これって常識なんですかね、私の中では当たり前になっているんですけれどもカードローンを2社までにしておくということです。カードローンの申し込みにしても保有にしても2社までにしておいたほうがいいというのを昔から聞いていて、今でもそうしています。

これはあたりまえだと思っているんですけれども、2社までの申し込みにしておくというのは私の周りだけの常識なのでしょうか。それとも他のカードローン利用者にとっても当たり前になっているのでしょうか。実は理由はわかっていない私なので、理由があれば知りたいとも思います。

カードローンの申し込み2社までを知らない人も多い

理由をはっきりと知っていて、カードローンの申し込みを2社までに抑えているという人はほとんどいないと思います。いまどきのカードローンを利用する人は20代と30代の若い人たちが中心なんですが、カードローンを利用するときに「2社まで」と決めている人のほうが少数派でしょう。だからこそ申し込みブラックの問題が良く出てくるのではないかと思います。

つまりこのカードローンの保有や申し込みについて、2社までにしておいたほうがいいというのは端的に言えばそれが申し込みブラックなどにつながるからなんですよね。理由はそれが大きいわけですが、申し込みブラックにつながるということは自分の不利になるということです。借入を何社もしようとすることが自分の損につながるということは知っておいたほうがいいでしょう。

2社までというのは3枚以上になるとたいていカードローンの申し込みブラックという状況になりかねないのです。申し込みブラックになれば、どんなに申し込みをしたとしても、審査すらしてもらえないで否決されてしまうことになります。そんなのおかしい!と思うかもしれませんが、これがルールなので逆らうことは出来ません。ほとんどの銀行系及び消費者金融系で適用されるでしょう。

保有について言えば2枚程度ならばまだ借入をまとめることができるという強みがあります。例え借入をしすぎて返済が苦しいとなったとしても、2社ならまとめられるのです。おまとめローンがありますから返済がだいぶ楽になるでしょう。しかし3社4社と増えるごとにまとめられない可能性が高くなってしまうのです。

このようなマイナスの結果が自分に返ってくるために2社までにしておいたほうがいいというように言われているわけです。もちろん2社までにしておいたところで、必ずまとめられたりするわけでもないので、日々の使い方には注意を払っておきたいところです。

【参考ページはこちら】
カードローン審査に簡単に通った!その方法とは

2社のカードローンに申し込みをするときには期間を空ける

カードローンのサービスの内容は一律ではなくて、サービスごとにいろいろな特徴があります。たとえば、一定期間なら無利息で借りることのできるサービスを利用すればお得に借り入れができます。限度額が非常に大きいものもありますし、金利が低めに設定されているものもあります。

短期間だけ借りるのなら無利息で借りられるものを利用し、長期間にわたって借りるのなら金利が低めに設定されているものを選ぶといった形で使い分けていくとお得に借りることができるでしょう。無利息のサービスはいくつかの金融機関が提供していますが、多くの場合には期間が限られています。たとえば、1週間だけ無利息といったサービスはあります。

期間が短いですが、うまく融資をつないでいくと長期間にわたって利息を支払わずに済みます。借り換えを重ねていくことによってある程度の期間は利息を支払わずに済みますから、少しでも利息を安くしたい人にとっては便利なサービスだと考えられるのです。無利息で利用できるものを2社使いわけて行くというのは良い方法ですし、ほかにもケースバイケースでいろいろな使い方が考えられます。

実際にこのように使い分けている人はたくさんいらっしゃいますから、やってみようと思う人も多いのではないでしょうか。カードローンを利用すれば支払う利息が高くなると考えられますから、できるだけ安くしたいと考えるのは自然なことです。ただ、そのための準備の段階では、特に注意しておかなければならないことがいくつかあります。

その中で最も大事なことは、期間を開けて申し込むことです。短期間に申し込みが続いた場合には、審査で不利になることがありますから注意が必要です。(こちらもご参考に→カードローンの審査基準とは)たとえば、同時に申し込むと審査で不利になり、落ちてしまうこともあります。2社くらいなら両方とも審査に通る可能性はありますが、3社になるとすべての審査に落ちる可能性は非常に高くなると考えられます。

ですから、同時に行うのはできるだけ避けた方が良いのです。2社なら両方の審査に通ることもあるようですが、それでも審査で不利になる可能性は高いと言えるでしょう。審査で不利になれば、審査に通ったとしても金利が高く設定されたり、あるいは借入限度額が小さくなったりすることもあり、使いにくいものとなってしまう可能性が高くなります。

このようになる理由は、信用情報が流通しているからです。信用情報の流通は、それを専門に行う会社を通して行われます。たとえば、ある貸金業者に申し込んだ場合、その情報は信用情報機関に登録されてそこで保存されます。そして、別の貸金業者に申し込みをすると、その貸金業者は信用情報機関に流通している情報を入手して知ることができます。申し込んだという情報は金融機関の間で流通していると言うことは覚えておいた方が良いでしょう。

では、なぜ同時に申し込むと審査で不利になるのでしょうか。結論的に言えば、審査の基準にひっかかるからです。審査の基準は金融機関がそれぞれで決めていて、何社に申し込むと審査落ちになるのかはそれぞれで異なっています。だいたい3社同時だと審査に落ちる可能性は非常に高くなると考えておいた方が良いです。

このような基準を金融機関が定めている理由としては、返済能力の査定に関係しています。審査では返済能力がどれくらいあるのかが問われます。そして、返済能力に応じて金額を借りることができます。返済能力が低すぎると審査で落とされると言うことになるわけです。

たとえば、ある人の返済能力が50万円くらいしかないと判断された場合を考えてみましょう。つまり、金融機関はその人に50万円くらいなら貸しても大丈夫だと判断したとします。60万円貸すと返済できなくなってしまうだろうと思っていれば、60万円の限度額を与えることはありません。

返済能力の算定は金融機関によって異なりますが、異なる金融機関でもだいたい同じくらいの水準になると考えられます。金融機関Xの審査では50万円の限度額が与えられ、そして金融機関Yの審査では60万円の限度額が与えられたとしましょう。金利についてはだいたい同じくらいだと仮定します。

もしも同時に審査に通ってしまうと、この人は合計で110万円の限度額を与えられます。金融機関Xとしては、50万円くらいなら大丈夫だろうと思って限度額を与えているにもかかわらず、その人は110万円の限度額が与えられてしまったことになりますから、これでは返済能力が不足していると感じるでしょう。実際に返済能力が不足していれば返済されなくなります。金融機関Yでも同じことが起こります。

このようになって返済能力が不足している人に対して融資を行うと、返済されずに融資が焦げ付いてしまう可能性がありますから、金融機関は同時に申し込みをすることを非常に嫌うのです。そのために情報が流通して、金融機関はそれを元に審査を行います。

2社の審査に通ることもありますが、この場合には金融機関は限度額を小さく設定していることが多いです。最初の内は限度額を小さくしておいて様子を見ると言ったことは、誰もが考えつくことでしょう。ですから、同時の場合にはどちらの限度額も小さく設定されることが多いという傾向があります。

このように小さく設定された限度額を将来担って増額できるケースもありますから、それ自身は問題はありませんが、金利が高くなる傾向があると言うことも頭に入れておかなければなりません。金融機関の中には、限度額を大きくすることによって金利が低くなるという制度を取り入れているものが多くあります。ですから、あまり多くのお金を借りない人であっても、限度額が小さいことはデメリットに当たると考えておいた方が良いです。

同時の場合には審査で不利になりますから、将来的に限度額を大きくしたいと思ったときには適していません。同時ではなくて、期間を空けたほうが良いです。まず一つのカードローンに申し込みをして審査を受け、審査に通ってしばらく使い続けてから別のものに申し込むというように、一定期間を空けるのが基本的な方法だと考えておくべきでしょう。

では、具体的にはどれくらいの期間を空ければ良いのでしょうか。もしも審査に通ったのなら、1ヶ月くらい開ければよいと考えられます。審査に落ちることもあるでしょう。審査に落ちた場合であっても、信用情報機関には申し込んだ情報が登録されていますから、別の金融機関ではそれが原因で審査で不利に扱われると考えられます。同じような審査基準の金融機関に申し込みをすれば、落ちる可能性は高くなるのです。

信用情報機関に情報が登録されていれば不利になります。この情報は、半年くらいで消去されるのが普通です。ですから、一度審査に落ちたのなら、半年間は何もせずにひたすら待って、その後に審査を受けるのがよいと考えられます。情報は消去されていますから、何もしていない状態と同じ状態で審査を受けることができるわけです。

2社を利用したいと思った人が、念のために5社くらい申し込んでおこうと考えることもあるようです。5社の審査を受ければ、そのうちのいくつかは審査に通るだろうと考えるのは自然なことかも知れませんが、信用情報機関を通じた情報の流通の仕組みを知っていれば、これによって審査に落ちやすくなることはすでに分かるはずです。

では、すでにこのような状態になってしまった場合にはどうすれば良いのでしょうか。これについてもすでに解説したとおり、半年くらいで情報が消去されることを知っていれば対処できます。半年待って情報が消去されてから、新たに審査を受けるのが良い対処法です。半年というと少し長い期間ですから待ちきれないという人もいるかも知れませんが、待ちきれずに審査を受けても落ちる可能性はかなり高いことは知っておくべきことです。

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