三井住友銀行というと日本のメガバンクの一つで、世界的に見ても規模は非常に大きいです。そのために安心感でも優れていますし、コンプライアンスの姿勢も優れているために、カードローンを利用する人なら三井住友銀行を選びたいという人もいるのではないでしょうか。あまり考えたくはないことですが、審査に落ちることもあります。落ちたときにはどうすれば良いのでしょうか。まずはその原因を探ってみましょう。

審査に落ちる理由の一つが勤続年数です。勤続年数が1年未満の場合には審査でかなり不利になると考えられます。1年を超えればそのまま定着して仕事を続ける可能性は高くなりますが、あまりにも短い場合には審査で不利になると考えておいた方が良いです。これが原因で審査に落ちる場合には、しばらく待つというのも良い方法だと考えられます。勤続年数が1年を超えてから再び申し込むのは良い方法です。

勤続年数が問題となるのですから、これから申し込みをする人の場合には、転職前に申し込みをした方が良いです。転職したばかりの時には勤続年数は0年です。これでは審査でかなり不利になります。転職前に申し込みをして審査を受け、そして口座を開設しておく方が良いです。

ほかの金融業者からの借り入れがあると審査に不利になることがありますから注意が必要です。いくらまでなら良いという基準は公開されていませんし、借入金額によって連続的に審査で不利になります。ですから、できるだけ少ない方が良いと考えておいた方が良いです。

ほかのカードローンの口座を開設している場合、申し込みをする前に完済してしまうのは良い方法です。ただ、完済するだけではなくて、口座を解約しておいた方が良いです。というのも、口座が残っていればいつでも借りることができますから、実際に借り入れをしているのと同じような状況だと判断されることがあるからです。

中にはほかからも借り入れをしたことがあって、その口座をそのままにしている人もいるのではないでしょうか。もう借り入れをしていないというのであれば不要な口座ですから、さっさと口座を解約してから申し込んだ方が良いです。こうすることによって審査に通る可能性は高くなります。

過去に自己破産をした人などの場合には、それが原因で審査に落ちることが多いです。ほかの金融機関から借り入れをしていた場合にも同じです。自己破産をした情報は信用情報機関によって多くの金融機関で共有されます。ですから、ほかから借り入れをして自己破産した場合にも、同じように審査に落ちやすくなるという点には注意が必要です。

では、自己破産をすると二度と借りることはできないのでしょうか。実はそうではなくて、一定期間が過ぎれば借りることができるようになります。自己破産をしたという情報は信用情報機関で共有されますが、信用情報機関はいつまでもその情報を保持し続けるわけではありません。最長で10年ですから、10年たってから再び申し込みをすれば審査に通る可能性は高くなると考えられます。

他者の借入金額が大きい場合には審査に落ちることがありますが、通ることもあります。ただ、他者で借り入れをして滞納したことがあるのなら、その情報はやはり信用情報機関を介して共有されます。これが原因で審査に落ちることがあります。滞納の情報は5年間は保存されていますから、滞納が解消されてから5年たてば審査には通りやすくなると考えられるのです。

ほかにも申し込みブラックになっている可能性はあります。申し込みブラックとは、短期間にいくつもに申し込みをした人のことを指します。申し込みの情報についても信用情報機関で共有されますから、たとえば5社くらいにまとめて申し込みをした人の場合には、それが原因で審査に落ちることがあります。

申し込みブラックになると、返済能力がいくらあっても審査に通らなくなりますから注意が必要です。複数のカードローンを使いたいと思っていくつかに申し込みをした場合、それが原因で落ちることがあります。何社に申し込みをすれば落ちるという基準は曖昧ですが、おおむね1ヶ月の間に3社に申し込みをすれば落ちる可能性は非常に高いと考えられます。

申し込みブラックになってしまった場合には、やはり申し込み情報が消えるまで待つしかありません。申し込み情報については半年間くらい保存されますから、半年間何もせずにそのままにしておいた上で、改めて申し込みをするのがよいと考えられます。

多くの原因が考えられますが、審査に落ちた人はだいたいこのような原因が考えられますし、それぞれに対処法がありますから、それを実践してみるのは良い方法です。三井住友銀行のカードローンは、ほかの金融機関に比べると審査はやや厳しい傾向があると考えられます。ですから、落ちたのならほかの金融機関に申し込みをしてみるのは良い方法だと考えられます。

銀行にこだわるのなら、地方銀行やネット銀行に申し込みをするのは良い方法だと考えられます。メガバンクに比べると審査はやや甘い傾向がありますから、これらを検討してみるのは良い方法です。

また、取引履歴のある銀行を利用するのも良い方法です。たとえば、給与振り込みに使っている銀行なら審査では有利になると考えられます。また、ほかのローンを組んだことがあるのなら、そのローンを組んだ銀行を利用するのは良い方法だと言えるでしょう。借りたものをきちんと返したという事実があれば、それは審査ではポジティブに働きますから、この点についても理解しておいた方が良いです。

特に高齢になった人の場合にはこれは重要です。一度もお金を借りたことのない人よりも、お金を借りたことがあってそれをきちんと返済していたのであれば、それが信用力の増加につながることがあります。もちろんですが、過去にお金を借りて滞納したことがあれば、それはネガティブに働きます。

銀行にこだわらないのなら消費者金融を視野に入れるのも良い方法です。消費者金融は銀行よりも審査が甘い傾向があります。金利は少し高めに設定されることが多いですが、審査は少しだけ甘く設定されていますから、これを利用するのは良い方法だと考えられるのです。まずは大手の消費者金融に申し込みをしてみましょう。
（⇒審査が甘いカードローンを教えて！）

大手の消費者金融では審査に通らなかった場合には、中堅規模の消費者金融を利用するのも良い方法です。特定の地域にのみ拠点を持っているような中堅規模の消費者金融は、大手に比べると少し審査は甘い場合が多いです。地元で営業をしている消費者金融を狙ってみてはいかがでしょうか。ただ、ヤミ金には気をつけるべきで、怪しいと思ったら借りないようにすることも必要なことです。

消費者金融に申し込みをする場合でも、信用情報機関の影響があることは頭に入れておかなければなりません。たとえば申し込みブラックになっていたことが原因で三井住友銀行の審査に落ちた人の場合、消費者金融に申し込みをしても審査に落ちる可能性は高くなると考えられます。この場合にも期間を空けてから申し込みをすると審査に通る可能性は高くなります。

そのほかの方法としてはクレジットカードのキャッシング機能の利用があります。クレジットカードの多くはキャッシング機能がついていて、お金を借りることができます。最初の状態では借入金額はあまり大きくない場合が多いですから不十分に感じることもあるようですが、すでにクレジットカードを持っていてキャッシング機能がついているのなら、わざわざ申し込みをしなくても借りることができます。

借りられる金額が小さいと思った場合には増額の申請をすることで大きくできるケースもあります。誰でも増額できるわけではありませんが、クレジットカードをずっと使っていてきちんと支払いを行っているのであれば、増額できる可能性は高いと考えられます。