無職と一口に言ってもいろんな無職がありますよね。私も一時期は転職活動をしないといけなかったので、そのときは無職でした。細書に就職活動をするときにも無職ってあるでしょうし、専業主婦の人や学生だっていわば無職みたいなものだと思うのです。
でもそういう無職の人たちでも種類がいろいろあって、カードローンでは同じように扱われるのかと思うとなんだかいい気分はしないんです。カードローンでは審査に通りやすい無職というのがあってもいいんじゃないでしょうか。通りやすい、通りにくいの区別は無職だとないと思っていいんですよね。
無職にもカードローンの通りやすい通りにくいの区別はある
無職と一口に言ってもいろんな無職がある、その通りだと思います。学生や専業主婦だって稼ぎがないという点では無職といえるでしょうし、無職のままずっと過ごそうと思っている人と、無職だけれども今後は働いていこうとしている人では全然内容が違ってきます。ですので無職の人は全く同じではないというのがカードローン業者の結論でしょう。
(⇒無職でも借りられるカードローンは?)
つまり通りやすい無職と通りにくい無職がある、というわけです。通りやすい無職としてあげられるのが学生もしくは専業主婦などです。学生の場合は親の同意があれば通ります。この時に親が同意してくれないのであれば通りません。埋まり親が保証人のような形になっているわけです。まだまだ自立出来ていないわけですから、当たり前でしょう。
次に専業主婦も通りやすいです。専業主婦の場合は無職かもしれませんが、夫と家計を共にしています。夫と同じ家計だということで夫の同意書があれば消費者金融でも借り入れが可能です。銀行系カードローンの場合は「このくらいなら収入のうちでやりくりして返済できるだろう」と考えられる金額まで貸してもらえます。だいたい30万円くらいが多いようですが、こちらは同意書なしでも借りられます。
また転職が決まっている人についても無職と言いながらもちゃんと今後は返済されることが期待できるので、借入は通りやすいでしょう。通りにくいのは無職になったままで今後もそのままで行くような人です。無職のままでいいと思っている人はどうしても返済できる可能性を高めることが出来ないので仕方ないでしょう。
同じように無職といいますが、職についていないだけでいろいろな言い方ができるのです。学生、専業主婦、転職活動中などなど、いろいろな無職がいます。その人達の状態を考えて、貸出をカードローンん業者は考えてくれています。無職は全部同じというわけではないのです。
無職でも審査に通りやすいカードローンとは
カードローンの審査基準はそれぞれで異なっていて、厳しいものもあれば厳しくないものもあります。審査が厳しくないものであれば、無職でもカードローンを利用できると考える人もいるでしょう。しかし、どれだけ通りやすくても借りられないと考えておいたほうが良く、一部の例外を除けば基本的に無理だと考えておいた方が良いです。これはなぜなのでしょうか。
まず金融業者のキャッシュフローを把握しておく必要があります。経営を行うのですから様々な経費がかかることは誰にでも分かることです。店舗を持つための経費や、事務的な経費などいろいろなものがあります。そして収益はというと、これは利息収入です。一般的な企業では、利息収入は営業利益には含まれませんが、金融業者は本業が利息収入ですから、本業の儲けの中でもっとも重要な部分になります。
金融業者の収益は利息収入以外にも、たとえば手数料収入などもありますが、それはどちらかというと割合は低く、やはり利息収入が主なものになると考えておいた方が良いでしょう。ですから、利息を得ることが目的で金融業者は営業していると考えられます。
この利息については貸付金額に対する割合で制限がかけれられています。これが法定金利と呼ぶもので、具体的には利息制限法という法律によって定められています。法定金利は高くても20%で、100万円以上の融資であれば15%が上限トン定められていますから、あまり高い鋳物であるとは言えないでしょう。
実際にいろいろな金融業者の金利を見ていれば、高いものもありますし低いものもありますが、10%前後に定められていることが多いです。仮に10%であるとした場合、貸し付けた金額に対して10%の収益が得られ、そこから経費などを差し引いて利益が発生します。
もしも貸し付けた資金が返済されなかった場合にはどうなるのでしょうか。この場合には、貸し付けた資金の100%を失うことになります。10%の利息収入があるのなら、返済されない数よりも10倍は確実に返済してもらえないと、経営は成立しません。このようなことを考えれば、返済されなくなる割合が増えると経営はかなり危なくなることが分かります。
実際、景気が不安定になってくると金融業者の業績は悪化します。それが企業や個人に貸し付けた資金を回収できなくなることが原因だと考えられます。たとえば、リーマンショックによって世界的に景気が悪化したときには、大手の銀行は軒並み業績が悪化しましたし、貸金業者の中には破綻するものも少なくはありませんでした。大手の貸金業者の多くは独立した資本で経営を行えなくなり、買収されたり倒産したりしたいのです。
返済が不能になると言うことは、金融業者にとって大きなダメージを与えることになりかねないと言うことは頭に入れておかなければなりません。返済の可能性が低い人には貸し付けず、可能性の高い人に対して貸し付けるようにするためのものが審査なのです。
金融業者は基本的にこのような経営を行っていて、返済がなされなくならないために審査を行います。ですから、どれだけ審査に通りやすいものであっても、返済ができないと判断されれば審査に落ちることになります。この点には注意しておかなければならないでしょう。このことを頭に入れておけば、無職の人が審査にとおりにくいことは分かるはずです。
仕事をしていないと言うことは収入がないと見なされます。収入がなければ返済ができないと考えるのは妥当なことです。返済ができないのなら金融業者は貸し付けないのが普通です。それを考えれば、いくら審査にとおりやすいと言っても、仕事をしていない人に貸し付けると言ったことは考えられません。
しかし、実際には無職の人の中にはカードローンで借入をしている人もいます。この人はどうやって審査に通ったのでしょうか。その方法の一つが働いているときに口座を開設することです。仕事を辞めれば、もちろんですが返済能力は低くなりますから、金融業者は貸し付けを行おうとはしないでしょう。しかし、一人一人の顧客に対して、いちいち働いているかどうかを調べることはほぼ不可能に近いと考えられます。
それを考えれば、働いているときに口座を開設し、そして仕事を辞めたとしても使い続けることは不可能ではありません。もちろんですが返済ができなければ、いつまでも使い続けることはできませんが、しばらくの内は使い続けられるでしょう。
ですから、もしも何らかの理由で仕事を辞めることがあり得ると予想するのなら、その前に契約をしておくのは良い方法だと考えられます。そうすることによって、仕事を辞めた後にお金が必要になったときには急場をしのぐことができるでしょう。転職を思い立ったら口座を開設するというのは良い方法の一つだと考えられます。
ただ、無職と言っても正社員として働いていなければならないわけではありません。ほかに何らかの収入があるのなら審査に通る可能性は高いでしょう。たとえば、不動産を持っていて不動産収入がある人の場合、会社で働いているわけではなくても収入があると見なされますから、審査に通る可能性は高いです。
ほかにも、金融資産によって何らかの収入がある人の場合には、やはり所得があると見なされて審査に通ることもあります。自営業として働いている人なら収入が安定していないことも多く、収入が安定していなければ審査では不利になりますが、審査に通る可能性は十分にあると言えるでしょう。
このように、問題は会社に雇われているかどうかではなくて、収入があるかどうかだという点に注意しなければなりません。会社に雇われていなくても借りることはできるケースはよくあるのです。
完全に収入がないと絶対に借りることができないのかというと、たいていはそうですが例外的にそういったこともあります。要は金融機関が貸してくれると言えば借りることができるわけですから、金融機関によっては借りられることもあり得るでしょう。街金やヤミ金と言った業者からしか借りられないと思う人もいるようですが、たとえば日本を代表する銀行からも借りられるケースもあります。
その一つの例が専業主婦に対するローンです。専業主婦であれば、自分自身には収入がありませんから、返済能力は非常に低いと見なされます。しかし、夫に収入があればそれを元にして返済していくことは不可能ではありません。それを考えれば、銀行が貸し付けを行うことも理解できるのではないでしょうか。
ただ、本人に所得がないことには代わりはありませんから、それほど有利な条件では借りることができ何と考えておいた方が良いです。たとえば、専業主婦の場合には、数十万円くらいしか借りることはできないと考えておくべきでしょう。専業主婦で300万円も借りられるような銀行は、今のところはありません。数十万円くらいですから、大きな資金が必要だという人にとってはあまり適したものではありません。
収入があることにして申し込みをしようと考える人もいるようですが、これもよいことではありません。多くの金融業者は申込時に申告された勤務先に対して確認を行います。これが在籍確認と呼ばれるものです。虚偽の申告をしてもばれてしまうと言うのが現状です。それによって審査に落ちると、その後はさらに審査に落ちやすくなりますから、良い選択肢ではありません。
それでもどうしてもお金を借りなければならない場合、何らかの方法で仕事を見つければ良いわけです。正社員でないと借りられないというわけではありませんから、とりあえず採用されやすいアルバイトを見つけるというのは良い方法だと考えられます。
また、ネット上でビジネスを行うというのも良い方法だと考えられます。このようにして仕事を見つければ無職ではなくなりますから、審査にとおいやすいカードローンなら利用できる可能性はあります。
【参考ページはこちら】
専業主婦でも銀行カードローンを使いやすくできる?