いつもカードローンを申込みするときに思うのが「俺はこのタイミングで申込をしているけれども、もっと早かったほうがいいのか、ギリギリのタイミングがいいのか?」ということです。これは本当に悩むところで、なかなか本当の答えのようなものが見つからずにいます。
皆さんはいったいどういうタイミングで申込みをしているのでしょうか。自分の好きなときで特に考えずに行っているのか、あえて余裕を持ったタイミングで申し込みをしているのか。何が正解なのかがわからないので、正解のタイミングというのを教えてもらえないですか?
正解の申し込みタイミングはないが2つのことは守りたい
カードローンの申し込みにおいて、こういうタイミングで申し込みをすると正解、というような答え自体はないと思っておいたほうがいいでしょう。答えはないんだけれども、こういうことだけは気をつけておいたほうがいいよというようなポイントは2つほどあるので、それは守っておいたほうがいいかなと思います。
そのポイントというのは自分自身の状況、そして出来るだけ早めと言うこの2つです。この2つが最も良い時期というのを選んで申し込みをするといいでしょう。他にも細かく言えば業者の選び方などもありますし、業者によっても直前でもOKのところもあれば、即日融資ができないところもあります。ですので先に自分の借りたい業者については調べておきたいところです。
さて、ポイントの一つである自分自身の状況というものは、自分自身が今どのくらいの借金があったり収入があったり、働いているかどうかなどを考えるということです。タイミングとして働いてない時よりも働いている時の方がいいですし、借金はしていないほうが有利です。また収入が上がってから申し込みをしたら通るということもあります。自分自身の状況を把握した上で申し込みをするべきということです。
もう一つのタイミングである出来るだけ早めというのも重要で、早めのほうがいいのは間違いありません。審査に通るか通らないかというのはわからないし、通らない場合のことを考えると数社申し込みができるくらいの時間がほしいところです。であればかなり前に口座だけでも作っておいた方がいい、というわけです。本当にギリギリの時に申し込みをすると使える業者が限られるのでオススメできません。
この2つを基準にして考えた上で「自分にとってどのタイミングがいいか?」というのを考えてもらうのがいいと思います。一言で言えば仕事をしている時でできるだけ早め、というのが結論になるかもしれません。
【参考ページはこちら】
どうしてカードローンの複数利用はダメなの?
カードローンに申込するタイミングについて
カードローンに申込するタイミングについてですが、これは人によって異なります。借入をしたことがなく、クレジットカードを持ったことのない人の場合、いつでも問題はありません。できるだけ早いほうが良いでしょう。必要なときにお金を借りることのできるようにしておけば良いのですから、早いほうが良いです。
以前に借りたことのある人なら、タイミングを考えなければなりません。というのも、過去の借入の履歴が審査に影響することがあるからです。これもいろいろな条件によって異なっていますから、ケースごとに考えていきましょう。
まず、滞納をしたことのある人の場合を考えます。カードローンに限らず、お金を借りて、その返済を滞納したことがあったり、あるいはクレジットカードでショッピングをして、その引き落としが遅れたという人などの場合です。コのような滞納の情報は信用情報機関に登録されると言うことは知っておくべきでしょう。信用情報機関とは、過去の借入履歴などを扱っている会社を指します。日本にはいくつかがあり、それぞれで情報を管理しています。
滞納した場合、その情報は信用情報機関に登録されます。コのような情報が登録されている場合には、新たに借入をしようと思ってもできない場合が多いです。たとえばある金融業者に借入をしようと思ったとしても、その金融業者は信用情報機関に問い合わせを行い、そしてそこで滞納の情報があれば審査に落とします。
(⇒カードローンの審査基準って?)
金融業者にとって最も恐れるべきことは、融資したお金が約束通りに返済されないことです。約束通り返済されることを前提として経営戦略を考えていますから、返済されなかったり、あるいは返済が遅れたりすることのある人には融資を行いたくないというのは自然な考え方でしょう。それを調べるために信用情報機関に問い合わせを行います。
信用情報機関に滞納の情報が登録されている限りは、新たな借入はできないと考えておいた方が良いです。借入だけではなくてクレジットカードを作るのも無理だと考えておいた方が良いでしょう。また、分割払いを利用しようと思ったときでも、滞納の情報があるとできない場合もあります。
これが永遠に続くのかというと、実はそうではありません。信用情報機関は情報を一定期間保存しますが、その後は消去します。消去される期間は情報の種類によって異なるのですが、滞納の場合には完済してから1年から5年間というのが一般的です。ですから、過去に滞納をした人の場合、それを完済してから5年たてば新たに借り入れることができるでしょう。信用情報機関によって1年から5年と開きがありますから、1年たった場合でも借りられることもあります。
自己破産などを行った人の場合にはもっと時間がかかります。自己破産をすると言うことは、つまり借金を踏み倒すと言うことに他なりません。このような人に対して融資を行いたいと考える金融業者はおそらくないでしょう。普通に考えても借金を踏み倒した人に貸し付けたいと思う方がおかしいと考えられます。
自己破産などを行った場合でも、その情報は信用情報機関に登録されますから、ほかの金融業者もそれを知ることができます。お金を借りに店舗へ行ったとしても、信用情報機関に登録されていれば審査に落とされることになります。ですから、この状態では新たな借入はできません。
信用情報機関から自己破産の情報が消去されれば良いのですが、そのためには7年から10年かかります。その間はたいていの金融業者で借りることはできなくなります。10年たてば自己破産の情報は消去されますから、その後であれば借りられる可能性が出てくるわけです。とりあえず10年待ってみるというのは良い方法です。
信用情報機関にこのような情報が登録されているかどうかを知りたいという人もいるでしょう。これは知ることができるのでしょうか。答えはYESです。ただ、知り得る情報が限られることもあります。知りたい場合には信用情報機関に問い合わせをすれば良いでしょう。1,000円程度の実費がかかることもありますし、本人であることを証明する書類が必要となることもありますが、本人であれば情報を開示してくれます。
借入をして、そのままずっと滞納している人の場合、その情報はずっと信用情報機関に登録されますから注意が必要エス。昔借入をして、完済しないまま放置しているものがないかどうかを確認することは必要です。このような場合にはどうすれば良いのでしょうか。
もしも完済できるのならさっさと完済した方が良いです。完済できないくらいの金額なのであれば、自己破産などの債務整理をするしかありません。この場合、やはりその手続きを行ってから10年くらい待たなければならないことになりますが、永遠に借りることができないよりはその方が良いでしょう。
何とかして信用情報機関の情報を消去したいと思う人もいるのではないでしょうか。もしも何らかの方法で信用情報機関の情報を消去できればすぐにでも借りられるようになるわけですから、このような方法があると聞くと、惹かれてしまうという人もいるでしょう。しかし、このようなことはないと考えておいた方が良いです。
消去できるとすれば、登録されている情報が誤っていた場合です。何らかの理由で誤った情報が登録されている場合には消去することは可能です。逆に言えば、登録されている情報が真実の場合には、どうやっても情報を消去することはできませんから注意が必要です。
ブラックを解除するといった誘い文句で大金を得ようとする詐欺もあるそうです。消去される期間が過ぎるまで待つ以外の方法では、どうやっても消去できません。お金を払えば情報を消去してくれるといったサービスがあったとしても、十中八九詐欺でしょうから、相手にしない方が良いです。
信用情報機関の情報が消去されたとしても、金融業者が持っている情報までは消去されないという点に注意が必要です。ですから、たとえばある銀行から借り入れをして、そしてその後に自己破産をしたとします。その情報は信用情報機関に登録されます。10年たてば信用情報機関からは情報が消去されることになります。しかし、借入をした銀行の情報は消去されないと考えておくべきでしょう。ですから、10年たっても、その銀行からは借りることができないと考えておいた方が良いです。
これと同じように、保証会社の情報も消えないと考えておいた方が良いです。最近では消費者金融が銀行の保証会社となっているケースが多いです。ですから、消費者金融から過去に借りたことがあって、そして自己破産をしたことがある場合、その消費者金融は自己破産をしたという情報を保持しているでしょう。
その消費者金融が保証会社をしている銀行のカードローンに申込をしたとしても、自己破産の情報は保証会社が知っていますから、保証会社の審査の段階で落とされることになります。ですから、銀行のカードローンに申込をしようと思っているのであれば、その銀行の保証会社がどこになっているのかを把握しておくことは必要です。商品説明などに記載されているはずですから、心当たりのある人なら確認しておいた方が良いと考えられます。
信用情報機関に情報が登録されている状態であれば、まともな金融業者からは借りることができなくなると考えておいた方が良いです。普通に考えれば、滞納や自己破産をした人に貸し付けることはありません。それにもかかわらず融資してくれるという誘いが来た場合には、少し怪しいと考えておいた方が良いです。
というのも、ヤミ金の可能性があるからです。ヤミ金は、そもそも法律を守りませんから、法律で禁じられているような厳しい取立てを行うことも想定されます。また、驚くほど高い利息を要求されることもあります。このような被害に遭わないようにするためにも、ヤミ金には注意が必要です。