カードローンはいざという時にはとても便利なものですが、特に銀行のものは金利が低く、逆に限度額は高めになっているので利用者にとっては利用しやすいものとなっています。

三井住友銀行のカードローンも同じく、金利が年４％から１４．５％と一般のキャッシング会社に比べてかなり低い数字となっているので返済もその分楽になるでしょう。一般のキャッシング会社は高いほうで１８％というところが多いのです。利率は契約する限度額によって変わります。

例えば１００万円以下であれば１２％から１４．５％ですし、７００万円以上８００万円以下であれば４％から４．５％の低さになっています。しかもカードの発行までに時間がかかることが多い銀行のローンですが、こちらのカードローンは審査結果が出るまでは最短で３０分ほど、場合によっては即日カード発行し、融資も受けることができます。

三井住友の銀行口座を持っていなくても利用できますし、もし持っている方であればわざわざローンのためにカードを発行しなくてもキャッシュカードを使って借入や返済をすることができるのが便利なところです。キャッシュカードであればローンを利用していることは全くわかりません。

契約までの流れはまずインターネットや電話、モバイル、ローン契約機、郵送、窓口などです。即日融資を希望する方は電話やローン契約機を利用するのがオススメです。申し込みをするとすぐに審査が始まり、最短３０分ほどで電話かメールで知らせがきます。審査をしている時間帯は午前９時頃から午後９時頃までなので、当日中に審査結果が知りたい方はこの時間帯内に申し込みをするのが良いです。

これ以外の時間でも申し込み自体はできますが、審査は行ないませんので結果は翌日以降に知ることになります。審査に通ると郵送またはローン契約機で契約書類や必要書類の提出をしてカードの発行をして利用開始となります。

必要書類は本人確認書類になります。運転免許証やパスポート、健康保険証、顔写真付の住基カードなどが有効です。希望融資額が３００万円以上の方は収入証明になるものも提出しなくてはいけないので、前もって準備しておくといいでしょう。収入証明は源泉徴収票や確定申告書の写し、収入証明書、給与明細書などが有効です。

ローン契約機は三井住友銀行内に設置されていますので、近くにある方は直接行ったほうが早いです。また毎月第2月曜日の深夜１時から５時まではメンテナンスが行なわれているので申し込みはできません。それ以外の時間に申し込みしましょう。

利用できる条件は満２０歳以上６５歳以下で安定した収入がある方です。保証会社の保証が受けられることも必須です。融資されたお金は使い途は自由なのですが、事業性資金にだけは使うことができないので承知しておきましょう。

契約は５年ごとで自動更新されます。返済は残高スライド方式というもので、返済時の残高によってその時の返済金額が変わります。返済日に関してはお好みで選ぶことができ、毎月５日、１５日、２５日、月末のいずれかから選択します。注意しておきたいのは返済が遅れてしまうと借入残高に対して年１９．９４％の遅延損害金がかかってしまうことです。年利が全く違うことになってくるので返済も大変です。

決められた日時までに必ず返済するようにしましょう。申し込み後、審査の段階で職場への在籍確認の電話がかかってきますので申し込み時の記入ミスがないように気をつけておくことも大切です。虚偽の申告はもちろんいけませんが、わざとではなくとも記入ミスによって審査に影響が及んでしまうことは多々あります。

また在籍確認の電話以外にも契約内容の確認のために携帯などに電話がかかってくることがあり、その時にはいろいろと細かな質問をされることがあります。これはある意味では面接と同じで利用者の人柄などを知るためにしているものです。

ですから質問されたことにはどんなに細かいものであっても正直に答えるようにするといいです。面倒くさいからといって横柄な対応をしてはいけません。それによってせっかく融資が決まりかけていたのに断わられてしまったり、限度額を予定よりも低くされてしまったりする可能性があります。

ちなみに三井住友銀行のカードローンの最高限度額は８００万円となっています。どうしても医療費などで高額なお金が必要な方は銀行で借りるのが良いです。キャッシング会社は銀行よりも審査が甘く、通りやすいと聞いたことがある方は多いでしょう。
（⇒審査が甘いカードローンを教えて！）

しかし限度額の多さで比べますとやはり銀行のほうが余裕があります。豊富な資金があり、金利も低いのでそこもメリットです。またキャッシング会社の場合は総量規制の枠がありますが、銀行の融資ではそれがありません。総量規制とは年収の３分の１の金額が設定できる最高融資額であるということです。

ですから例え５００万円の融資がどうしても必要でも年収が１５００万円以上ある方でなければそれは無理なのです。年収が１５００万円もあるという方はそれほど多くありません。しかし銀行の場合、この総量規制は関係なく融資を受けることができます。最高融資金額がいくらになるかというのは審査結果次第なのです。

ですから年収が低い方であったとしても年収の３分の１以上を借りることができる可能性は０ではありません。利用するのが初めての方であれば最高融資額は低めに設定されます。しかしこれは当然で、まだ信用度が低いからです。つまり、契約してから信用度を少しずつ上げていくことで最高融資金額を上げていくこともできるということです。

増額をすることができますが、そのためには再度審査を受けなければいけません。この審査は特別に変わったものではなく、申し込み時と同じようなものですが、その時の収入状況などによっては増額どころか契約そのものが白紙になってしまうこともありえるので気をつけておくといいです。増額の申し込みは電話かローン契約機ですることができます。

電話はフリーダイヤルですからお金もかかりませんのでまずは相談してみるといいでしょう。借入をする時の手数料は基本的には無料ですが、三井住友銀行以外の銀行で借入や返済をした時には有料となりますので気をつけたほうが良いです。

ローン専用カードを使う場合、三井住友銀行のATMはもちろん、＠バンク、コンビニエンスストアの提携ATM、ゆうちょATM、提携金融機関のATMで利用することができ、キャッシュカードの場合はこちらの銀行のATM、＠バンク、コンビニエンスストアのATMなどが利用できます。ただしキャッシュカードですと福岡県内にある＠バンクのATMや大分支店立命館アジア太平洋大学共同出張所のCD機では利用できません。

返済方法は口座振替や近くのATMでの返済、振込みから選ぶことができます。忙しくて返済日を忘れてしまいそうな方は自動的に毎月引き落とされる口座振替がオススメです。余裕がある時には返済日以外でも利息金額以上であればいつでも返済することができます。もし借入残高と利息以上の返済をした時には差額は普通預金として預かってもらうことになります。

ですからおつりが出ない時などはそのまま預金となっていると考えておくといいです。ただこれはカードローン口座と同じ支店で同じ口座番号の普通預金口座です。公共料金やクレジットカード代金の引き落としや給与振込の受取等には利用できませんから承知しておきましょう。

通帳は作れませんし、利息もつかないです。そして預かってもらっているお金は借入取引として利用することになります。もしそうしたくないということであれば、お釣りなどが出ないことも想定して元金と利息ぴったりの金額を返済するようにしたほうがいいです。

どれくらい利用しているか利用状況の照会をしたい方は電話するか、こちらの銀行のATMで照会するか、インターネットバンキングを利用している方はそちらからも照会することができます。