こんにちは。現在、55歳の二ノ宮と言います。会社員、男性です。

会社は、某大手企業でとある管理職をやっておりました。それなりに、会社への愛社精神はありましたし、仕事も面白く、何も不満はありませんでした。ですが、社内の人員整理の話が出て、大量リストラの話も、私の耳に届く様になりました。そして、早期退職者には、関係会社への再就職を約束される、と言う話を受けて、今の会社を先月辞める事になりました。

諸々の事情で、3ヶ月ほどの合間が空く事になり、少し長い休みを貰った気分でいます。ただ、そんな時だからなのか、そんな時に限って、と言うか。少し金銭面で問題が起きました。

孫がいるのですが、その子が、とあるお家の車を誤って傷をつけてしまったのです。娘と散歩をしていて、娘が目を離した際に、近くにあった石を特に何も考えずに投げてしまって、とあるガレージにあった車のボディに盛大に傷をつけてしまいました。娘はかなりパニックになった様で、しばらく精神的に不安定になるほど、その家の車の持ち主に怒られた様です。

交通事故等ではないので、保険が効かず、実費を私たちの家族が払う事になりました。娘の旦那には、そのお金が足りず、私がいくらか出す事になったのですが、これが結構な高級車で、正直、困った金額だったのです。

お金を作る方法は無いでもありません。とある定期貯金を解約してしまえば良いのです。満期になるのはもうすぐだったので、ちょっと惜しいですが、孫や娘の為なら仕方ありません。ですが、もう一つの選択肢を娘が教えてくれました。

それが、カードローンでした。足りない金額だけを融資してもらえば、そんなに高額の負債を抱える事にもならず、良いのではないかと。

ただ、気になるのが。いくら次の就職先が決まっているとは言え、私は現在退職している身です。こんな人間に、果たしてカードローン会社はお金を貸してくれるのでしょうか?どうか、良い知恵をお授けください。

退職した後は、カードローンで融資を受けるのは難しいです

二ノ宮さん、質問ありがとうございます。思わぬ災難に巻き込まれてしまいましたね。ただ、小さいお子さんのやった事であれば、多少仕方のない部分もありますよね。

不況の中、次の会社が決まっているのであれば、早期退職はありかもしれませんね。ただ、今回のケースはちょっと難しいです。

正直に言って、ご質問には、良い回答は出来ません。どうしても、カードローンの会社は現在、一定の収入がある方を対象にしていますので、二ノ宮さんが正直に現在の状況を話しても、融資は断られます。

ただ、次の決まっている就職先の規模などを伝えれば、あるいは、状況などを鑑みて、融資を受けられる可能性が若干ありますが、これもあまり期待出来ない確率です。
(⇒カードローン利用できる職業とは?

残念ですが、定額貯金を解約する方法しか残っていないかもしれません。

【参考ページはこちら】
無職にもカードローン通りやすい・通りにくいってある?

退職したあとカードローンでお金を借りる方法とは

退職したあとカードローンを利用することはできるのでしょうか。結論的に言えば簡単ではありません。というのも、金融業者の定める基準に引っかかることが多く、審査に落ちることが多いからです。その基準の一つが収入に関するものです。

多くの金融業者はカードローンの利用条件として収入があることや、あるいは収入が安定していることなどをあげています。退職して収入が全くなくなった人の場合には、この基準をクリアできませんから、審査に落ちることが多いと考えておくべきでしょう。

退職したとしても、収入があれば借りられる可能性は高いと言えるでしょう。たとえば、不動産所得がある人も多くいると思います。働いている間に不動産投資を行い、それによって安定的に毎月収入を得られるというのであれば、審査に通る可能性は高いと考えられます。ほかにも、退職した後でも何らかの方法で仕事を見つけて働くことができたのなら、審査に通る可能性は高いと言えるでしょう。

退職した後には年金があるから大丈夫だと考える人もいるでしょうが、実際には年金を所得として認めてくれないことが多いです。ですから、年金があるからと言ってカードローンを借りられると考えるのは良くありません。年金を担保として融資を行うこと自体が法律で禁止されていて、このあたりの解釈が難しいために、金融業者は年金しか収入のない人に対して融資を行いたがらないというのが現実です。ですから、年金以外の収入がないと審査に通りにくいと考えておいた方が良いのです。

もう一つ考えておかなければならないのが年齢制限です。年齢制限はそれぞれの金融機関がそれぞれで定めていますからばらつきはあります。下限は20歳以上となっていることが多いのですが、上限については60歳から70歳くらいの間になっていることが多いです。ですから、たとえば年齢制限が20歳から60歳となっている金融業者の場合、60歳で退職をした人なら借りることはできません。

年齢制限については、それぞれでいろいろな違いはあるのですが、それらの違いは経営方針だと考えればわかりやすいです。カードローン事業を展開するためには様々な情報が必要です。過去に貸し付けを行って、そしてその情報が蓄積されていないと貸し付けを行うことはできません。

というのも、カードローンは統計的に処理がなされるからです。年齢や職業など、いろいろな属性で分類し、その区分ごとに返済能力がどれくらいあるのかというようにして計算をします。ですから、統計的な処理ができるだけの情報量が必要となります。もしもそれだけの情報量がなければカードローンとして貸し付けを行うことはできないのです。

ですから、長い間60代の人には貸し付けを行っていなかった金融業者の場合、すぐに貸し付けを行うと言うことはできません。情報を集めるところから始めなければならないのです。経営方針によって管理されている情報も異なりますから、年齢制限もそれによって決まると考えられます。

ただ、年齢制限についてはばらつきがありますから、退職した後にも借りられるケースもあります。たとえば、65歳の人なら借りられる金融業者もいくつかあります。銀行や消費者金融の中には、上限を69歳に設定しているものもありますから、このような業者を見つければカードローンを利用できる可能性は高くなると考えられます。まzはこのような業者を探すべきでしょう。

退職する前にカードローンの口座を開設しておけばよいと考える人もいるでしょう。退職する前に口座開設をしてカードを持っておけば、そのカードでいつでも借りられると考える人もいるようですが、これは必ずしもよい方法ではありません。いつ退職したのかという情報を金融業者が知ることはないと考えられます。

金融業者が顧客の一人一人に対して仕事を辞めたのかどうかを調査するのは大変な負担です。ですから退職したとしても、それが理由でカードローンの利用を停止されてしまうということは考えにくいです。しかし、年齢制限については厳しく定められているという点に注意しておかなければなりません。

たとえば、年齢制限が20歳から60歳となっているカードローンに申し込みをした場合を考えてみましょう。退職が近づいたからと言ってこのカードローンの口座開設をしたとします。この時点ではカードローンを利用することができますが、60歳になって退職した場合、そこから新たに借りることはできなくなるのが一般的です。

新たに借りることができなくなりますから、すでに借りている資金を返済するための口座となります。カードがあればいつでも借りられると考えるべきではなくて、実際に借りることができるのかどうかは金融機関が判断することだという点に注意しておかなければなりません。カードがあっても利用を停止されれば借りることができなくなるのです。その条件は契約に記載されますから、契約書をきちんと確認しておいた方が良いです。

退職した後に借りられなくなる理由の多くが年齢制限であると言うことは頭に入れておくべきでしょう。ですから、退職したあとカードローンを利用したいのなら、このようなことを踏まえて対策を練っていく必要があります。深く考えずにいると、お金が必要になったときには借りられなくなると言うこともありますから、早めにいろいろな情報を手に入れて対策を考えておいた方が良いです。

退職して所得がなくなる人なら、その後は申し込みをしても審査に通らなくなりますから、退職する前に口座開設をしておくべきでしょう。この際に、どのようなものでも良いというわけではなくて、年齢制限に通いてきちんと把握した上で選ばなければなりません。

年齢制限が60歳となっているカードローンを契約し、そして60歳のときに退職をしたのなら、退職してもカードローンでお金を借りることはできません。このような無駄な努力をしないように気をつけなければなりません。年齢の上限は高くても69歳くらいでしょうから、年齢制限が69歳に定められているものを選ぶのは良い方法だと考えられます。こうしておけば、退職してから69歳までは借りることができると考えられます。

年金しか収入がない人は借りることができないわけですが、それは法律によって制限があるからだと考えられます。年金を担保にして貸し付けを行うことはできないと法律で定められています。ほかに収入があれば良いのですが、そうではない場合に融資を行うと法律に違反する可能性があります。ですから、金融業者は貸し付けを行おうとしないことが多いのです。特に大手の銀行や消費者金融ではその傾向が強いです。

では、退職して年金生活をしている人がお金を借りたいと言ったときにはどうすれば良いのでしょうか。いろいろなローン商品の中では、カードローンが最も審査が甘いと考えられていますから、そのカードローンを利用できないとなると、もはやどこからも借りられなくなるのではないかと考える人もいるでしょう。確かに、民間の金融業者から借りることはできないと考えておいた方が良いです。

唯一例外的に借りることのできるのが独立行政法人医療福祉機構が提供している年金担保貸付事業です。これは公的な融資の一種で、年金を担保として借りることのできる唯一のローンだと考えられます。借入をすれば返済をしていかなければなりませんが、その返済は年金から天引きされます。わざわざ返済の手続きを行わなくても良いという点では利便性が高いと考えられます。

すでに年金生活をしている人の場合、年金担保貸付事業を利用する方が良い場合も多いです。というのも、一般的なローンに比べると金利が低い傾向があるからです。支払わなければならない利息の金額も小さくなりますから、利用できるのならほかの民間の金融業者を利用するよりも有利だと考えられます。

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