カードローンの審査は各金融機関の審査基準で行われる
カードローンの審査は各金融機関が持つ審査基準によって行われます。したがってこの審査基準によってそのカードローンが緩いのか厳しいのかが決まる訳です。例えばカードローンではありませんが、消費者金融の中にはブラック対応と言う所が有ります。ブラックと言うのは信用に問題が有って通常はどこからもお金が借りられなくなった状態を言いますが、それらの消費者金融は審査基準を一部緩めることによってこれ等の人でも審査に通るようにしたわけです。(こちらもご参考に→審査基準の緩いカードローンは?)
審査基準は各金融機関が長い歴史の中の経験から作り上げたもので当然金融機関毎に内容が違い、金融機関によっては通り易い審査であったり、あるいは厳しい審査であったりすることになります。審査基準の基本は申込み要件のチェック、収入などの返済能力のチェックと、過去に滞納などが無いかと言って信用情報のチェックからなっており、前述のブラック対応と言うような場合を除いて両方のチェックが通らなければ審査に通ることはできません。
申込み要件と言うのは各金融機関が設定している年齢や収入源などで、例えば年齢の場合20歳以上はほぼ共通していますが、上限はそれぞれ異なっており、最も多いのが65歳までという事になります。また収入に対する要件も決められており、例えば年金収入しかないような場合には申込みが出来る場合もありますが、申込みが出来ない場合もあり、対応にバラツキが有ります。またこのチェックでは申込者が本人であることのチェックも重要な項目として挙げられます。
返済能力のチェックとしては、基準に用いられるのは前年の年収で借入希望額によっては証明書類の提出が要求されます。特に消費者金融の場合は貸金業法に規定された総量規制に掛るかどうかをチェックする必要があるため、50万円以上の借入を希望する場合には必ず提出しなければなりません。また就職あるいは転職間もない場合には年収が証明できない場合も有るため、直近2か月分の給与明細を要求されることも有ります。
(⇒カードローンを利用しやすい職業とは?)
信用情報のチェックでは信用情報のデータベースが用いられます。この中には過去から現在までの借入や返済情報などが格納されています。ただし各情報には格納される期間が決められており、その期間が経過すると消去されることになっています。
例えば滞納などが有ると5年間情報が残りますし、自己破産をしてしまったような場合には10年間残ることになっています。また審査が落ちたとしても申込みをしたと言う情報は最長6ヵ月残り下手をすると申込みブラックの判断材料になります。
【参考ページはこちら】
カードローン審査に通りやすいのはどんな人?