お金を下ろそうとATMに行ったら残高が足りなかったという経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。給料日前ですとこういったことも珍しいことではないでしょう。なんとか節約して手持ちの小銭でなんとか凌ぐことができれば良いのですが、そうは行かない場合もあります。

例えば、急に身内に不幸があってお金を包まなければならなくなった時、お金が無いからと言って何も持って行かないというわけいはいきません。これは大人としての当然のマナーです。また、子供が学校に収めるお金が必要であると提出期限の直前になって言ってくるということもあるでしょう。

前もって報告してくれていればお金を用意できていたのに、と子供に注意したところで急にお金が増えるわけではありません。このように、大人として社会生活を営んでいると急にお金が必要になることは少なくありません。

給料日前でもお構い無しにやってくるのです。そんな時にカードローンの存在は力を発揮するのです。最近のカードローンは早朝や夜間でもATMから借り入れできるため、急な出費の時でも慌てることはないのです。

日常生活の中で急な出費に対応する場合、主婦の方がその役割を担っているご家庭も多いでしょう。特に子供の学校に関係する事は母親である主婦の方が対応することがほとんどではないでしょうか。家計の管理もすべて主婦が行っている家庭も多いため、カードローンも本人が使えるようなものを一枚持っておくと安心です。

しかし、専業主婦であれば収入はありませんしパートに行っている方も毎月数万円程度の収入があるだけではカードローンの契約など出来ないのではないかという疑問が浮かんでくるのではないでしょうか。確かに、カードローンの申し込み条件には安定した収入があることが挙げられています。

また、消費者金融や信販会社であれば総量規制で年収の3分の1までが借入の上限額と決められていますし、銀行の場合は総量規制の対象外とは言え収入に応じた審査を行うため3分の1以上の借入が出来るという期待は持たない方が良いと言えます。

会社によっては配偶者である夫の収入証明があれば利用できるというところもありますが、夫にはカードローンを作ることに理解を示してもらえないという方もいるでしょう。そんな時は主婦OKのカードローンを選んで自分だけで解決するのも賢い選択と言えます。では、主婦OKの審査のゆるいカードローンとはどのような会社なのでしょうか。

まず、パートなどで収入が少しでも安定して入ってくる主婦の場合は申し込めるカードローンがたくさんあることはご存知でしょうか。収入に応じた利用限度額となるため大金は借りられませんが、急場を凌ぐには十分なだけの借入は出来るでしょう。少なめの利用限度額でも問題が無ければ大手のカードローンでも審査に通る可能性は高くなります。初めて申し込む方であれば有名な大手の方が安心という方もいるでしょう。

今ではインターネットから申し込みもできるため店舗や無人契約機にわざわざ出向く必要もありません。この時、一社だけでは不安だからといって何社も一度にたくさん申し込まないようにしましょう。インターネットで簡単に申し込めるため、つい他の会社のカードローンも申し込んでおきたくなってしまっても、とりあえず一社目の審査が終わるまでは待ちましょう。

早ければその日のうちに返答がもらえることもあります。長く感じるでしょうがとにかく待ちましょう。なぜこうしなければならないかというと、短期間の間に複数の借入申し込みをすると一時的にブラックリストに入ってしまい、どこに申し込んでも審査に不利になってしまうという状況を招いてしまうのです。

数ヶ月で解除されるため、自己破産のようなブラックリストとは種類は違いますが、焦るがあまり数ヶ月は身動きが取れなくなってしまったのでは元も子もないのです。そのため、どの会社に申し込みをするかということは申し込みの前にじっくり比較して選んでおくと良いでしょう。とりあえず頭に浮かんだ会社に申し込むのではなく、いろいろ見比べて本命と滑り止めの二社に絞るというような方法で進めてみてはいかがでしょうか。

カードローンの会社を比較する時に見ておきたいポイントはいくつかあります。まず見比べたいのが金利です。お金を1万円借り入れたとしたら元金は1万円となります。返済する時は1万円を返済するのではなく、元金に金利を上乗せした額となります。例えば金利が10％であれば11,000円が返済額となります。

借り入れ日を基準として一年ごとに金利がつくため、この場合は一年間で1000円の金利ということになります。数百万単位で借りる場合は一年以上かけて返済することもあり、返済期間が長くなればその分金利として支払う分も多くなります。金利は低い方が返済額が少ないためお得です。同じ条件であれば金利の低いところを選びたいものです。

しかし、中には金利ゼロというものもあります。借り入れてからすぐに返済する場合は無金利といったカードローンもあるのです。一週間や10日、一ヶ月などといった期間が決められており、その期間内に返済すれば無金利ということになるのです。

そのため、1万円借りたとしても返済額は1万円で良いのです。無金利のカードローンもあれば、期間限定で金利ゼロのサービスを提供している会社など様々あります。ただし、期間を過ぎると金利がかかります。一般的な金利よりも高く設定されている場合もあるため、短期間で返済できる可能性が低い場合は適していないでしょう。

しかし、お金を借りるのは給料日の直前だけに限定される場合は給料日にすぐ返済すれば良いためお得に利用できるのではないでしょうか。家計の運営パターンやライフスタイルなど個々人によってどのサービスが適しているか違ってきますので、自分にはどれが向いているのかを考えてみると良いでしょう。

金利について把握できたら、次は付帯サービスについても見てみましょう。カードローンに申し込むと審査に通ったらカードが発行されます。このカードはATMでお金を借りる時に使える物ですが、会社によってはショッピングにも使えるなど様々なサービスが付帯していることがあります。

また、ただショッピングに使えるクレジット機能だけではなく、提携しているお店で買い物をするとお得にポイントが貯まるといったようなサービスなどもあります。普段、日常生活の買い物をしているお店が決まっている方も多いのではないでしょうか。そのお店と提携しているカードローンであれば、よりお得な買い物が出来る場合もあるのです。金利よりもポイントで還元される分が大きいこともあります。主婦にとって買い物は家事の中でも大きな仕事の一つですが、より便利にお得にできる可能性を秘めているのです。

実際にカードローンに申し込む時の流れですが、インターネットから行えることはご存知でしょう。しかし、ご家族に知られたくないという方の場合、申し込んだ事や利用していることが分かってしまうのではないかと不安な方もいるのではないでしょうか。ほとんどの会社は申し込みからカード発行まで誰にも知られずに進めることができます。

会社によっても方針は違いますが、まずチェックしたいポイントは本人確認と在籍確認です。本人確認は申し込みした人が第三者のなりすましでないか確認する目的で行われます。その一環として自宅に電話がかかってくることがあります。次にパートなどの勤務先に在籍しているかの電話確認があります。

電話の際は、日時を指定できますし会社名ではなく個人名でかけてくれる場合がほとんどですが、会社によって違いもありますので気になる方は遠慮なく確認しておきましょう。電話確認は多くの利用者が気にするポイントでもあるのです。

また勤務先の在籍確認については最近では個人情報保護のため電話で在籍していることを教えてくれない企業も増えているため、書類の提出で良い場合もあります。審査に通って本契約が終わるとカードが発行されます。

郵送の場合はカードローンの会社名以外の名前で郵送されることがほとんどですがこれも確認してみましょう。郵送を避けたい場合は、カードの受け取りは店舗や無人契約機で行うこともできるためそういった方法も利用してみましょう。