いろいろなものがカードとして利用できるようになってきたために、財布の中がいっぱいになってしまって困ってしまうという人もいらっしゃるでしょう。できるだけ枚数を増やしたくないと思いつつも、カードローンがあると便利だと思っている人もいるでしょう。複数の業者からも借り入れたいと考える人もいるようですが、どうすれば財布に入れる枚数を増やさずに借りることができるのでしょうか。

まず、ネットキャッシングを利用するのは良い方法だと言えるでしょう。ネットキャッシングとは、インターネットで借入のできるサービスを指します。たとえば、消費者金融系のネットキャッシングの場合、消費者金融のウェブサイトにアクセスしてログインすれば借入の手続きをとることができます。そして、手続きをすれば指定した銀行口座に振り込みされます。このようにして借りることができますから、インターネット上だけですべての手続きを完結させることができます。

これは非常に便利なものなのですが、振り込みには時間がかかることもありますから注意が必要です。たとえば、ある消費者金融でこのようなサービスを利用した場合を考えてみましょう。インターネット上ではすぐに振り込みの手続きがとられたとします。振り込みは銀行間で行われますが、これはリアルタイムに反映されるわけではありません。

振り込み元が手続きをとれば、その後に銀行間のネットワークを通じていろいろな処理がなされますが、これには時間がかかるという点に注意が必要です。たとえば、ある日の午後に手続きを行ったとしても、時間がかかって実際に振込先に入金されるのは翌営業日になることが多いです。この点には注意が必要です。

インターネットと言えばリアルタイムに情報共有がなされるものですが、振り込みの処理は銀行間のネットワークで構成されているものですから、インターネットのリアルタイム性とは別の話です。ですから、時間がかかることは多いのです。最近では24時間365日、リアルタイムに振り込みを行えるシステムを構築しようという動きがありますが、現在のところはまだ実現していませんから、時間はかかるものだと考えておいた方が良いです。

土日祝日には注意が必要です。土日祝日には銀行間のネットワークは動いていません。ネットワーク自体が稼働していない理由は、営業日でないときにはトラブルに対応ができないことや、あるいはシステムをメンテナンスしたりバックアップしたりすることが必要になることなどが考えられます。いろいろな理由があってネットワークが稼働していませんから、もちろんですが振り込みの手続きも行われません。

ですから、たとえば金曜日にインターネット上で手続きをしても、実際に送金処理が完了するのが月曜日になることもありますし、月曜日が祝日なら火曜日になることもあります。ネットキャッシングを利用するときにはこのような点に注意しなければならないのです。

銀行間のネットワークとしては、日本の銀行が参加している全国銀行協会のものを利用することが多いです。日本の銀行ならこれに参加しています。たとえば、かつては郵便貯金の口座から銀行の口座へは送金できませんでした。これは全国銀行協会のネットワークに参加していなかったからです。しかし、郵便貯金が組織変更をしてゆうちょ銀行になったことによって、銀行として登録されることになりました。

銀行となったわけですから全国銀行協会のネットワークに参加することになり、現在ではゆうちょ銀行からほかの銀行への送金もできるようになったのです。銀行間の送金ではこのようなネットワークが関与していることが多く、このネットワークを利用している場合には時間がかかることがありますから注意が必要です。

ただし、すべての銀行がこのネットワークのみを使っているわけではありません。最近では店舗を持つ銀行が子会社としてネット銀行を運営していることがあります。子会社と親会社の間ではリアルタイムに送金処理を行うといったことが行われているケースもあります。

たとえば、親会社のインターネットバンキングで送金の手続きをとると、すぐに子会社のネット銀行で入金が確認できるというサービスもあるわけです。このようにして、グループ企業間ではリアルタイムの送金処理を可能にしていることもあります。消費者金融も銀行の子会社になっていることがあり、その場合にもリアルタイムの送金処理が可能な場合もあります。

たとえば、ある銀行の子会社となっている消費者金融でネットキャッシングを利用し、インターネット上で借入の手続きをしたとします。その振込先を親会社の銀行や、あるいはその銀行グループのネット銀行に指定していれば、リアルタイムに借入ができる場合もあるのです。急いでお金が必要になるケースであれば、このようなサービスを利用するのは良い方法だと考えられます。

銀行系のカードローンを利用するのは良い方法だと考えられます。銀行の場合、ATMを利用するためにキャッシュカードが発行されるのが一般的です。これをそのまま使えるサービスがあります。すべての銀行がこれに対応しているわけではありませんが、別のものを持たなくて良い銀行は多くありますから、これらを利用するのは良い方法だと考えられるのです。

銀行がインターネットバンキングを提供していて、そしてキャッシングのサービスも提供している場合、インターネットバンキング上で利用できる場合もあります。すでにインターネット環境のある人なら、このようなサービスを利用するのも良い方法です。インターネットバンキングにログインして、そして画面上で手続きをすることによって、すぐに借入ができますから便利です。

インターネットバンキングやネット銀行もカードローンのサービスを提供していることが多いです。この場合、銀行の普通口座とともに借入の口座が用意されていて、それらの手続きをインターネット上で行うことができるのが普通です。相互にリアルタイムに反映されますから、たとえばインターネット上で借入の手続きをすれば、すぐに普通口座に振り込まれると言ったことが可能なのです。このようなサービスを利用することによって、スピーディな借入が可能です。

このようにして、銀行や消費者金融を選べば、複数から借入をしながらも財布の中にカードが増えていかないという状況を作り出すこともできます。これを利用することによって、財布をいっぱいにしなくて良いというメリットがあります。銀行や消費者金融以外にも、クレジットカード会社も同じようにサービスを提供していますから、これを利用するのも良い方法です。

クレジットカードでお金を借りることができるのなら、やはり枚数を増やさずに借入先を増やすことができるというメリットがあります。最近になって新たに作った人なら、たいていはキャッシングの機能が付属されていると思いますから、確認してみてください。確認の方法は簡単で、ネット上で明細を利用しているのならキャッシング枠を確認すれば良いですし、明細書が送られてくるのなら、やはりキャッシング枠を確認すれば良いです。

ウェブサイトにログインしたり、あるいは明細書を見たりすれば、利用限度額というものが表示されていると思います。ここに、ショッピング枠とは別にキャッシング枠が記載されていることが多いです。ショッピング枠とは、商品を購入するために用いることのできる金額を指します。キャッシング枠とはお金を借りることのできる金額を指します。

キャッシング枠に、たとえば10万円と書かれていれば、何も手続きをしなくてもその時点で10万円を借りることができるわけです。これがなければ問い合わせてみてキャッシング枠を確保する方法を教えてもらうのも良いですし、金額が小さければ増額申請しましょう。