家族生活というものは日々、なにかと出費の機会が舞い込んできて、とてもお金がかかるものです。一人暮らしであればまだ自分の収入を好き勝手に浪費することが可能ですが、結婚、出産を経て子供達をも養うようになると、一気にその人数が3倍から4倍へと拡大されることになるわけです。自ずと支出の面でも初期の3倍から４倍へと拡大を遂げていくのは当然です。

まず結婚にあたっては手狭な住居をちょっと広めのものへと変える必要がありますし、結婚式や披露宴の費用、ハネムーンの費用なども捻出しなければなりません。それに子供が生まれるとベビー用品の購入などでも大変になりますが、幼い頃から習い事に通わせたり、私立に入れるとなるとますます学費がかかるなどすることから、これまで以上に財政を引き締めて対処する必要性が生まれてきます。

また、これだけ家族の人数が増えると、さらに住居を変えることを余儀なくされますし、自動車もまた家族が全員快適に乗車できるある程度の広さのあるものへと変えなければなりません。さらにせっかくの休日にはレジャーや旅行などの家族みんなで出掛ける機会も作りたいもの。その費用としても随分とかかるのは当然と言えるでしょう。

こういった家族生活をつつがなく送っていくためにも、その都度その都度におけるお金のやりくりの手腕はとても大切になってきます。それでも人にはどうしても現状がしんどくなってしまうことがあります。お金に関してもどうしても不足額が埋まらず、なかなか壁が乗り越えられない状態でもがくことも少なくありません。

そのような時には消費者金融の借り入れサービスを活用すると便利に難題をクリアできるはずです。消費者金融ではキャッシングやカードローンと言った手続きが簡単で、融資スピードも極めて迅速な金融サービスがあります。キャッシングは希望融資額を申請するとその金額が銀行口座に一括振り込みされるというサービスのこと。もう一方のカードローンは個人カードを発行して、それを使いこなすことでATMから希望の融資額を引き出すことが可能となります。

かつてはカードローンのATMも限られた数しか設置されてありませんでしたが、最近ではコンビニエンスストアとの提携が顕著となっており、店内に設置してあるATMをつかえば深夜帯でも明け方でも２４時間いつでも融資金を引き出すことができるようになってきています。これで会社帰りにサッと借りて不足額を充たしたり、朝一番で今晩の急な出費に必要な金額を捻出したりするのも簡単になることでしょう。

契約の際には必ずそれぞれの利用者に対して消費者金融側から借り入れ限度額が通達されます。これは各業者のサービス方針にのっとって策定されるものですが、この金額の範囲内であればいくらでも融資金を引き出すことが出来ますし、また何度でも引き出すことも可能です。つまり一度の借り入れで限度額いっぱいまで借り入れることも可能ですし、数万円ずつ細かく引き出していくことも可能なのです。

一回ごとの契約手続きがきっちりとしているキャッシングに比べて、カードローンはむしろ継続的な自由度の高い利用を充実させているところに大きなメリットがあると言えるでしょう。融資限度額を守って借り入れと返済を続けているのであれば、消費者金融側から何ら干渉されることはありませんので、自分の裁量や匙加減でサービスを適度につかい続けることが出来るはずです。

それではカードローンはどのようにして申し込みを行えば良いのでしょうか。まずは自分に最適の消費者金融なりサービスなりを見つけた上で、ネットや電話、店舗窓口、自動契約機などの手法の中からライフスタイルに合致したものを選びます。そうやって申請に必要な氏名、年齢、職業、勤務先、年収、借り入れ希望額などを伝えるのです。
（⇒カードローンの申込み方法とは）

家族のいる家庭であれば、これ以外にも家族構成や住居形態、そして他社からの借り入れ額などを任意で伝えなければならないケースもあります。さらに身分証明書や年収証明書もこういった借り入れ審査の際には欠かせないもの。事前にきちんと用意しておいて、コピーや窓口提示、あるいはスマートフォンで撮影した画像データの送信などの方法をきちんと把握しておかなければなりません。

このように申請を行ったならば、注意しておきたいのはここで消費者金融側のレスポンスとして自宅に確認の電話がかかってくる可能性があるということです。これは本当に上記内容で申請を行ったのか、ひとつひとつの情報が正しいのかを確かめるためのもので、自宅番号が正しいことが分かるとほぼ完了ということになります。

この自宅への電話によって借金契約のことが家族にばれるか?と心配になる人もいるでしょう。もちろん、この時には申請者以外の家族がこの連絡を受ける可能性も大いにあるものです。その際の審査担当者によっては借金に関して口に出して説明してしまうのではと不安がよぎるからです。

ただし、この時の電話は消費者金融名やサービス名などは口にされることなく、あくまで個人名にてかけられることが多いのが通常です。ですのでよっぽどの事態にならない限り、この電話で家族にばれることは少ないと見てよいでしょう。その点に関しては安心して臨んでよさそうです。

続いて審査では信用情報機関への問い合わせを通じて、申請者の過去の借り入れ履歴をチェックすることができます。これによって過去の信用度を確認することができるのです。もしも返済不能に陥って自己破産などの法的手続きを行ったことが分かると審査の状況は厳しくなってしまいます。

審査はこれで終わりではありません。さらに勤務先への電話を行って、その企業に本当に申請者が在籍しているのかどうかを確かめます。電話のやり取りを通じて申請者の勤務実態が確認できれば、それでこの作業は完了となるので大変便利です。この在籍確認においても、電話をかける審査担当者は消費者金融名やサービス名を口にすることはありませんので、会社の中でプライバシーが広まることもありません。

ここまでこれば審査もクリアできたも同然です。ただしここでもう一度、注意すべき点が訪れます。審査完了後にももう一度電話やメールで連絡が入るので、その契約内容の確認や個人カードの発行方法などに関して最終的な決定を行わなければなりません。こうした連絡が自宅の電話に飛び込んでくることも十分に考えられますので、自分の携帯電話の方を優先度を高く記載しておくことが大事となります。

さらに、本格的に借り入れを行っていく上でも注意しなければなりません。場合によってはATMから融資金を引き出すたびに借り入れ金額やその利息を記した利用明細が郵送されてくることがあるのです。これは最初の申請時に利用明細の受け取り方法として郵送に設定してしまっていたケースが考えられます。

こうやって郵送に初期設定してしまうと、その後、何らかのアクションを行うまでずっと郵送物が送られ続けることとなります。こうなると家族にばれるか?との不安も大きくなることでしょうから、まずは電話相談にて郵送をやめたいとする旨を伝えた方が良いでしょう。また店舗の窓口でもペーパーレス化による経費削減などに繋がるので郵送をやめたいとの願いはすぐに聞き届けてもらえるはずです。

この場合、郵送をやめる代わりに今度はインターネットの公式サイトでマイページにログインして、その画面にて利用明細をチェックすることが求められるでしょう。また、同様の画面にて自らの利用明細の確認方法を今後はウェブチェックにしたいとのリクエストを受け付けてもらうことが可能です。

かつては消費者金融からの連絡事項があるとすぐに自宅へ電話が及んでいたものでしたが、こうやってパソコンやスマートフォンをつかって人がいつでもどこでもアクセスできるようになっていることから、懸案の家族にばれるか?といったヒヤヒヤした思いをする人もかなり減ってきているのです。