住友信託銀行のカードローンの利用を現在考慮中の48歳の男性会社員です。勤め先は大手証券会社のディラー部門です。ちなみに年収は450万くらいです。
そこで住友信託銀行のカードローンについて教えていただきたいのです。よろしくお願いします。
住友信託銀行のカードローンは誰でも利用可能
信託銀行と言うと、恐らく多くの人には普通の銀行ほど馴染みが無いと思われます。また、実際に信託銀行を個人のメインバンクとして利用している方もそう多くは無いと思います。
さらに、信託銀行と言うと、なにか特別な個人や企業、団体が主に利用する銀行のイメージがあるのではないでしょうか?信託銀行とは、一般の銀行業務に加えて信託業務も兼ねている銀行のことを指します。
信託業務とは、顧客の預金を株式や債券などで運用して利回りを配当する金融商品、土地を委託してビル等の建設から管理までを一手に委託して借主に配当する信託業務、また一般的に「ファンド」と呼ばれる証券投資の運用をする投資信託の業務のことです。
端的に言うと、個人や会社・団体等の資産運用の業務も兼ねている銀行と考えれば良いと思います。そして、そのような信託銀行でも個人向け無担保カードローンの金融商品を提供しています。
住友信託銀行(現在は三井住友信託銀行)のカードローンも、そんな信託銀行が提供しているカードローンの1つなのです。また、信託銀行のカードローンでも一般の銀行が提供しているカードローンとなにも変わりません。
住友信託銀行のカードローンについて具体的に触れれば、カードローンの利用目的は事業性資金以外であれば日常生活での出費や冠婚葬祭、旅行費用、物品購入費用等に自由に使えます。
また、申し込み条件についても、満20歳以上満65歳未満の成人で、安定収入として年収が200万以上あり、勤続年数が1年以上で、かつ住友信託銀行カードローンの保証会社から保証を得られれば誰でも利用可能です。利用方法は、他のカードローンと同じように、住友信託銀行のATMや提携先の銀行やコンビニのATMを利用して専用カードでお金を借ります。
一方、利用限度額は30万円・50万円・100万円の3コースで、利用コースは年収と他社からの借り入れ状況によって決められます。金利については、申し込みの際に申込者本人が直接窓口で確認する方法となっているようですね。
もちろん担保も保証人も不要です。このように住友信託銀行のカードローンは信託銀行のカードローンと言っても、誰でも利用できるカードローンとなっており、特別な方や企業。団体向けの特殊なカードローンではありません。
他方で、やはり信託銀行なので、企業等の法人向けサービスは一般銀行よりも充実しているようです。先にも触れたように、個人や企業・団体等向けの信託業務、つまり資産運用業務に特徴がある点は否めません。
加えて、住友信託カードローンでは無担保カードローンに加えて、使い道自由な自宅を担保として利用する「住宅担保型カードローン」や、住友信託銀行が指定する保証会社付の住宅ローンに新規申込した方のみ限定で利用できる「ハウジングカードローン(有担保型)」といった担保有のカードローンもあります。こちらの融資額は100万~1000万と大きく、金利は直接窓口で確かめるようになっています。
【参考ページはこちら】
三井住友銀行カードローン情報はこちら
住友信託銀行のカードローンはどんなものか知っておこう
住友信託銀行にはカードローンがあります。一般的にはキャッシング会社でカードローンを利用する時には総量規制の枠がありますが、銀行の場合それが関係ありません。総量規制とは国が決めた決まりで、利用者がきちんと返済をできるようにと考えられました。
内容としては個人年収の3分の1以上の金額は最高限度額に設定できないというものです。わかりやすいものですと年収300万円の方であれば最高限度額は100万円までということになります。
それも1社につき100万円ではなく、全ての会社での借金総額が100万円までしかできないということです。他社で80万円ほど借りていれば、新たに契約する会社では20万円までしかできません。どれだけ必要であってもこれ以上は借りることができないのです。これは年収が低い方には不利な条件といえます。そういう意味では年収をそこまで気にしなくても利用することができる銀行カードローンは低所得者にとっても便利なものです。
住友信託銀行のものはこちらの銀行で住宅ローンを利用している方向けの2つのカードローンがあります。1つはわが家の味方、もう1つは暮らしの味方です。融資されたお金は事業性資金以外のものであればどんなことにも利用することができます。例えば旅行費や医療費、美容費、生活費、教育費などです。このローンの魅力は限度額の高さです。
銀行のものは基本的に限度額は高めに設定できるようになっていることが多く、少なくても500万円、多ければ800万円などがよく見かけられます。しかしこちらの銀行では、わが家の味方の最高限度額が1000万円です。ちなみに暮らしの味方の最高限度額は500万円です。ではなぜこれほど最高限度額に差があるのかといいますと、わが家の味方は住宅を担保に入れるものだからです。
利用できるのは口座開設時の年齢が満60歳未満である方ですが、条件を満たしていても残念ながら自営業者の方は利用することができません。暮らしの味方は口座開設時の年齢が満65歳未満であることが条件です。こちらは自営業者の利用は特に制限されていません。どちらも融資されたお金は自由に使うことができますが、事業性資金には利用することができませんから承知しておきましょう。
原則として1年ごとに更新があります。自動的にされますので利用者がすることは何もありません。しかし満65歳以上になりますと更新はすることができなくなります。返済金額は利用残高によって毎月変わります。1万円未満であれば前月5日現在の借入残高によりますし、1万円以上30万円以下であれば1万円、30万円以上100万円以下であれば2万円になります。
毎月の返済日以外にも随時返済することができます。銀行の融資は住宅ローンを利用している場合、同じ銀行では利用できないことが少なくありませんから、住友信託銀行のように同時に利用できるというのはとても貴重です。
借入は自宅からインターネットバンキングを利用して行なうこともできますし、全国の提携しているATMでも利用することができます。提携しているATMはゆうちょ銀行やセブン銀行、イーネットでのお引きだしに関しては手数料は無料です。時間外の場合は108円がかかりますので、利用するのであれば営業時間内に引き出すようにしたほうがちょっとした節約になるでしょう。住宅ローンのほうは5年固定プランと10年固定プランがあります。
金利の値下げなどもありますので比較的返済もしやすくなりつつあるのですが、両方を利用するとなるとカードローンと住宅ローンの両方の利息を返済していくことになるのでそのことも考えて、住宅ローンはともかくカードのほうのローンは限度額が高くても必要最低限を利用するようにしましょう。また返済できる時には多めに返済をして利息が少しでも少なくなるようにしてみるのがオススメです。
世の中にはヤミ金というものが存在しています。審査は一応あるものの、これに通らない人はめったにいません。誰でも貸してくれるのがヤミ金だからです。ただしヤミ金は元金を完済させてくれずに一生返済をしなければいけなくなるのです。
貸してくれるお金も必要なだけ貸してくれますが返済は週1だったりしますし、そうなると元金を減らすどころか利息を返済するだけで精一杯の状態になってしまいます。利息も法外なものを要求されるのでいつまでたっても完済できません。
これがヤミ金の罠です。銀行の審査は厳しいことでも知られていますし、審査結果が出るまでも数日かかってしまうところがとても多いです。つまり審査に通るのはけっこう難関だということです。
しかし最近では即日融資するところも出てきましたし、いろいろと融通がきくようにもなってきています。ヤミ金という怖い業者と関わりあいになる方はこの不景気の世の中もあってやはりどうしてもいますが、どういう目にあうかということを考えたら絶対に利用はやめておいたほうがいいです。
返済に遅れれば取立ても激しく、肉体的にも精神的にもぼろぼろにされてしまいます。これは大げさに言っているのではなく、実際にそういう目にあった方が少なくないからです。融資を利用する場合には正規の銀行やキャッシング会社でしてもらうのがベストです。
銀行の審査がどのような条件をクリアすれば通るのかということが融資の担当者にしかわかりません。彼らはその条件を口外することは禁じられていますし、もし口外してしまえばそれなりの処罰が加えられるので間違いなく口外することはないでしょう。
そのため、審査にどうやったら通れるのかということは予想するしかありません。銀行では総量規制の枠は関係していませんが、年収が全く関係ないかというとそうではありません。やはりある程度の年収があることが条件となります。
これは信用度の問題であり、返済能力の問題でもあるからです。ですから、ある程度の年収があり、それが毎月安定して収入源となっていることは大切なことです。加えてその職場での勤続年数が長ければ長いほど良いです。
そして持ち家に家族と住んでいる方や固定電話がある方、現在の住居に長く住んでいる方などは借りっぱなしで返済もせずに逃げてしまうという恐れが少ないとみなされ、審査に通る可能性が高いです。できれば正社員のほうが良いですが、安定した収入があれば他の雇用形態でも問題がないことが少なくありません。
そしてそれらの個人的なスペック以外でも重要なのが、人間性です。審査の段階で担当者と話をする機会が何度となくあります。その時にいい加減な態度をとっていると不誠実な人間だと判断されて融資を受けられないことになりかねません。必要以上に緊張することはありませんが、虚偽の申告はしないことや言葉遣いなどにもさりげなく気を配っておくことは大切です。
この会話の中で担当者は申込者がどんな人物であるかを探っているからです。いい加減な人間であると判断された場合には希望している限度額よりも低く設定されてしまったり審査自体に通らなくなる可能性があります。審査では個人信用情報機関という機関を必ずチェックされます。この機関には個人の金融に関するあらゆる情報がつめこまれているのです。
それこそ携帯電話料金の未払いや滞納なども記録されていますし、いつどこに融資の申し込みをしたかやどれだけ借金があるかなどもわかります。削除はある程度の期間後にされますが、例えば債務整理をした場合などは削除されるまでになんと5年から6年ほどはそのままですし、借金を完済したという記録がされるまでも約1か月ほどかかります。
時間差がありますので、実際には借金は今現在ないのに記録ではまだあることにされていることがあるというわけです。ですから、審査に通るためにはできるだけこの機関の情報をクリアにしておくことが大切なのです。