日々のお金のやりくりに問題はありません。月給をもらって、その月の生活は特に苦も無く送れています。でも、たまに冠婚葬祭の行事が重なったりする月は、お金が不足して大変な思いをします。ですので、カードローンでそこら辺を補填できたら、より安心して暮らせます。
でも、あまり金利の高いカードローンは気が引けます。できれば安全そうな、大手銀行のカードローンを利用したいです。でも、銀行系は審査が厳しいとも聞きます。もし、銀行系カードローンで審査が甘いところがあれば、知りたいです。
消費者金融と業務提携している銀行系カードローンがお勧めです!
お金に困っていないけど、緊急時のお守り的な意味でカードローンを利用できる体制だけは整えておきたい、と考える人が増えています。たしかに、本格的なローンとなると、手続きも煩雑だし面倒くさい面があります。その点、無担保・無保証人で場所を選ばず
、気軽に借りられるカードローンはとても便利です。もし審査さえ通れば、即日融資も可能な会社さえあります。
それでも、最初からお金を借りる気ではなく、緊急時という条件付きなので、できれば安心できる会社のカードを持ちたい。こう考える人にとっては、銀行系のカードローンがお勧めです。特に、大手の銀行なら、まず騙されたり法外な金利を取られたりすることはありません。ただ、不安なのが審査です。大手銀行の審査、考えるだけで厳しそうですね。
しかし、ご安心ください。もともと銀行には、カードローンでお金を貸し付けるサービスのノウハウがありませんでした。ですので、どこからかそのノウハウを学ばなければなりません。そこで、銀行は大手の消費者金融と業務提携したのです。つまり、銀行の審査の厳しさではなく、消費者金融の柔軟な審査を導入しているのが、銀行系カードローンの特色です。
ですので、大手銀行系のカードローンであっても、基本的には消費者金融の審査と変わらない、と考えてよいのです。例えば、固定電話・家族構成・勤務先の情報などが分かり、信用情報にキズがなければ、銀行系カードローンの審査に通る可能性が高くなります。金利は平均14.5%と消費者金融の平均18.0%に比べて低金利になっています。その分、多少の審査の厳しさの違いはあります。銀行系カードローンに落ちて消費者金融で通ったという人は多いですが、逆はあまりいないことからもそれが推測されます。
具体的には、三井住友銀行はプロミスと業務提携しています。このようなメガバンクから、普通にお金を借りようとすれば、煩雑な手続きを必要とします。ですが、カードローンなら業務提携した消費者金融のスタイルが適用されますので、かなり簡単な手続きで借りることができます。このように、銀行は審査が厳しいというイメージは、カードローンに限っては当てはまらないといえるでしょう。
【参考ページはこちら】
モビットは銀行系カードローン?
実は銀行系カードローンは消費者金融よりも審査があまい
一般的に銀行系カードローンは金利が安いぶん審査が厳しいと考えられています。そして逆に消費者金融では金利は高く、そのぶん審査があまいと思われていますが、これは間違いなのです。
実は銀行系カードローンの審査基準は消費者金融と変わらないのです。なぜそうなのかといいますと、本来銀行とはお金を貸すことが本業ではありませんので、そのようなノウハウを使用すれば安全にお金を貸せるのか知りません。
そこでお金を貸すことに関してのプロフェッショナルである消費者金融に保証会社として付いてもらい、消費者金融のノウハウを教えてもらっているのです。
ですので銀行で行われている審査基準は消費者金融の審査基準を、そのまま採用しているのです。このことから考えると銀行系カードローンと消費者金融はまったく同じ審査基準を設けていることとなります。
具体的にどのような審査を行っているのかといいますと、まず最も重要な項目は仕事関係になります。これは銀行も消費者金融も、利用できる方の条件として「安定した収入が見込める方」としているからです。
では安定した収入とは具体的にはどのようにして判断をしていくのでしょうか見ていきましょう。まず雇用形態が重要となります。
当然正規雇用であれば会社との繋がりが強くなりますので、簡単にリストラされる心配はありません。また大手企業になれば倒産のリスクも低くなりますので、当然評価は高まります。
同じことで言えば公務員になれば会社が倒産することはありませんし、リストラされる心配もないことから最も高評価になる職業になります。
逆にアルバイトやパート、契約社員、派遣社員になればリストラされるリスクも高くなりますし、自分から辞めることも簡単に出来てしまいますので評価は低くなります。
(⇒カードローンを利用できる職業とは?)
また自営業や漫画家、タレントといった職業も不安定な職業になりますので低評価とされてしまいます。これは年収が多い少ないにかかわらず評価としては低くなってしまいます。
ですので年収の低い公務員と、年収の高い自営業であっても評価としては年収の低い公務員の方が高評価となり、借入額が多くなったりします。
このように職業として評価の低い場合に重要となってくることは勤務年数になります。これは正規雇用や公務員であっても重要な項目で、借り入れ可能な方の条件として挙げられている安定したという部分の審査に関わってきます。
勤務年数が長ければ長い方が、今後のその状態が続いていくと予想されますので、安心感が高まります。銀行や消費者金融では、最低でも半年は勤務をしている必要があるとしています。確実に借り入れたいのであれば1年以上は同じ会社に勤めている必要があります。
次に年齢制限も設けていますのでお伝えしていきます。多くの銀行や消費者金融では20歳から65歳までとなっております。
この理由は「安定した収入が見込める」という部分に関連してきます。20歳よりも下の年齢であれば学生の方が多く、働いていたとしてもアルバイトなどのフリータが多いこと、そしてまだ未成年になりますので、お金の管理に不安が残ることから、20歳に満たない方は利用することができません。
そして上限に関しては、今現在は定年が60歳になっておりますので、60歳以上になると収入がなく年金暮らしになって折ることが多いことから、そのような上限となっております。
しかし今現在は60歳を超えても会社に残る方や再就職をする方も増えてきていますので、この上限を65歳としている業者が増えてきています。
このほかにも審査をする項目があり、銀行でも消費者金融でも同じように行って行きます。住居形態も重要となってきます。
最も評価の高いのが持家を持っている方です。持家であれば引っ越してしまうリスクも低いので安心です。また同じ持家でもローンを完済している方がより高評価となります。
ローンを完済しているという事は金銭的な負担もなく、過去に借金を返済している実績にも繋がりますので、最も評価の高い住居形態になります。
マンションやアパートであっても借り入れることは可能ですが、その場合には長い期間同じ住まいに住んでいることが必要になります。
住まいが転々としていると返済をしてもらうのに手間が掛かりますので、業者は敬遠してしまいますし、夜逃げの心配もありますので、借り入れることは難しくなります。
固定電話の有無も重要となります。最近は若い方に多いのですが携帯電話だけしか保有していない方がいます。しかしこれは解約をすることも簡単にできますし、電波の届かないといったこともありますので、良くありません。
固定電話であれば解約するには工事をしなくてはなりませんので簡単に行うことができませんし電波が届かないといったこともありませんので安心です。最も高評価になるのが固定電話と携帯電話の両方を有している方になります。
これらの項目を総合して判断をしていきますが、これらの項目だけで言ってしまえば銀行系カードローンも消費者金融も同じ審査の厳しさになります。
しかしこのほかにも消費者金融にはあって、銀行にはない条件があります。それは総量規制と呼ばれるものです。この総量規制とは年収の3分の1以上の金額を貸してはならないというものです。
消費者金融は昔悪質な業者も多く、借金によって破産する方が多くいました。このことはニュースや新聞などでも頻繁に取り上げられていましたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
この事態を重く見た国は、利用者が借金によって破産することを防ぐ為に総量規制と呼ばれる法律を制定したのです。これによって利用者は年収の3分の1以上の金額を借り入れることはできなくなりました。
しかしこの総量規制は消費者金融には適応されているのですが、実は銀行には適応されていないのです。ですのでそのほかの審査項目は全く同じものを使用している銀行と消費者金融、そこに消費者金融だけは総量規制の条件も加わりますので、むしろ審査が厳しいのは消費者金融ということになります。
このことに関しては銀行員の方も認めていることで「銀行がカードローンなどの貸金業を行う理由は、消費者金融で借り入れることのできなかった方の受け皿になる為です」と語っています。
ですので一般的に言われている銀行は審査が厳しく、消費者金融は審査があまいという事は間違いで、ほとんど同じ審査基準に加えて、総量規制の基準が加わる消費者金融の方が審査が厳しいと考えられます。
ではどのような方であっても簡単に利用ができるのかといいますと、もちろんそうではありません。上記でもお伝えした通りの審査を行っていき判断をします。
また過去に返済などで事故を起こした方は借り入れることはできなくなっていますので注意してください。カードローンを行う際やクレジットカードを作る際には、名前や住所、会社の情報などを記載します。
するとその情報が信用情報機関に登録がされて、その後は返済の状況なども登録がされるのですが、この際に返済が滞ったり自己破産などの債務整理をした場合には、事故情報として扱われることとなります。
これはいわゆるブラックリストと呼ばれるもので、ブラックリストに登録がされてしまうと、如何なることをしたとしても登録機関が経過するまでは削除することができなくなり、その期間中はローンを組むことはもちろん、クレジットカードを作ることさえできなくなります。
このように審査があまい銀行系カードローンであっても厳しい審査をすることには変わりありませんので、利用する際には上記の項目をしっかりとチェックを下から行うようにしてください。
またインターネットなどで検索をすると「ブラックでもOK」や「無審査」と謳っている業者がありますが、これは間違いなく悪徳業者となりますので、絶対に利用しないように注意してください。