便利なカードローンは審査にさえ通ることができれば、限度額内であれば何度でも融資を利用することができるので便利です。審査には本人確認書類が必要です。本人確認書類は運転免許証や健康保険証、パスポートなどがあります。

また顔写真付の住民基本台帳カードもコピーを提出することができます。銀行の審査のほうが長くかかるといわれていますが、最近ではキャッシング会社並みに審査結果が出るまでが早くなっているところもあり、即日審査結果を出すところもあります。そういうところでは審査の結果が出た後ですぐに契約をし、カードを発行することも可能です。

ただしローン契約機があるところでなければできないのでお近くにその銀行があることが条件となります。そうでなければたいていは郵送で契約書類やカードが送られてくるため、郵便で書類が往復する期間を考えると早くても７日間ほどは申し込みから必要になることになります。

キャッシング会社の場合はインターネットによる申し込みと審査、契約などができるWEB完結申込があるので非常に便利です。一般的にカードローンでは契約書が送られてきた時にそれに必要事項を記入して本人確認書類を一緒に送らなければいけません。しかしインターネットで契約などを全て行なうことができればその時間は短縮できるのです。

インターネットでする場合は本人確認書類をカメラなどではっきりとわかるように撮影し、アプリやEメールなどに添付して提出できます。ですから前もって準備しておけば融資されるまではかなりスムーズに進めることができるのです。

カードローンは初めて利用する時には最高限度額は低めに設定されることが多いです。しかしこまめに利用して返済も遅れずにきちんと行なっていればそのうち限度額の増額をしないかという誘いがくることがあります。

カードローン増額勧される客は契約から６か月から９か月ほどたっていて、利用状況が良好であることが最低条件です。ただこの６か月から９か月という数字は誰しもにあてはまるというわけではなく、個人差があります。ですからある人は６か月で増額打診があったけれど、ある人はその時期になっても全く誘いが来ず、９か月ほどたってからようやく来たということがあります。

もちろん増額は自分からも申し込みすることはできます。しかし審査は初回のものよりも厳しくなることが予想されますので、できれば誘いがあってから動いてみるのが良いでしょう。増額審査にかかる時間が初回審査と同じほどです。ですから即日審査結果が出るところであればそれくらいで結果を知ることができます。自分から申し込みをする時に気をつけたほうがいいことがあります。

それは初回審査時の年収よりも下がっていないことや借金が増えていないことです。この２つが悪いほうに変化していると審査に通るのは難しくなってしまいます。ですから自分で申し込みをしたいなと考えた時には年収が上がっているほうがいいですし、借金は減っているかもしくは増えていないという状態であることが望ましいです。

この再審査の時に提出しなければいけない書類というのはよほど情報に変化がなければほとんどないですが、住所に変更があったり年収が変わっているなどする可能性があるので同じものを提出しなくてはいけない可能性があります。

増額の申し込みはいろんな方法ですることができます。店頭、ローン契約機、インターネット、モバイル、郵送などです。キャッシング会社であれば会員ページから気軽に増額の申し込みをすることが可能です。再審査の時にも個人信用情報機関はチェックされますから事前に自分でもチェックしておくことがオススメです。ここで引っかかってしまっては審査にはまず通ることはできないでしょう。

またその問題次第ではそれまでの融資契約でさえも破棄となってしまうことがあるので気をつけたほうがいいです。年収が下がっておらず、借金も増えていないことが条件というのはそういうことなのです。契約自体が破棄されてしまえば当然融資をそれまでのように受けることはできなくなりますので、改めて申し込みをして審査を受けて契約をしてと同じことを繰り返さなければいけなくなります。

しかしそれまでの契約にはなんの問題もないのであれば、増額の審査に通らなかったとしてもそれまでの融資は引き続き利用することができます。増額の審査中であっても融資はそれまで通りに利用できますから心配いりません。

正規の業者で受けなければいけない審査は確かに厳しいですし、なかなか通らないという方もいるでしょう。しかしだからと言って非正規のヤミ金だけは利用してはいけません。ヤミ金は時々テレビなどでも問題になっていますが、とにかく完済することができないのが特徴なのです。

一般のカードローンであれば月に１度の返済で、元金プラス利息を返します。その会社にもよりますが、多いのはその時の残高に応じた返済額になります。そして余裕がある時にはまとめて返済することもできます。

この返済方法ですと、無理のない金額を毎月返していくことになりますから完済を目指すことは難しいことではありません。しかしヤミ金の場合、月１どころか週１の返済でかなり高い利率での返済を強いられることになります。

法律で決められている最高でも年率は２０％を超えてはいけないというものなどなかったかのようなとんでもない利息になってしまいます。すると毎週返済できるのは利息くらいで、元金はいつまでたっても減らすことができずに永遠に利息を払い続けるという状態になるのです。これはヤミ金の罠です。ヤミ金は審査とは名ばかりでほとんどの人を審査で通します。

ですから切羽つまっていた方は非常に助かることでしょう。しかし怖いのはその後なのです。これは覚えておいたほうがいいです。まともな取引をしてくれるところであればヤミ金ではないです。この罠に引っかかってしまった人は精神的にも追い詰められ、体はぼろぼろになってしまいます。生活を立て直したくて借金をしたのに待っているのは生き地獄です。カードローンを契約する時にも正規の会社であるかどうかは必ず確認しておくといいです。

正規の会社は登録をしているのでなんらかの番号を割り振られています。ヤミ金は登録していないのでこの番号がありません。そして長年営業しているところはこの数字の横に括弧をしてまた別の数字が書かれています。この数字は登録の更新をした回数をあらわしており、数字が大きければ大きいほど更新回数が多いということになります。

つまり更新をたくさんしているところほど信頼できる会社である可能性が高いのです。信頼できる会社でなければ長年経営していくことはできないからです。現在では中小会社を含めるとキャッシング会社もたくさんありますから、その中で生き残っていくには利用者の信頼が重要になってきます。

この数字はそんな会社であるかどうかのバロメーターになります。銀行の場合は地元の方に聞けばすぐにわかりますし、それぞれがインターネットで公式サイトを公開していることも多いので情報は比較的たくさん入ってきます。それらをしっかりと調べてから利用をするようにするのがいいです。

利用者の口コミを見ることができたりしますし、人気のカードローンをランキング形式にしているところもあります。そういうところには口コミも載っているので参考にするといいです。また審査に通るか不安だからといってたくさんの会社に申し込みをするのはやめておくといいです。（こちらもご参考に→カードローンを一度に申込むことはできる？）

申し込みをしたという記録は個人信用情報機関にしっかりと載せられているので審査の時にあまり良い印象をもたれません。どうしても同時に申し込みしたいのであれば多くても２社ほどにしておくのが良いです。あとは何事にも丁寧に受け答えをし、良い印象を持ってもらえるように工夫しているのが大事です。