消費者金融と銀行カードローンパート・アルバイトの扱いについて教えてもらえないでしょうか。消費者金融といえば銀行カードローンよりも審査が甘いと言われていますから、パート・アルバイトへの扱いというのも悪く無いというように聞いています。逆に銀行カードローンパートの扱いというのは少し厳しくなっていると聞きました。
やはりパートだったら消費者金融を申し込んで借り入れをする、という方がいいんでしょうか。それとも銀行カードローンのほうが実はパートに貸出をしてくれたりするのでしょうか。
銀行カードローンパートの扱いは言われるほど悪くはない
あまりこれは銀行カードローン、キャッシングや消費者金融などなど、いろいろな借金の形がありますが、その中でも語られていないことです。不思議だなと個人的には思うんですけれども、銀行カードローンパートの扱いというのは別に言われているよりも悪いというわけではありません。あまりにも審査が消費者金融より厳しいというところばかりが強調されているようにも思います。
(⇒銀行はどうして総量規制対象外?)
実際には銀行カードローンパートの扱いは借入を断るところもありますが、受け入れてくれるところもあります。借りられる所と借りられないところを比較すると、だいたい借りられるところのほうが多いでしょう。業者によっても商品を二つに分けていて、年収の高い人達が満足できるものと年収があまり高くない人でも借りられるような商品にワケられていたりします。
例えばとある全国区の大きな銀行が発行している銀行カードローンがあります。これは二つの銀行カードローンを発行しているのですが、一つは大きな金額を借りることが出来る商品です。数百万円まで枠を大きく出来るし金利も4%くらいまで落として借りることが出来ます。しかしこれは借り入れをするなら年収がある程度高くないといけないなど、借入の条件が厳しくなっているのです。
これだけだと「パートに対して厳しいな」と思うかもしれませんが、この銀行カードローンはパートでも借りられる、限度額が低いけれどお審査も甘めの商品というのを両方作っているのです。こちらは年収要件というのもないですし、パート・アルバイトだから断るというようなものでもありません。30万円という少額の枠から借りることができるのです。
こういった業者も多数あり、地方銀行などでは当たり前のように2つ3つの属性にあわせた商品というのをカードローンで作っています。ですので銀行カードローンパートに厳しいというような話は間違い、だというわけです。ステレオタイプに見過ぎると失敗してしまうでしょうね。
【参考ページはこちら】
審査が甘い銀行系カードローンはある?
銀行カードローンパートでも簡単に合格可能
銀行カードローンパートでも簡単に合格可能なので、自分の収入が低くて合格が不安な人は銀行カードローンを選んで申し込んでみましょう。銀行カードローンを探すときはパートでも合格しやすい収入証明不要の内容を選びます。銀行によって様々なタイプの銀行カードローンがありますが、この収入証明となっているタイプが一番合格しやすいです。
これは申込時に身分証明だけで申し込むことができ、収入証明を提出する必要がありません。どのくらいの限度額でも収入証明が必要ないわけではなく、それぞれの銀行によって一定の限度額が決められています。その限度額までなら収入証明不要から返済能力は問われないという内容なので、低所得の人でも合格しやすいと評判のカードローンです。
銀行ではなく消費者金融にも収入証明なしで申し込むことができる会社があります。しかし、消費者金融と銀行では違いがあります。消費者金融の収入証明の必要性というのは総量規制において融資額が50万を超えるときに必要となり、他社総額なら100万を超えるときに必要となります。
これが基本ですが、消費者金融によってはこの限度額の場合でも必要書類として収入証明を提出しなければならない会社もあるため、どちらかと言えば消費者金融の方が審査は厳しい内容です。また、銀行の場合も収入証明不要の申込条件では総量規制の内容と同じように自社50万の他社総額100万まで収入証明不要としているところが多いですが、銀行によってはもっと大きな限度額を設定しているところがあり、限度額200万まで収入証明不要な会社もあります。
やはり、身分証明だけで申し込める金額が大きな金額となっている会社を選ぶほど、それだけ小口融資の合格には期待を持ちやすくなりますし、借金を持っている場合でも限度額設定が大きいほど借金を考慮しても身分証明だけでお金を借りやすいことになります。
このように同じ収入証明不要という融資でも消費者金融と銀行では総量規制の関係から違いがあるので、パートでも合格しやすいのは銀行カードローンだと覚えておくとよいです。パートとして申し込みをするときは自分の職業はパートでよいですし勤務先情報をしっかりと提出すると、後々に在籍確認が行われます。この在籍確認は職場に電話がかかってくるので、電話に対応してその勤務先に努めていることを確認してもらえば完了となります。
基本的に収入証明不要の融資は在籍確認を完了することができると、審査で返済能力は収入証明を提出しないことからあまり問われません。ここがお金を借りやすい理由です。パートで収入が低くても、その低収入という部分を重要視されないので申し込み条件を満たすことができており、在籍確認を終えることができたなら、融資をしてもらえる可能性はとても高くなります。
銀行カードローンパートでも上記のように合格しやすいことは間違いありませんが、信用が足りていない人と借金を作っている場合に関しては不合格になる可能性が高くなるので注意をしておきましょう。信用が足りていない人は過去に返済でトラブルを起こしている人などです。数か月遅延したり債務整理をすると信用はかなり大きく落ちてしまいます。こうした状況を信用ブラックなどと呼びますが、信用を大きく失っているなら返済能力を重要視されない収入証明不要のカードローンとは言え、合格することはかなり厳しくなります。
信用情報は本当に重要な要素であり金融会社から信用されなければ融資をしてもらうことは難しいので、信用を失っている人は信用が回復するまで待ちましょう。債務整理をしたり遅延行為によって大きく信用を失いブラックになっている場合でも、時間が経つと信用は戻ります。もちろん、すぐに信用が戻るわけではありませんが、時間の経過と共に過去の信用情報が消えていくので、こうして信用を得ることができるようになります。
信用を得ることができるようになると、収入証明不要の銀行カードローンパートでも簡単に合格できますし、信用ブラックなどなかなか審査に合格することができない状態から無理をして融資を受けるよりは良い融資内容のカードローンを利用できるようになります。ブラックでも申し込み可能など、信用がなくてもお金を貸してくれる金融会社はありますが、この場合はお金を借りることができても融資内容はあまり魅力的ではないこともあります。
銀行カードローンパートで申し込みをするときに借金を持っているなら申込条件に書かれている他社総額という内容をしっかりとチェックしておきましょう。この他社総額は今自分が持っている借金とこれから審査を受けて借入する限度額を合計します。それぞれの銀行によっていくらの限度額までを収入証明不要にしているのかは様々なので、その限度額をしっかりとみておきましょう。
他社総額100万までとなっている会社をよく見ますが、これは自分が持っている借金とこれから借りる金額が合計で100万以内でなければ収入証明を提出する必要があるということです。もし、この内容では収入証明を出すことになり、収入証明を提出して返済能力を問われるなら不合格となる可能性が高くなるという場合は他社総額で200万までなら収入証明不要となっている銀行を探しましょう。
収入証明不要のカードローンはこのように限度額の設定額が大きなところを選べば借金を持っている状況でも身分証明から簡単に融資を受けることができることがあります。ここが銀行カードローンの特徴でもあり、消費者金融なら他社で借金がある場合でも総額で100万を超えると必ず収入証明が必要で返済能力を問われることになります。
このように銀行カードローンパートで申し込みをして不合格になる可能性が高い状況は信用を失っている状況や他社で借金を作っている状況です。こうした状況ではなかなか合格することが難しいことがあるので覚えておきましょう。逆に信用情報にも他社の借入においても問題がないという状況だと、収入証明を出すこともなく返済能力を不問として簡単に審査に通ることが出来ます。
この銀行カードローンは身分証明だけで申し込むことができる銀行を色々と見つけることが出来ます。同じ銀行でも収入証明不要のカードローンの金利は各社によって違います。銀行なので低金利と思っておけばよいですが、すべての収入証明不要のカードローンが低金利なわけでもありません。消費者金融の場合は上限利率が平均的にどの会社も似たようなものであり18%ほどですが、銀行は確かに低金利が多くみられますがかなり幅が広いことが特徴でもあります。
上限金利として15%前後になっている収入証明不要のカードローンを見つけることができると、それは金利がお得だと断言することができます。しかし、銀行でも消費者金融のように上限金利が18%ほどになっている会社も当然あるので、しっかりと金利比較をしながら申込先を探すようにしましょう。カードローンから簡単に融資を受けることはできるので、金利に注目して返済しやすいカードローンを選ぶことも大事です。
特にパートなど収入が低いとされる人の場合は収入証明不要のカードローンに申し込むと結構大きな限度額を意外と持つことができます。これは嬉しいことですが、もし借りすぎてしまったときは逆に大きなリスクとなることがあります。こうした状況を踏まえるとやはり金利がかなり重要なポイントになります。金利が低い設定になっているなら、限度額が大きくても返済をしやすくなります。
パートでも審査に合格することは簡単なので、借りることだけに意識を集中させるのではなく、しっかりと返済計画を考えながら低金利になっているカードローンを探していきましょう。金利が少し違うだけでもかなり利息は変わってくるということを知っておくことが大事なので、金利計算をしながら金利比較をするとよいです。