借金をするのは何社まで?なんていう話をしていたんですけれども、私の周りは結構しっかりしている人が多いのか、借金をしている人でも1社からしか借り入れをしていないと行っていました。借金を1社からしかしていないなら安全だと私も思います。
でもパートか正社員かというのでも、だいぶ安全かどうかは変わってくると思うのです。何社まで借金ができるかも多分パートの場合と正社員で違うと思うんですが、パートの場合はカードローンだとどのくらい借り入れができるものなのでしょうか。
パートはカードローンだと3社も借りられたらいいほうだ
パート・アルバイトはすべて同じだと考えた場合、非正規社員として働いている人が借りられるのは何社まで?ということでしょうか。それであればカードローン会社3社程度までかなというように思います。3社というと多いと感じるパート勤務の人も多いでしょうが、一般的な数ですから、少なくなる人も多くなる人もいると思ってください。
(⇒パートでも確実に融資してくれるカードローン)
さて、パートだと3社といいますが借り入れ出来る金額が非常に大きくなるのか?というとそうではありません。例え3社を借り入れしたところで総合的な借入金額自体は全く変わらないのです。つまり、借り入れ出来る金額を3社でわけあっているというのが基本的な構図になります。例えば総量規制なり銀行系の自主規制の金額を3社で分け合うのです。
大体200万円くらいの年収であれば総量規制で70万円未満、銀行系の自主的な規制であっても100万円くらいまでしか借り入れができません。となると、3社まで借り入れをするとしてもだいたい1社30万円ずつくらいの枠を分け合うというような感じになります。50万・20万・30万というようなわけかたかも知れませんし、色々なパターンはありますがそれでも限度額内に収まるようになります。
つまりあまりたくさん借入をしたところで意味が無いのです。たくさんの業者からの借入をまとめることをおすすめしている業者もあるくらいですし、借り入れする業者数がパートだと3社まであったとしても、たくさん借りられるわけではありません。ただ増額よりは少し借入をしやすくなる、くらいのものでしょう。
パートよりも正社員のほうが1,2社ほど借入出来る業者の数は多いと思いますが、カードローンでは借入出来る業者の数よりもその限度額をいかに上げるかがポイントに成ります。総量規制いかの借入しか出来ない場合は信用が足りないので借り入れと返済を頑張ってください。総量規制以上、銀行系カードローン以上に借りたいなら収入を上げるしか無いでしょうね。
【参考ページはこちら】
パートでも借りられる審査が甘いカードローンは?
パートタイマーがカードローンを利用できるのは何社まで?
パートタイムで仕事をしているのですが、急にまとまった金額のお金が必要になり、手持ちの金額ではやや心もとないので、金融機関で借りようと思います。カードローンを利用したいのですが、複数の会社のカードローンを利用することはできるでしょうか。もし複数の会社を利用する場合は、何社まで利用可能でしょうか。
この場合、パートタイムでの仕事ということですので、お勧めしたいのは消費者金融です。消費者金融の場合は、銀行よりも審査基準が緩いため、パートやアルバイトで仕事をしている人でも、審査に通る確率が高いからです。まず、申込に当たって必要な書類を準備します。
必要な書類は、本人確認と収入証明です。本人確認は免許証か保険証、パスポートのいずれかがお勧めです。収入証明は、給与明細と源泉徴収票を準備しましょう。ただし、会社によっては給与明細が発行されていないこともあります。その時は、給与振込口座の通帳など、収入額がわかる物を準備してください。
申込は窓口のみならず、ネットからの利用もできます。この場合はまず、PCや携帯で金融機関の申込フォームにアクセスし、必要事項を入力して送信してください。書類は別にFAXやアプリを利用して送ります。ネットでの申込は、審査時間が30分程度と短いため、申込から数時間以内で融資をしてもらうことができます。
また、ネットでの申込の場合は、その人の銀行口座にお金を振り込んでもらえますので、ATMを利用してキャッシュカードで引き出しができます。窓口まで行く時間が無い時、また近くに金融機関が無い時でも申込ができ、しかもその日のうちにお金を借りられますので、メリットはかなり大きいです。
ところで、利用できるのは何社まで?ということですが、消費者金融の場合は総量規制というものがあります。この総量規制は、借り過ぎや多重債務を防ぐために、現行の貸金業法に設けられたシステムです。それまでは、消費者金融はいくらでも借入が出来たのですが、その結果、返済できなくなって、債務整理の件数がかなり増えました。
その反省から借り過ぎ防止のため、年収の3分の1以上の金額を借入限度額として定めるようになりました。すべての消費者金融での借入に、このシステムが適用されます。ですから、何社までというよりは、いくらまで借りることができるかということになります。
たとえば、パートの収入が年間180万円ある場合は、借入限度額は60万円です。ですから、60万円までであれば借入は可能です。1社から20万円借りていたとして、あと40万円までは申込ができます。ただしこの場合も、何社から借りているかによって、相手に与える印象が違ってきます。たとえば既に50万円を借りていて、あと10万円借りたい場合、1社から50万円借りているのと、5社から10万円借りているのでは、どちらが審査に通りやすくなるでしょうか。
答えは、1社から50万円借りている方です。1つの会社から大きな金額を借入できるということは、利用と返済がきちんと行われているということです。返済をきちんとしていれば、その分その人の信用が高まり、借入枠も広がるからです。反対に、1社につき借入額が少ないということは、返済が遅れるか何かで、なかなか借入枠が広がらないということをも意味します。
いずれにしても、消費者金融の場合は、借入限度額が決まっていますので、あまり多くの会社からの借入はなかなかできないと考えておくといいでしょう。それよりも、まず1社を利用して、そこで返済をきちんとして借入枠を広げ、そのうえでまだ借りたい時はもう1社増やして行くようにするのがお勧めです。
また、主婦でパートの仕事をしている場合は、配偶者名義で借り入れることもできます。これですともう少し大きな金額を借り入れられることもあります。また、夫婦で仕事をしていると、2人の収入の金額を合わせた分の3分の1が限度額になりますので、この場合ももう少し借入金額を増やすことができます。
ただし、配偶者名義でお金を借りる場合は、配偶者の借入限度枠がその分狭まるわけですから、相手の同意が必要になります。しかし、家族に内緒で借りたいということもあります。そのような場合は、総量規制対象外の消費者金融がありますので、そこを利用すると、内緒で借入をすることができます。
また、銀行の上限50万円のカードローンなどもお勧めです。銀行の場合は、消費者金融のような総量規制が存在しませんので、借入限度額を気にせずにお金を借りることができます。もちろん、配偶者名義で借入を行う場合も、同意を得ずに申し込むことができます。
では、銀行の場合であれば、何社まで?という心配はしなくてもいいのでしょうか。残念ながら、そういうわけには行きません。やはりその人の収入、あるいは配偶者名義で申し込む場合には、配偶者の収入に見合った額までしか、借入をすることはできない仕組みになっています。従って、何社からでもお金を借りられるというわけには行きません。
また金額に関してですが、担保物件とか保証人が要る場合は、かなり大きな金額を借りることができます。しかし、個人が自分の信用情報だけでお金を借りる時は、金額は上限50万円ほどですが、無担保無保証で借りられるようになっています。その代わり、審査で返済能力をチェックされるようになっています。
審査では収入のみならず、ブラックのあるなしもチェックされます。ブラックは、ローンの返済が3回続けて遅れた場合に、その人の信用情報に事故として登録される情報のことです。登録機関は5年間で、その間は新規にお金を借りたり、クレジットカードを作ったりすることは難しくなります。
債務整理をした場合も、一定期間ブラックが登録されます。つまり、ブラックがあるということは、期日までの返済が難しいということを意味しているのです、審査というと、とかく収入だけに目が行きがちですが、いくら収入が多くても、ブラックがあると借入は難しくなるのです。
もちろんブラックがあっても、中小の消費者金融であれば借入をすることもできます。また、大手の消費者金融でも、一部はブラックでも利用できますが、金額はかなり少なめになります。ただし、この場合もきちんと利用と返済を繰り返せば、徐々に借入枠を広げてこともあります。
また、複数の業者を利用していると、返済日や金額がまちまちで、その都度いちいち返済するのも面倒ということになりがちです。そんな時には、おまとめローンを利用すると便利です。こうすると、つい返済日を忘れて督促が来てしまったという事態も防ぐことができます。
カードローン、あるいはキャッシングでもそうですが、やはり自分の収入に見合った金額を借り入れることが大事です。無理して多くの金額を借り入れても、返済できなくなり、債務整理を行わなければならない破目になります。また、理由によっては、債務整理も不可能になることがありますので、きちんと目的を持って借り入れるようにしましょう。
また、カードローンやキャッシングを行う際、あまり多くの会社に申し込むのもアウトです。特に4社以上にいっぺんに申し込むと、返済能力を疑問視され、他には問題が無いのに落ちてしまうこともあります。これを申込ブラックといいます。審査の結果が心配な時に、もう1社か2社別に申し込むのはいいのですが、あまり多過ぎるのも問題です。
申込ブラックになった時は、半年ほど信用情報から申込の記録が消えますので、その後に改めて借入を行うようにしましょう。この場合、信用情報機関に連絡して、自分の情報を郵送してもらうなり、あるいはPCにダウンロードをするなりして、確認してみるのをお勧めします。また、改めて申込をする時は、前に申し込んだ金融機関とは別の会社に申し込むようにすると、審査に通りやすくなります。