私たちが暮らしている毎日は、常に何らかの出費から追いかけられているようなものです。毎日の食費や生活費のやりくりも大変ですし、そこに自分の嗜好品の購入、または趣味への出費などを重ねて行くと、いつの間にか気がつくと出費が数万円から数十万円にまで膨らんでいることもしばしばです。

また、毎月の収入の範囲内できちんと計画を立てて家計をやりくりしていたとしても、その通りに行くとはいえません。日常生活は緊急の用件にて思わぬ出費を余儀なくされることで満ちています。急に病気や怪我を被って病院にかからなければならなくなったり、休日と思っていた日に接待のためのゴルフが入ったり、あるいは夜に突然飲み会や会合が入って駆けつけなければならなくなるケースも少なくないのです。

それに近しい人の急な冠婚葬祭にはその関係性に沿った形でお金を包まなければなりません。仕事の合間を縫って有給休暇を消化する時には、短期間で思いきり羽を伸ばせるような旅行やグルメ、近場へのデートなどへの出費が求められるでしょう。

こういったひとつひとつの出費の機会に対して、私たちは常に備えてお金を準備しておく必要があります。もしもこれらの大切な時にお金が不足してしまうとなると、せっかくのチャンスをみすみす逃してしまうことになりかねません。そんな時に我慢して諦めきれればよいですが、その多くは後悔となって後にずっと残ってしまうもの。そうしたことを繰り返さないためにも、非常時にサッと不足額を埋め合わせることができる手段をいつも手元においておくのは大切なことと言えるのです。

とりわけ消費者金融を使った借り入れサービスの利用は手続きも簡単、融資スピードも素早いことから、文句なしの解決策と言えるのではないでしょうか。中でもカードローンは一枚の個人専用カードを使いこなすことで、お金の不足時にサッと近くのATMに駆けつけさえすれば、そこで必要額を受け取ってすぐに補充することができます。この手軽さ、利便性ともに、まさに最良の手法です。

さらに嬉しいことに、最近では大手消費者金融と全国をカバーする大手コンビニチェーンとの提携も完備されており、全国のコンビニ店内にもきちんとATMが設置されるようになってきました。これらを使えば、２４時間いつでも融資金を引き出すことができるので大変有り難いものです。特に深夜帯や朝方といった時間帯は、消費者金融のサービス窓口も当然しまっておりますので、こうした提携ATMが受け皿として機能するのはとても賢いやり方と言えるでしょう。

このカードローンを使うにはまず、然るべき消費者金融に申し込みを行い、そのサービス方針に沿った審査を受けなければなりません。まずはネット、電話、店舗窓口、自動契約機などの手段を通じて申し込みを行うわけですが、それぞれの手法は違うものの、業者側に対して氏名、住所、生年月日、職業、勤務先、年収、融資希望額といった必要事項をきちんと伝えるという意味では全て共通しています。

ネットでは申請フォームに入ってキーボードで入力、あるいはスマートフォンで身分証や年収証明書を撮影した画像データを送信したり、あるいは電話を使って口頭にて申請することも可能です。さらに、店舗窓口を使えば窓口スタッフに疑問点や悩みを相談しながら手続きを進めていくのも可能ですし、審査後すぐに窓口でカード発行を受けることもできます。

さらに自動契約機は無人のボックスではあるものの、そこに設置してある機器はテレビ電話にてオペレーターと繋がっていたり、あるいは画面ガイダンスに従って簡単に入力申請が行えるなど実に便利な手法になっています。また、申請時に必要な身分証や年収証明書に関してもその場のスキャナーやカメラなどを使って画像データを取り込み、コピー代わりに先方に送信することが可能となります。

このようにして利用者側の申請は完了するわけですが、ここでひとつ注意しておきたいのが、消費者金融側から電話で行われる申込確認です。これは申請後、審査担当者によってすぐに行われるもの。申込確認では本当に申し込みを行ったのかどうかを本人の口からしっかりと確認の言葉を取るために行われるものです。ここで間違いがあればすぐに訂正し、申請した内容で間違いがなければそう伝えることによって早急に審査がスタートすることになります。

また、申請内容の中にもしも疑わしい情報が含まれているような時には、この時に審査担当者から直接問い合わせが行われる場合もあります。さらにこの申請内容のチェックの時点ですでに条件を充たしていないような時にはなにも連絡を入れることなく審査落ちが決定することもあるので注意が必要です。

さてこのようにして本格的な審査が行われるわけですが、まずは申請内容に漏れがないかをチェックした上で、希望借り入れ額が総量規制を上回っていないかどうかもチェックされます。貸金業者は法律にて年収の3分の1を超える融資を行ってはいけないことになっています。他社からの借り入れも含めて、これをうっかり超えて融資を行うと業者側が罰せられることになります。それゆえこうした総量規制のチェックも厳しく行われます。

その後、信用機関と呼ばれるデータベースの情報を引き出して利用者情報が確認されます。この信用機関には消費者金融が過去に融資してきた利用者の借り入れ履歴が管理されています。もしも以前の借り入れで借金返済が遅れたり、返済が出来なくなって自己破産などを行うと、ここのデータベースにブラック扱いである旨が記載されます。

そして短い期間の間に複数の借り入れ申請を行って、これにことごとく審査落ちすると、これはお金に切羽詰まっていて借金がきちんと返済される可能性が低いと判断されて、信用度が極めて低くなります。つまり、この時点で申し込みブラックと呼ばれる部類に入ってしまうのです。こうなると新たな審査に通りにくくなりますので、申請の際には数多く可能性を広げ過ぎるのではなく、確実に審査に受かりそうなものを抽出した上で成功法に基づいて申し込むことが大切です。

これらの信用機関への確認が終わると、次に勤務先への在籍確認が行われます。これは申請時に記載した会社にきちんと勤務実態があるのかどうかを確かめるためのもので、審査担当者が実際に会社に連絡し、それに応対した相手に申請者への通話の取り次ぎを依頼します。その人がスムーズに取り次いでくれたり、あるいはその申請者の名前に違和感なく応じてくれた場合には、この時点で在籍確認はほぼクリアできたも同然です。

もしもその名前が誰なのか分からなかったり、あるいはそのような人はいないと断られたり、さらに正社員のはずが契約社員の待遇だったり、アルバイトやパートだったりすると、申請内容と異なる部分があるとして審査通過の妨げになることになります。

これらの在籍確認では担当者は決して貸金業者名も借金サービスのことも口にすることはありません。あくまで個人名を使って連絡しますので、それによって会社の人に借金について知られることはありません。プライバシーはきちんと保護されますので安心して良いでしょう。

こうして全ての審査過程が完了して何も問題がなければ最終的なカードローン利用の可否が決定されます。その時間は平日の日中だと４０分から６０分ほどかかるでしょうか。そこが店舗窓口や自動契約機であれば審査完了後、その場ですぐにカード発行が受けられます。

ネットや電話を使って申請した人は審査通過の連絡があるとすぐに店舗や自動契約機を訪れてその場でカードを発行することができます。また、近くにこのどちらも存在しない時には、カード受け取りを郵送に設定することも出来ます。

こうしてカードを手にすれば近くのATMで融資がうけられるようになります。決して使い過ぎないように配慮しながら、借り入れスケジュール、返済スケジュールにあわせてのサービス利用が求められるでしょう。

【参考ページはこちら】
固定電話なしだとカードローンに申込めない？