お金を借りること自体は、とても苦手です。でも、先月急な出費が給料日前にあって、生活費に困窮してしまいました。給料日まで一週間もあったので、毎日食費は100円ちょっとでしのいでいました。そんなことがあってから、カードローンの利用を考えるようになりました。
さすがに餓死するよりも、お金を借りた方がいいに決ってます。でも、やっぱりカードローンには不安もあります。でも、銀行系のカードローンがあるって噂を聞きました。それなら、安心です。銀行系のカードローンで、審査に通りやすいところがあれば、そこに申し込みたいのですが、教えてください。
メインバンクの銀行のカードローンが一番通り易い!
カードローンの便利さは、気軽に利用できることです。お金に困ったときに、コンビニのATMで借りて、返済日またはその前に、ATMで返済する。こんなことが、簡単にできてしまいます。ですので、給料日前にお金に困って生活に困窮してしまう人にとっては、とてもありがたいサービスです。
しかし、まだまだカードローンのイメージは良くありません。かつてのサラ金でしょ、取り立てが怖いんでしょ、というイメージを持っている人が少なくないのです。しかし、今は大手の銀行もカードローンサービスを提供しています。ですので、今はカードローンといえど、安心して利用できる時代だといえます。
気になるのは、審査です。無担保・無保証人で利用者にお金を融資するカードローンは、利用者の属性や信用を重視します。そこで重要になってくるのが、審査なのです。基本的な最重視ポイントは、安定した収入があるかどうかです。これは、アルバイトであっても安定していれば大丈夫です。
しかし、消費者金融系と違って、大手の銀行のカードローンは審査が厳しいんじゃないの?という意見もよく聞きます。当たらずとも、遠からずです。銀行系カードローンは、ブランドによる安心を提供するだけではありません。金利も通常の消費者金融系のカードローンよりも割安になっているのです。ですので、消費者金融系のカードローンと比べると、審査がどうしても厳しくなります。
銀行系カードローンが重視する点は、属性であったりします。もちろん、アルバイトでもOKですが、公務員や大手の大企業なら問題なく審査が通ります。それでも、特に信用情報に傷がなければ、審査に通る可能性は高くなります。逆に他社からの借入が多い、とか過去に返済を遅滞している、だとかのネガティブ要素があると厳しくなります。
最後に、銀行系カードローン審査にかなりの割合で通る裏ワザがあります。給与の振込などで利用しているメインバンクがカードローンをやっている場合、そこを利用することです。普段からメインバンクとして使用している銀行には、すでにあなた個人の信用が積み重なっています。そのような情報は、カードローン審査でも生きてきます。できれば、銀行系カードローンを利用する場合は、自分のメインバンクのものを利用するのが無難かもしれません。
【参考ページはこちら】
銀行系カードローンの正体は消費者金融?
カードローン審査にとおりやすい人の5つの特徴
カードローンの利用を希望する際には誰もが必ず審査を受けなくてはなりません。
これは利用を希望する人の性別や年齢などに関係なく、契約を結ぶ際には避けては通れないのです。
ここではそれぞれの消費者に対して本当に融資をしても問題がないかどうかがチェックされることとなりますから、その中ではやはり、融資を断られてしまう人もいます。
ですがその反対に、どの業者を申し込んでも融資をしてもらえるような、審査にとおりやすい人がいるのも事実です。
では、この審査に通りやすい人に見られる五つの特徴とは何でしょうか。
まず最初に最も大きな特徴として注目したいのが、職業についてです。
一般的にカードローンの融資判断においては、その人がどれだけ安定した収入があるかが重視されます。
収入が安定しているとして判断される職業にはいくつかの種類がありますが、例えば公務員や医師、弁護士といった職業の場合は、別の情報に何かしらの問題がない限りは融資を受けられる可能性が非常に高いとみて良いでしょう。
一般的な企業に勤めるサラリーマンの場合でも、勤続年数が1年以上あるのであれば、安定した給与を受け取ることができますから、マイナス評価になることはまずありません。
特に公務員の場合は特別な事情がない限りは解雇をされないものと見てもらうことができますから、非常に好まれます。(こちらもご参考に→公務員は何社までカードローン借りられる?)
ただその反面、業者から厳しい目で見られやすいのがフリーランスとして働いている人や、自営業者といった職業の人たちです。
フリーランスだと仕事の発注をもらうことが出来なければ収入はゼロ円になってしまいますし、自営業も毎月の収入が売上に依存して決まるため、安定しているとは言い難い部分があります。
そのため現段階でどれだけ多くの収入がある人であっても、フリーランスや自営業者の人だと融資を受けるのは難しくなってしまいます。
次に二つ目の特徴となるのが、年齢が若いことです。
これは一つ目の特徴である職業にも関係してきますが、若いということはそれだけ働きやすいとして判断されます。
20代であれば働き盛りでいろいろな仕事に就くことができますし、契約後に万が一失業したとしても再就職ができる可能性は十分にあります。
加えて30代の場合も同様で、もし他の情報に不備があったとしても年齢が若いということで融資をしてもらえる可能性があります。
40代以上になってくると新しい職業に就くことが難しくなってくるため、融資判断はやや厳しくなってくるでしょう。
ただそうした年齢であってもこれまで借り入れをして、それを完済したことが何度もあるのであれば、それだけ実績があると判断されますから、さほど心配はしなくてよいでしょう。
最も注意をしたいのが50~60代の場合です。
定年が近くなっている人だと数年後には収入が無くなってしまうことが簡単に予測できますし、特に65歳を超えてしまうとそもそも融資の条件を満たすことが出来なくなり、申し込みも断られてしまいます。
融資の申し込みをするのであれば若いうち、早いうちのほうが良いのです。
三つ目の特徴ですが、これは他社からの借入が少ないことです。
カードローンの契約件数を制限する法律はありませんが、実は複数の業者と契約している事実はそれだけで業者が警戒します。
いつでも簡単に借金が出来る状態になってしまっていると借り過ぎの状況になりやすくなってしまいますし、借り過ぎの状況になると、そこで融資をしている業者への返済が滞ってしまうこともあります。
加えて複数の業者に毎月決まった日に返済をするとなるとその管理も煩雑化しますから、契約件数は少ないに越したことはありません。
目安としては消費者金融系の業者が三件まで、銀行系の業者が二件までとなっていますから、これ以上の契約を持っている状態で融資の申し込みをすると判断はかなり厳しいものになるとみて良いでしょう。
ただこうした契約に関しては消費者が申し出をすれば簡単に解約してもらうことができますから、不要な契約に関しては事前に整理をしておくのも一つの手となります。
次いで四つ目の特徴となるのが、信用情報に問題がないことです。
現代ではそれぞれの消費者がこれまでどこの業者からお金を借りたのか、どのように返済したのかといったことが全て記録されています。
この情報は信用情報と呼ばれており、信用情報機関と呼ばれる機関が作成して管理しています。
もしこれまでの借り入れで返済を滞納したことがあったり、債務整理をしたことがあったりとなると、その情報が信用情報に記録されてしまっていますから、業者の見る目は相応に厳しくなります。
基本的にそういった金融事故のある人に対しては融資をしてくれる業者はありません。
信用情報に記録される情報にはどれも記録期限が設定されていますから、もし過去に金融事故を起こしたことがある人であれば、その記録期限を迎えるまでは申し込みを控えた方が良いでしょう。
またこの信用情報というところでいくと、これまで一切のお金を借りたことがない人も注意が必要です。
これまでお金を借りたことがない人がいきなり多くのお金を借りられるようになってしまうと、収支のバランスを考えることが出来なくなってしまい、無計画にお金を借りてしまうことがあります。
そうした人は返済についてもどのようにプランを立てていけば無理がないかということも中々わからないわけですから、今までに一度もお金を借りたことがない人に関しては審査が厳しくなったり、融資をしてもらえても限度額が低くなったりします。
お金を借りたことが無いから大丈夫だと思い込んではいけないのです。
そして最後の特徴として注意したいのが、借り入れ限度額が少なめになっていることです。
限度額という言葉は四つ目の特徴でも少し話しましたが、これはつまり契約をした消費者が、最大でいくらまでお金を借りられるかということです。
これが10万円に設定されているならその人は10万円までしか借りられません。
そして利用を申し込む際には必ず、どれくらいの限度額を希望するかが確認されるようになっています。
これは消費者の希望を聞く意味ももちろんあるのですが、それと同じくらい重要になっているのが、消費者がどれくらいお金に困っているのか、どれくらいの信用が置けるのかを判断するという意味です。
例えば年収が100万円になっているのに100万円の融資をしてほしいと言ってくる消費者だと、その人は残念ながら収支バランスを考えているとは考えづらくなります。
ですがその反面、100万円の年収であっても融資を希望する金額が5万円程度になっているのであれば、その人が抱いている収支バランスへの考え方はかなり慎重なものがあると判断できるでしょう。
信用情報が優れていて、これまでにお金を借りて完済したことが何回もあるという人なら多少高い限度額で申し込みがあっても融資をしてもらえる可能性はありますが、一切の実績もないのにいきなり多額の融資を申し込んでしまうと、それが原因となって融資を断られることもあり得るのです。
またこの金額が一定以上になってくると収入証明などを求められることもあり、そうなると準備するべき書類が増えてきます。
どれくらいの金額から証明書が必要になるかということはそれぞれの業者によって違いますからチェックをお勧めしますが、全く実績がなく、初めてカードローンを利用する人ならば、最初の限度額は控えめに申告しておく方が賢いといえます。
カードローンの審査にとおりやすい人にはこのような五つの特徴があります。
ただ融資をしてもらえた人の全てがこの五つの特徴に当てはまっているのかと言われればそうでもないことも多々あり、業者の判断基準によって融資をしてもらえるかどうかは変わってきます。
ですが少なくとも、この五つの特徴の全てが当てはまっていないとなると、かなり融資は厳しくなることは間違いありません。
融資の申し込みをする際には是非、この五つの特徴が自分に当てはまっているかどうかを考えてみてください。