多くの方が知っているイオン銀行ではカードローンの利用をすることができます。イオン銀行カードローンは最大８００万円まで借入ができるので、急に医療費など大きな費用が必要となった時には非常に便利です。日本在住の日本人の方および永住許可を受けている外国人の方が利用できますが、年齢制限があります。年齢制限は満２０歳以上６５歳未満の方です。

またイオン銀行に口座を持っていることが条件となります。口座は申し込みと同時に作ることもできますが、なるべく早く手続きを進めたい方は前もって作っておくほうが無難です。パートやアルバイト、専業主婦、自営業の方は利用できますが、学生は不可となっています。（こちらもご参考に→親になりすましてカードローン申込んだらばれる？）

基本的に安定した収入がある方が対象です。ただし専業主婦の方は配偶者に安定した収入があれば問題なく審査を受けることができます。限度額は３０万円から８００万円となっています。

１００万円までは１０万円単位で、１００万円以上は１００万円単位の融資となりますので覚えておきましょう。希望融資金額は申し込み時に伝えることはできますが、審査の結果その希望金額よりも低い金額になってしまうこともあります。

専業主婦など本人に収入がなく、配偶者の方の収入で審査を受ける方の場合は最高限度額は５０万円までです。借入の利率は３．８％から１３．８％と低いので利用者にとってはとても良いです。

融資を受けると元金だけではなく、利息も含めた合計金額を返済していくことになりますから、利息が低ければ低いほど完済時の返済総額が少なくてすみます。どこの銀行でもそうですが、返済が遅れてしまった時には損害金として年率１９．８％となってしまいますので返済は一気に大変なことになります。くれぐれも返済は毎月決まった日に必ず返済するようにしましょう。

カードはローン専用のものを発行しますが、すでに銀行のキャッシュカードを持っている方であればそれにカードローン機能を加えることで利用できるようにすることもできます。

新たにカードを作りたくないという方はそれを利用するのが良いです。イオン銀行のATMであれば手数料は０円です。提携している金融機関などのATMで引き出す場合は利用手数料や時間外手数料がかかってしまうこともありますので注意しましょう。返済は毎月７日ですが、土日や祝日などと重なった時にはその翌営業日に引き落としとなります。

毎月の返済日以外でも任意で返済することができますから、早めに返済をしたい方は余裕がある時などに返済をしてしまうのもオススメです。早めに完済できればその分利息がかからないからです。

また自動融資機能というものがあり、カードローンの返済用に作った普通預金口座が口座振替などの自動支払で残高が足りなかった場合、限度額内であれば不足分を自動的に融資してもらうことができます。自動融資には対象外もあるので確認しておかなくてはいけません。この機能は希望者のみが使えるものなので、希望する方は申し込み時などに伝えておくと良いです。

申し込み時には本人確認できる書類が必要になります。本人確認できる書類とは運転免許証、パスポート、健康保険証、年金手帳、住民票、印鑑登録証明書などが有効になります。運転免許証を提出する時にはもし変更事項があれば表裏両面をコピーして提出する必要があります。外国人の方は在留カードや特別永住者証明書、住民票などです。ただしパスポート、住民票、印鑑登録証明書はウェブでの申し込み時は本人確認として使えません。

外国人の場合も住民票はウェブでの申し込み時は利用できませんから別のものを用意する必要があります。借入希望金額が３００万円以上の方は収入証明できる書類を提出しなくてはいけません。前年度の源泉徴収票のコピー、直近３か月以内に発行された給料明細書のコピー、住民税の課税決定通知書のコピー、直近３か月以内の発行になっている課税証明書の原本、同じく発行から３か月以内の納税証明書の原本などです。

借入希望額が３００万円以内であっても審査の結果、収入証明の書類を提出しなければいけない時もあります。課税証明書と納税証明書の原本はウェブでの申し込みでは利用できません。自営業者は希望金額に関係なく、収入証明できるものを提出しなくてはいけません。

申し込み方法は口座を持っているか、まだ持っていないかによっても違います。口座を持ってない方はまずインターネットで申し込みし、審査に入ります。審査は午後３時までの申し込みであれば原則として当日中に結果を知ることができます。

土日祝日は午後２時までです。審査に通らなかった場合は郵送で審査結果が送られてきます。審査に通ると自宅に届く書類に必要なことを記入の上で返送します。急いでいる方はイオン銀行店舗へ行き、口座を作ってしまいましょう。その時にはインターネットでカードローンの申し込みをしていることも伝えます。

手続きが完了すると自宅へローンカードとキャッシュカードの２枚が送られてきます。キャッシュカードにローン機能をつける方の場合はその機能がついたキャッシュカードのみが届きます。午後３時までの申し込みで即日審査結果がわかった場合は申し込みから４、５日でカードが届けられます。すでにイオン銀行の口座を持っている方の場合はもっと簡単です。

インターネットバンキングにログインしてからカードローンの申し込みをします。最短当日に審査結果がわかります。本審査に通った方はローンカードかローン機能付のキャッシュカードが発行されます。もしすでにイオン銀行カードローンを利用している方が増額をしたいという時もあるでしょう。

特に初めて利用される方はまず低めの限度額に設定されることが多いので、後々足りなくなったという場合もよくあります。そういう時には増額を申し込んでみることができます。増額も初回の審査とそれほど進める過程は変わりませんが、審査についてはより厳しくなることが考えられます。

融資する金額が増えるのですからそれも当然だといえます。午後３時までの申し込みであれば原則当日中に結果を知ることができます。土日は午後２時までです。審査に通らなかった時は郵送での知らせになります。

借入はインターネットバンキングやモバイルバンキングを利用したり、ローンカードでの利用、ローン機能付のキャッシュカードでの利用などです。ただしカードローンの１日あたりのATMでの利用限度額は初期設定は５０万円までとなっていますので覚えておきましょう。

返済は例えば６日に初めて借入をしたとしても翌日の７日には１回目の返済金額を引き落としされますからその分はきちんと入金しておくようにしておくといいです。借入残高が３千円以下であれば返済日前日の借入残高と利息の合計、３千円以上１０万円以下であれば返済金額は３千円になります。

領収書は発行されないので自分でしっかりと管理しましょう。また返済を遅れてしまった時には遅延分を支払わない限り、次の借入はできないので注意しなくてはいけません。返済日以外に任意で返済するお金については基本的に元金の返済へとあてられます。

また６日の時点で借入残高がなかったとしても先月の７日から当月６日までに一度でも利用していた場合は借入していた期間の利息分が引き落としされます。そのことも考えて利用をしておくと良いでしょう。残高が残っていないのに利息分だけ引かれるのはもったいないですから計画的に返済すると損をしません。

限度額内で必要金額を引き出し、もしまだ限度額内に余裕があったとしても必要がなければそれを使わないようにするといいです。すぐに引き出せるお金があると思うと人間はつい贅沢をしてしまいがちですが、それは借金地獄への入り口なのだと考え、控えるようにするのが賢いといえます。便利なカードローンは必要な時にのみ使うのが正しいのです。