派遣でもカードローンを作ることが出来る金融会社はどこなのか、これは基本的に自分の好きな金融会社を選んで申し込めば良いです。派遣は収入が不安定だからカードローンを作ることが出来ないことはありません。派遣はカードローンを作るのが難しいと言われるのは毎月の収入に波があるからです。正社員と比較すると、派遣の給料が高いとか低いとかではなく、働いた時間から給料が大きく変動するため、これによって収入が不安定とされるからです。

派遣でも月給として20万や30万と稼いでいる人はたくさんいますし、逆に正社員でも月給が20万以下の人もいます。ですが、カードローンを作りやすいのは正社員です。収入が安定しているからです。金融会社にとっては正規雇用者の収入の安定さというのはお金を貸しやすいものなのです。

派遣でもカードローンを作ることが出来る金融会社は本当にたくさんあります。上記で説明したように派遣は収入の波があるとはいえ、かなり大きな稼ぎを持っている人もいます。結局、カードローンを作ることが出来るかどうかの一つのポイントになることは返済能力です。

収入が不安定とはいえ稼ぎが大きいなら返済能力をしっかりと認めさせることは出来ます。同じ派遣でも大きな稼ぎを持っている人ほど、自由に好きな金融会社を選んでカードローンを申し込むことが出来ます。

派遣として申込先を探す場合は総量規制を知っておきましょう。消費者金融か銀行か、この両者で悩むことは多いですが、大きな違いは総量規制です。総量規制では申込者の年収の3分の1までしか融資をすることが出来ない事になっているので、この金額が融資額の目安、又は審査合格の目途になってきます。

派遣で仕事をしていると言っても、例えば単発で仕事をしているとかなり年収は低くなります。極端な例を挙げると1か月に1日だけ派遣で働きその給料が7000円だとすると、7000円×12か月で年収は84000円になります。この場合は消費者金融でお金を借りるならこの金額の3分の1の金額になるということなので、融資を受けることはほぼ不可能と言えます。

総量規制があると融資額に制限が出るだけではなく、申込時は必ず収入証明を提出しなければならないことになります。収入証明は派遣の場合ですと、毎月の給与明細を用意しておけば申し込むことが出来ます。

金融会社へ申し込むときは必ず申込条件をチェックしなければなりませんが、申込条件では収入証明に関して直近数か月分の給与明細が必要と書かれていることがあります。この場合は1枚だけ給与明細を用意しても申し込むことが出来ないことがあるので注意をしておきましょう。

このように総量規制があると融資に制限が出てきますし書類もややこしくなります。そこで、派遣でもカードローンを簡単に作ることが出来る会社として銀行がオススメです。銀行では総量規制が無いので、銀行カードローンを探すと収入証明不要カードローンを見つけることが出来ます。

この収入証明不要カードローンだと、申込時は身分証明だけで良いのでややこしい書類を用意する必要がありません。また、総量規制が無いことから年収の3分の1という縛りがなくなるので、消費者金融で同じ年収からお金を借りる事を考えると、銀行カードローンを活用する方が大きな限度額を持てることが多いです。

収入証明が不要になると書類が簡単になるというメリットが出てきますが、それだけではなく審査に合格しやすいことも知っておきたいものです。金融会社は申込者の年収から返済能力を判断しますが、その判断材料を提出しなくて良いので、審査では年収は不問になります。返済能力がゼロでもお金を借りることが出来るとまでは言いませんが、それに近いニュアンスがあります。

まず、収入証明不要のカードローンの申込条件を確認しましょう。条件を色々とみると申込対象者についての記述を見つけることが出来ます。そこにはアルバイトやパートでも申込OKと書いてあるなら派遣も当然OKです。他に申込条件で確認しておくことは年齢制限等ですが、他の条件で難しいことは特になく、簡単に言うと派遣でもアルバイトでも仕事をして勤務先を持っているなら誰でも申し込むことが出来るということです。そして申込を終えると収入証明不要なので年収を問われないということです。

上記では同じ派遣でもそれぞれの人によって稼ぎはかなり違うという話を紹介しましたが、この収入証明不要のカードローンへ申し込む場合は単発で1か月に1度しか仕事をしていない人でも審査に合格できる可能性が高いです。

まず、収入証明不要のカードローンへ申し込む時にすべての申込条件をクリアしていることが前提となるので年齢制限などをしっかりと確認します。こうして申し込みをする時に自分の職業は派遣となり、勤務先は単発で働いた派遣先ではなく派遣会社の事務所となります。これで申し込みをすると基本的に在籍確認はクリア出来ます。（こちらもご参考に→派遣でも通れる在籍確認なしのカードローンはある？）

ちなみに派遣として申し込みをする時に在籍確認のための勤務先の書き方で悩むことがあると思いますが、これは自分が派遣されている派遣先の情報を書いても良いですし、派遣会社の事務所を書いても良いです。どちらも間違いではないからです。派遣先の情報を書く時はかなり細かく情報を書いておかなければなりません。

派遣先が大きな会社だと、その会社には様々な部署があり様々な人が働いているわけです。在籍確認とは自分がそこに在籍しているかどうかを確認するので、派遣先の情報で申し込むならしっかりと自分の居場所が分かるように説明することが大事です。

勤務先を派遣会社の事務所とすれば、在籍確認はそこで行われるので、自分が在籍しているかどうかは確実にクリアすることができ、どんな派遣先で仕事をしているのかなど細かい話を突っ込まれた場合でも事務所なのですからしっかりと情報管理から在籍確認に対応してくれます。

さて、所得が低い派遣の人でも収入証明不要なら合格できるという話に戻りますが、申込後に上記のような内容から在籍確認を終えることが出来ますと、後は審査を受けるだけになります。

審査で信用情報に問題がなく、他社でも借金が無いということが確認されると、これは1か月にたった1度しか派遣で働いていない人でも合格出来ます。審査の段階で信用情報と他社の借入についてクリア出来ると、残りの年収については収入証明不要から不問になるので、ここまでくることが出来るとお金を借りることが出来ます。

このように派遣でもカードローンを簡単に作ることが出来るのは銀行です。申込先を探す時に銀行カードローンの中から収入証明不要という内容の融資を探してみましょう。難しい書類を提出することなく、簡単に申し込むことができ、審査では合格率はかなり高くなります。

また、融資内容としては限度額を身分証明だけで大きく持つことが可能であり、金利は銀行なので低金利に期待することも出来ます。収入が不安定でも所得が低い人でもカードを作りやすい会社なので覚えておくと役立ちます。

最後に派遣で仕事をしている人で複数の派遣会社を利用している場合の申込方法について紹介しておきます。複数の派遣会社を利用すると仕事を見つけやすいというメリットがあるので、派遣をメインとして稼いでいる人は結構複数の派遣会社を利用することが多いです。この場合にカードローンを申し込む時、基本的には自分が一番働くことが多い派遣会社を選んでその情報から申し込めば良いです。

また、収入がそこそこあるなら、逆に全ての派遣会社の情報を申込用紙の備考欄などに書いておき、金融会社に対して分かりやすく説明すれば、それだけ融資を受けることが出来る可能性は高くなります。金融会社にとってしっかりと収入を稼いでくれている方が、当然ながら融資をしやすいことは間違いないのでしっかりと説明するほうが若干は有利になると言えます。