私は今までしたことはないんですけれども、転職をしている時に「カードローンを審査している時に転職などをしたらどうなるのか?。と考えたことはあります。カードローン増額中に転職でもいいのですが、こういうことってよくあることなのかなと思います。今や転職も当たり前ですからね。
カードローン会社としてはカードローン増額中に転職をするような人について、どういうふうに対応しているものなんでしょうか。よくあることなら問題はないと思いますが、あまり良くないならやめておいたほうがいいですし。印象としてはどうなのでしょう。
印象は良くないが増額中の転職は少なからず存在する
カードローンの会社からしてみると増額中の転職というのはちょっと印象が良くないと思っているのは間違いないでしょうね。あまり増額中にそういうことをされてしまうと、一から計算をし直さないといけないことになってしまいます。となると、審査に落ちてしまうということもありますし、やらないほうがいいのは間違いありません。ただ少なからずそういう人は存在するでしょう。
例えばですが、カードローンの増額中に転職をするというのは突然転職の声がかかるということもあります。ヘッドハンティングされてすぐにということもありますから、そういう場合には増額申請の審査を一度ストップさせておいたほうがいいかもしれません。もしくはちゃんとどういう所に転職をするのかを業者に伝えるようにしておいたほうがいいと思います。
こういう急な転職の時にはカードローン会社に連絡をしておいたほうがいいでしょうね。しなかったとしても通る可能性はありますし、カードローン会社がちゃんと転職をすることやその転職先についてまで知るすべはないでしょう。ですが、後で知られてしまうとややこしいことになりかねません。もちろん転職することがわかれば、それが原因で審査に落ちるということもあり得るでしょう。
例え将来的に転職をしたことによって収入が上がる、というようなことがあったとしても、あまりカードローン会社としては考えてくれないものです。カードローン会社というのは将来的な給料が上がるとか、ボーナスが出るということはあまり興味がなくて、今の状況のほうが重要だと考えています。だから増額をするときにも今増額をして返済できるか?を考えるというわけです。
増額をして返済できるのであれば、カードローン会社はすぐに増額をしてくれるものです。だからこそいま転職をして給料などが変わるんだったら、連絡をした方がいいでしょうね。
【参考ページはこちら】
無職でも審査に通るようなカードローンは使わない方がいい?
カードローン増額中に転職した場合について
カードローンという商品は、現在では二つの意味合いを持っているというように言われています。一つは昔からある銀行などが出しているカードローンですが、もう一つは消費者金融やノンバンクなどが出しているキャッシングといわれるカードローンです。今の時代はキャッシングというものの仕組みが随分と様変わりしたため、後程説明しますがカードローンとキャッシングというものの枠に差がほとんどなくなっています。
キャッシングの本来的な意味とは、融資を受けた場合に翌月に一括でその金額を返済し、すべての返済を翌月のみで終了させる仕組みです。しかしながら、この制度はそのキャッシングの利用限度額が大きくなれば大きくなるほど厳しいものになり、一括で返済が可能な金額という水準を超えるキャッシング利用枠を設定することができるようになりました。
そのため、キャッシングといいながらも分割返済ができるように仕組みを新しくしてしまったこともあって、今の世の中においてはこのキャッシングとカードローンの商品内容にはほとんど同じものとしか考えられないようなものとなったのです。
また、このキャッシングやカードローンといったものは、ATMを利用して気軽に借り入れを返済を行うことができる商品です。ですから、手元にカードを入手してしまえば、あとは休日でも夜間でも、ATMに足を運んで所定の操作を行い、現金を預金口座から引き出す要領で借り入れを行う、または返済を行うということが可能になります。
ですから、毎回金融機関の審査を経る必要はないのです。それは、カードローンの仕組みにあります。この商品は、通常の銀行ローンなどと異なり極度額というものが設定されています。この極度額というのは金融用語であり、一般的な言葉に直すと限度額となります。
そして、その限度額内であればいつでも借り入れと返済を行ってよいですよ、という仕組みの金融商品ですので、その限度額内であれば再度審査を行う必要はないのです。しかし、あまりにも返済が何度も滞ってしまったりすると、その限度額を引き下げるような通知が来てしまうこともありますので、返済はきちんと行うように心がけましょう。
そして、限度額の引き下げがあるということは、逆に増額も可能ということを意味しています。申し込み時は信用を金融機関側が持っておらず、少額の融資しかできないと判断された場合でも、その後の返済がきちんと滞りなく行われ、完済した、または完済せずとも常に安定して返済を行っていると判断された場合には、金融機関からの信用が上昇したということになります。そして、その場合はカードローンの利用限度額について、さらに増額を見込むことができる場合もあるのです。
ちなみに、その利用限度額増額にはやはり新規契約と同様に審査を行う必要があります。しかし、その審査というものはわずか数秒で終了することもありますので、増額のチャンスがあれば積極的に増額を検討してもよいかもしれません。また、この限度額の増額に関しては金利水準的にもメリットがあるのです。カードローンの金利は、基本的には限度額が高くなれば高くなるほど低くなります。
ですから、大きな枠を持っているとそれだけで少額利用した際にも安い金利を適用して融資を受けることができるのです。ですから、大きな枠を持っておくだけ持っておいて使い方は今までと変わらずに利用すれば、よりお得にカードローンを利用できるということになるのです。
なお、このカードローンの利用限度額増額に関する審査は、やはり年収などの条件も必要になってきます。申し込み時の情報に変化があるのであれば、その情報は最新のものを金融機関側に提供しなければ、正確な審査を行うことはできません。
しかし、増額の申請をする際にはどちらかというと今までの返済実績というものがものを言います。そのため、仮にカードローン増額中に転職などをした場合にも、問題なく審査を通過することができるケースが多いのです。
カードローンの返済額というものは、毎月に直すとさほど大きくありません。ですから、その返済をきちんと行うことができるかどうかという点に関しては、収入の多さよりもむしろ個人の返済に対する意識の面を多く見るのでしょうか。
実際の金融機関の審査部門に勤める方に聞いてみないとそのあたりはわかりませんが、毎月1万円程度であれば少し何かを節約すれば十分返済可能な額ですので、収入よりも個人の返済実績や性格面を意識するのもうなずけるような気がします。
この返済に関しては、きちんと行っていくことによって信用が積み上げられていくというほかにも、リスク回避の観点も見ることができます。たとえばカードローンの延滞をしてしまうと、元本は減りませんのでそれに利息が上乗せされていきます。もともと表面金利自体は高く設定されていますので、その分利息の付き方も割合としては大きいのです。そして、その金利が付いた状態が長く続くと、いつしか返済が不可能な金額まで膨らんでしまうことがあるのです。
この状態に陥ってしまうと、下手すると毎月今まで通りの返済を行うことができるようになったとしても、その金額が利息の分にしかならないということもあり得ます。そうなると事態は深刻で、いくら返済しても元本が減らないということになってしまうのです。すると、もはやこれは返済の見込みがないということで、債務整理の手続きを行わなくてはならなくなってしまうこともあるでしょう。
債務整理の手続きの詳細は省きますが、この手続きを行ってしまうと以降の新しいローンは組めなくなります。一生というわけではなく、とった措置によって最大10年間の間は金融機関の審査に使用される個人信用情報というものに掲載されてしまいますので、その掲載されている間はリスキーな融資先と判断されて新しいローンは組めません。
それどころかクレジットカードも同様の融資を経て作成されますので、こちらも作成できないのです。ですから、非常に不便な生活を強いられることになるでしょう。
しかし、さほど難しいことではありません。きちんと返済を行えばよいわけです。毎月決まった額をきちんと返済し、滞りなく済ませていけばよいのですから、簡単な方にとっては簡単なことでしょう。もし、忘れてしまうかもしれないと感じる方がいらっしゃるのであれば、返済日を指定できるのであれば給与支給日と同じにしてしまいましょう。
そうすることによって、給与が入ったと同時に返済を行いますので、これで忘れることはありません。自分で振り込み手続きを行うと、忙しいときにはついその作業を忘れてしまうこともあり得ますので、何もせずとも自動的にすむようにしてしまうとよいのです。
そうしてきちんと返済実績を積んでいると、ある日金融機関からカード利用限度額の増額をすすめる案内が届くことがあります。利用限度額の増額は、自分で申し込みを行う以外にも金融機関側から働きかけてくれることもあるのです。
ATMにその案内が出た場合には、金融機関からの信用が十分得られたものとして考えていただいて結構です。カードをATMに入れると誰が操作しているかがわかりますから、信用のある方にのみその案内を流すように設定しているからです。
そのため、カードローン増額の案内が来たら、積極的に増額の申し込みをして、先ほど述べたようなより便利なカードローンとして利用してみましょう。また、増額しておけば万が一非常に大きな出費が来てしまったときにも安心です。それも、きちんと返済している実績を持っているからこそ可能になったものなのです。
自分自身を守るためにも、そして自分自身がより便利なカードローンのサービスを使って豊かな生活を送ることができるようになるためにも、毎月決められた返済を確実に滞りなく、行っていくことが重要なのです。