金融では借り入れできる場合もあります。しかし、このような業者の中には既に倒産した消費者金融の名を使うなどして、騙して契約を取る闇金融もいます。そのため、その業者が本当に安全であるのか十分に確認しなければなりません。

このように、カードローンには様々な危険性があります。しかし、それ自体が危険なものではありません。自分自身の返済能力を把握した上で無理のない金額の借り入れを行い、無駄な出費が出ないように遅延を起こさなければ安全に利用できます。また、繰り上げ返済が利用できる場合、お金に余裕があるときはこれを利用して元本を意識的に減らしていくことで利息を減らせ、より安全に利用できるようになります。