貸金業者のカードローンの申込みをした後は、必ず貸金業者から本人確認の電話が来ます。この電話は在籍確認と呼ばれる会社に勤めている人に対するものではなく、あくまでも本人は申し込みをしたのかを確認するための電話になりますので、本人に直接つながる電話にかけてくることが多く、よくあるのは携帯電話になります。カードローンの審査はこの電話の後から始まることなります。

特に申込みをしたあとにするべきことはただひとつであり、無事に審査にとって欲しいという願いくらいしかすることはありません。今までのキャッシング履歴が良好で、今まで延滞をしたことがないという人であればそこまで心配する必要はありませんが、そうでない人は緊張する時間を過ごすことになるでしょう。

貸金業者によってそれぞれの審査基準がありますので、一概に言えませんが通りやすい人とそうでない人がいます。通りやすい人というのは、今まで金融に関する事故をしたことがない人になります。この金融事故というのは、今までキャッシングやクレジットカードで延滞や債務整理をしたことがない人になります。そのような人であれば、よほどのことがない限り融資を実行して貰えるでしょう。

また最近問題になっているのは、携帯電話の延滞問題です。スマートフォンを分割で支払っている人は、特に注意が必要になります。スマートフォンなどを分割で支払っているというのは、クレジットカードで分割で購入しているのと同じ扱いになりますので、それに遅れているということは、延滞をしていると見做されることになります。これで貸金業者から借り入れができない人も多くなっています。

一旦このように延滞をしてしまうと5年間ブラックリスト入りになってしまい、貸金業者の審査が通らなくなります。なぜこのようなことが違う貸金業者でわかってしまうのかというと、個人情報機関と言うものがあり金融に関する情報を一括で管理している場所があります。そこに掲載されてしまい、他の貸金業者はそれを照会することができ申し込みをした人の与信を調べることができます。

与信というのは、この人がお金を貸しても返済することができる人なのかを審査するものです。この審査のために個人情報機関に照合して、申し込みをした人の与信を調べています。そこに延滞をしていた事実があると、この人にお金を貸すと帰ってこないことがあるということになり、貸金業者は融資をしないという決断をするでしょう。よってここに掲載されてしまうのだけは避ける必要があります。

避ける方法は、本当に単純であり返済や金融事故をしないことです。よく貸金業者でキャッシングする場合は返済を怠らないことと聞くことはないでしょうか？返済をしてしまうと今後のことに響いていしまうからです。先ほど述べたようにブラックリスト入りになってしまいますし、たとえばもっと限度枠が欲しいというときに、延滞している顧客に貸金業者はお金を融資しようとは思わないはずです。

貸金業者がお金を貸したい人というのは、しっかりと返済を来ないそして契約通りの利息を付けて毎月決められた期間で返済してくれる人になります。良いお客さんにお金を借りてもらいたいのです。よって返済が遅れる人にはなるべく融資をしてほしくないという心理が働くことになるでしょう。返済が怠るのを毎回続けていると、最悪の場合カードが使えなくなることもあります。

これを途上与信といって貸金業者は定期的に会員の与信を調べています。良い顧客には増枠をしませんか？というお誘いの電話が来ることもあります。このようなお誘いが来ると増額はすぐそこになります。その一方増額のお誘いが来ない人は、増額が厳しいという見方ができます。この途上与信でこの人の使い方が悪いという判断をされないようにしましょう。

その判断ですがなにも返済を行っているから、よろしくない顧客と言う判断をするわけではありません。使い方が荒い人も対象になることがあります。たとえば返済をした後にすぐ借り入れをするような人は注意が必要です。基本お金に困っているというのは、返済ができなくなる可能性があるという見方を貸金業者は、リスク管理として当然行っています。

そのような行動が顕著にみられるようになると、もしかしたらカード利用停止が突然来る可能性があります。ここまで言うとひどく脅しているように聞こえますが、このようなケースもありますので、注意が必要です。キャッシングを利用するということがとても便利なものですが、貸金業者はいつも見張っているということを忘れないようにして、計画的に利用することが重要です。

特にカードローンの返済が遅れているというようなことがなければ、それほど心配する必要はありませんが、急にカードが使えなくなると困ることもあるでしょう。またそのようなトラブルが起きるといざお金が必要になったときに困るのは、利用している本人になります。またカードが使えなくなる理由と言うのは、個人情報機関に照合した結果でもあるということを忘れないようにしましょう。

そうなると今後どこの貸金業者からもお金を借りることが難しくなる可能性が出てきます。5年間もキャッシングできなくなるのは大きな痛手になるでしょう。5年と言うと人生の転機が訪れることもあります。そのような時にお金を借りることができない状況というのは、誰もが避けたいはずです。そのためにも与信のことを考えたキャッシングをした方が賢い利用方法になります。

また返済ができなくなった後に債務整理をした時も注意が必要です。債務整理の種類によってブラックリスト入りする期間が異なりますが、借金がすべてなくなる自己破産をした場合は7年間もブラックリスト入りしてしまうことになります。そのようなことがないようにしっかりと返済をするようにしましょう。

よくある債務整理をしたけれど、返済が遅れていた事実が数年前にあるけれど審査に通ることができたという人の意見もあります。これは貸金業者にも個人情報機関以外で審査を行っており、そして貸金業者それぞれの基準がありますので、それに合わせて審査をした結果が可決ということになるのでしょう。時々ですが、本当によくわからない審査結果になることがあります。

そのような時は得をしたという想いでキャッシングを行い、今回からは絶対に失敗しないという気持ちでキャッシングを利用するようにしましょう。同じことの失敗を続けないことも大切です。そのカードローンを使い続けることで良いことも起きます。特に限度枠が増えるのは、利用している貸金業者から信頼されている証になります。真面目に使い続けていれば良いこともあるでしょう。

そのためにも絶対に返済を怠らないことが大切です。増枠ができる人には3つの条件があります。ひとつがその返済期日をしっかり守ることであり、2つめが新規契約から半年以上経過していることで、3つめが他の貸金業者から借り入れを行っていないことになります。この3つの条件はどこの貸金業者も同じような条件を設けていますので、参考になるでしょう。

増枠を検討している人はまずこの3つを守るようにしましょう。基本貸金業者というのは、真面目に誠意を持って利用してくれている人に突然カード利用停止をするようなことをしません。貸金業者もお金を貸した利息で営業を行っていますので、そう簡単に利用者を切るようなことをしませんし、そのようなことをすると顧客の信用失態にも繋がります。

あくまでもこのまま利用させておくと危ないという人に対してペナルティーを設けることになりますので、真面目に利用していればブラックリストに入ることもありません。返済期日をしっかりと守って、誠意をもった使い方をすれば困ったお客さんという見方をしませんので、安心して使ってください、貸金業者とのうまい利用の仕方は、ルールを守って誠意を持ち利用することです。