銀行からの融資ってなかなかおりないですよね。会社向けのものもそうなんですが、個人で使いたいときにも本当に使いにくいなというような印象があります。なので個人的にはもうあまり使いたくないというのも本音ではありますが、銀行しか頼れないというのもまた本当ところです。
でも銀行からの融資ではなく融資の甘いカードローンというのもひとつの手かなとも最近は思っています。融資の甘いカードローンを使うことができれば、銀行の使いにくい融資をずっと使わなくてもいいというのは大きいなと考えていますが、どうなのでしょうか。
融資の甘いカードローンはかなり使いやすいが金利に注意
銀行からの借入が厳しいという話はよくありますよね。銀行からの借り入れが出来なかったから倒産したとか、借入ができていればもっといい生活が出来たのにというような話はよく聞きます。銀行の融資を最初に借金をするなら考えるかもしれませんが、代わりに融資の甘いカードローンを使うというのもひとつの方法でしょう。十分代わりにもなるサービスだと思います。
ただ、融資の甘いカードローンを使うのはいいのですが、借りられる可能性は高いと言っても返済については気をつけておかないといけません。何故かと言うと銀行からの借入に比べると、融資の甘いカードローンを使った借入は返済のための金利が高くつく可能性が高いからです。銀行での融資というのはかなり有利なところが多いですから、それに比べるとどうしても厳しくなりがちでしょう。
特に借入金額が大きい人は10%くらいの金利差が生まれることもあります。金利の差が10%くらい生まれるようなことがあれば、どう考えても銀行での融資をした方がいいでしょう。それよりも消費者金融を使おうと考えるのはあまり良いことではありません。ただ、必ずしも銀行では借り入れができるわけではありませんから、その点では借りられるならということで使う手もあります。
消費者金融や銀行系カードローンなど、借入をするのであれば必ず金利を見ておいたほうがいいでしょう。100万円ほど借入をしているのであれば、10%の金利で年間10万円の差が出てくる事になります。銀行での借入なら返済の時に支払わなくても良かった金額でもあります。逆に言えば銀行を使うことは有利ですが、その有利な条件で借りるためにはこれだけ大変だということでもあります。
借入をするときにはよく金利を見て、自分が返済しなければいけない金額というのはどのくらいなのかというのをチェックしておいたほうがいいでしょう。まぁそれでも貸してくれないより貸してくれる業者、なのは間違いないでが。
【参考ページはこちら】
審査が緩いという情報のあるカードローン業者は?
融資が甘いカードローンの探し方を知っておこう
融資が甘いカードローンを見つけたいという人はたくさんいるのですが、信頼できない情報もあふれかえっているというのが現状です。実際にはどのような業者から借りるのが良いのでしょうか。当たり前のことなのですが、人によって異なります。過去に何らかの金融事故があってネガティブ情報が登録されている人と、一度も借入を行ったことのない人とを同じように考えるべきではないでしょう。
規模の小さいところが審査が甘いという傾向があると言われることもありますし、銀行よりも消費者金融の方が審査が甘いと言われることもありますが、普通の人ならとにかくよく目にするものが適しています。現在のところは大手の銀行や大手の消費者金融が適していると考えられるのです。
普通の人と行ってもピンとこないかも知れませんが、何らかの収入があって普通に生活を送れることができている人だと考えれば良いでしょう。ほとんどの人がこれに当たります。
では、なぜよく目にするものが適しているのでしょうか。よく目にするというのは、CMなどで見かけるものをさすのですが、CMを出すのにもお金がかかると言うことは知っておかなければなりません。銀行にしても消費者金融にしても、テレビCMやインターネット広告を出すために大きなコストをかけています。大きなコストをかけていることには二つの意味があります。
まず、大きなコストをかけることができるくらい稼いでいることが一つです。金融に関する技術について解説すると分厚い電話帳くらいの情報量が必要となりますからここでは省きますが、金融業者は一人のお客さんにたくさんの貸し付けを行うよりも、多くのお客さんに少しずつ貸し付けを行う方を好みます。(こちらもご参考に→カードローン会社を利用するならここ!)ですから、利益とお客さんの数は相関関係が強いと考えられます。つまり、利益が大きい金融業者には多くのお客さんがいると考えられるのです。
カードローンを利用したお客さんは、永遠にお客さんで居続けることはできません。なぜなら、カードローンには年齢制限があるからです。年齢制限60歳から69歳くらいの間に設定されていることが多いです。幅はありますが、どこでも年齢制限は設けていますから、永遠にお客さんで居続けることはできません。それにもかかわらずずっとCMを出し続けることができるのは、お客さんでなくなった人の分だけ新たにお客さんが現れるからです。
CMでよく見かける業者ほど新規顧客の獲得にも熱心だと言うことが分かります。新規顧客の獲得に熱心なのですから、積極的に融資を行ってくれるはずで、それを考えれば審査に通りやすいと言うことはわかりやすいでしょう。多くの人を審査に通しているはずですから、審査に通りやすいと考えればわかりやすいと思います。そのために、CMにコストをかけている業者ほど審査が甘いと考えられるのです。
もう一つの意味は、金融業者が民間企業であることによります。民間企業は、CMに限らず何らかのコストをかければ、そのコストを回収しなければならないというインセンティブが働きます。たとえば、CMに1億円かけたにも関わらず、その結果として8,000万円しか儲からなかったのなら、2,000万円の損失となってしまうわけです。正確にその効果を測定できるかどうかは別として、かけたコストを上回る利益を求めるのが基本です。
審査を厳しくすると、カードローンを利用できる人は少なくなり、利益を得られなくなりますから、金融業者にとってはコストを回収できなくなる可能性が高くなるわけです。このようなことはできるだけ避けたいと考えるのは自然で、何とかして多くの人を審査に通して、そしてできるだけ多くの利益を得ようと考えるのは自然なことでしょう。
このように、CMにコストをかけていると言うことは、多くの人を審査に通している実績があると言うことと、経営上はできるだけ多くの人を審査に通したいというインセンティブが働くことが分かります。実績もあって、インセンティブも働くのですから、審査が甘くなるのは自然なことだと言えるでしょう。審査が甘いというと怪しいイメージを持つ人もいるようですが、お客さんのターゲットを広げていると言えばよりわかりやすいのではないでしょうか。
たとえば、大手の銀行の場合を考えてみましょう。大手の銀行はここ最近でテレビCMをはじめとして様々な広告を出しています。かなりのコストをかけていると言えるでしょう。大手の銀行というと審査は厳しくて、なかなか借りることができないと考える人も多いのではないでしょうか。しかし、実際にはそうではありません。広告にコストをかけられるくらい多くの人が利用していますし、かけたコストを回収できるくらい多くのお客さんを獲得できる見込みがあるわけです。
そのためには様々な金融技術を使っているわけですが、わかりやすいのが保証会社の制度です。保証会社を使うことによって、審査を甘くすることに成功していると言えるでしょう。保証会社というのは、保証人の代わりのようなものだと考えればわかりやすいです。
たとえば、ある人が銀行から借りて、そして返済ができなくなったとき、保証人をつけていれば保証人が代わりに返済をすることになります。保証会社も同じで、銀行のカードローンでは保証会社が保証を行っていますから、もしも返済できないときには保証会社が代わりに銀行へと返済することになります。もちろんその後は、借りた人は保証会社へ返済していくことが求められます。
このような仕組みになっていますから、銀行は融資した資金を回収できなくなるリスクを抑えられます。ですから、保証会社が保証できる人になら誰でも融資を行うことができるようになっているわけです。では、保証会社が保証できるかどうかはどうやって決まるのでしょうか。これは保証会社が審査で決定します。
銀行のカードローンに申込みをした場合、その人に対して少しは審査を行います。ただ、銀行が行う独自の審査は、申込み条件に合っているかどうかなど、非常に基本的なこととなります。それとともに保証会社が審査を行います。全体で見た場合には、保証会社の審査の方が重要だと考えられます。手続きをきちんと行っている人で保証会社の審査に通れば、たいていは借りることができるのです。
この保証会社というのは、もちろんですが保証ができるだけのノウハウを持っている業者です。いろいろなものがあるのですが、主なものとしては消費者金融があります。消費者金融は独自に融資を行うとともに、銀行に対して保証業務も行っているのです。この消費者金融が保証会社となっていると言うことですから、審査については銀行も消費者金融もあまり違いはないと考えられます。
消費者金融は審査が甘いと言われることがありますが、これは必ずしも正しいことではないと言えるでしょう。大まかな傾向として多少は銀行の方が厳しいと考えることができないわけではありませんが、実際にはそれほど大きな違いがあるわけではなくて、ほぼ同じだと考えておいて問題はないのです。
規模の小さい消費者金融の方が審査が甘いと言われることがありますが、これもケースバイケースです。規模が小さい消費者金融はターゲットが狭い場合が多いです。そのターゲットにはまれば審査に通りやすいと考えられますが、外れれば通りにくくなります。大手の場合、ターゲットは広いですからターゲットにはまりやすいという傾向があり、普通の人なら大手の方が適して売ると考えられるのです。
このようなことを考えれば分かるように、普通の人なら大手の銀行や大手の消費者金融を利用するのがよいと考えられます。大手の銀行や大手の消費者金融は多くの人が利用しているのですから、当然のことながら多くの人が審査に通りやすいと考えられます。融資が甘いカードローンを探すのなら、身の回りでよく見かける銀行や消費者金融を選ぶのが良いと考えられるのです。