働き盛りの30代サラリーマンです。自分はどうにも自制心と言うものが薄く、限度額があればつい使ってしまうようです…。支払えるからまだ良いものの、このままでは貯金することができずに将来の不安は増すばかり…。かといってカードを手放す生活は不便すぎて考えられません。

だからある程度の制限をつけて、カードローンをうまくつきあっていきたいなと考えているのですが、逆にクレジットカードの利用限度額を低くすることってできるんでしょうか?大体の場合は使い続けていると利用限度額が上がっていくのですが、そのシステムが今の私には相性が悪いと思っています。そのまま低く固定できればいいのですが…何か方法があれば教えて頂けると助かります。よろしくお願いいたします。

クレジットカード会社に連絡すれば対応してもらえますよ!

利用限度額を低くしたいというのは、稀なケースですね。ですが自分を律するという意味での利用限度額引き下げ、お金を使いすぎることなく付き合っていけそうな素晴らしいアイデアです。そしてこの利用限度額引き下げ、実は結構簡単に行うことができるんですよ。

まずは契約しているクレジットカード会社に連絡してみましょう。電話が無難ですね。銀行などでしたら店頭に行けば、直接色々と相談もできて便利です。そこから利用限度額の引き下げをお願いするという形になります。受理されたら、引下げ処理が行われて、晴れて利用限度額が下がるという流れになります。

利用限度額引き上げに関しては、電話やネットでの申請が可能ですが、引き下げに関してはあまり利用する人が多くないのか、クレジットカード会社としては多く使ってもらうことを奨励したいのか、ネットでの対応が無い場合が殆どです。とはいえ、少なからず存在はしますし、今後はどんどん増えてくるかもしれませんね。

例えば今回のように家計をコントロールするために低めに調節したい場合の他にも、利用状況に応じた限度額の設定を考えたい、家族がカードローンを使いすぎて困っている、盗難された場合の被害を最小限に抑えたい…そんな理由でも利用限度額の引き下げは活躍できそうです。

何事も高ければいい!というわけでは無いようですね。機械に付けられたリミッターのような役割を担っているのではないでしょうか。利用限度額の引き下げ。人によってはあまり使う機会は無いかも知れませんが、いろいろな活用法があることは間違いありません。

【参考ページはこちら】
カードローン審査がホントにゆるいところは?

カードローンの借り入れ限度額を変更したいなら増額と減額が可能

カードローンは限度額を持つことが出来ますが、契約後のその限度額は変更することが出来ます。借り入れ限度額を変更したいなら増額と減額を選ぶことが出来ます。増額というのは限度額を増やすことであり、減額というのは限度額を減らすことです。

大きな金額を借りたいなら増額をすれば良いですし、今持っている限度額で借り過ぎてしまうと困るという状況なら減額をすると良いです。この増額と減額は条件があるので、どちらを選ぶにしてもまずは契約している金融会社に問い合わせてしっかりと内容を聞いておくことが重要です。

まずは増額について説明しますが、これはどのような状況でも自分が限度額を増やしたい時に金融会社に増額をお願いしますと言っても、そのまま希望が通るわけではありません。基本的な知識となりますが、金融会社各社によって融資できる最大極度額は異なります。今自分が持っている限度額から契約している金融会社の最大極度額まで幅があることが前提となります。

分かりやすく言いますと、最大極度額が100万の金融会社ですでに100万の限度額を持っていると、その金融会社ではそれ以上限度額を増やすことが出来ません。この場合なら自分の限度額が100万以下であれば最大極度額まで空きがあるので増額することが可能になります。

増額は上記で説明したように最大極度額まで余裕があることが前提であり、その上で金融会社に増額申請を出します。増額の申し込みをすると、増額の為の審査が開始されます。審査に合格することが出来ると限度額を増やすことが出来ます。増額審査で不合格になってしまうと増額することは出来ないので、今までと同じ限度額となります。

増額して大きな限度額を持つということは今までの限度額よりも高い返済能力が必要になるということであり、その為に審査が行われます。増額のポイントになることは自分の返済能力なので、返済能力が足りないと判断されるなら増額を認めてもらうことが出来ません。

契約している金融会社で増額することが出来なければ、もう限度額を増やすことが出来ないのかと言うと、そうでもありません。増額審査に落ちてしまった場合の対処方法は2つあります。1つは増額をとりあえず諦めておき、自分の返済能力が高くなってから増額申請をする方法です。2つ目は契約している金融会社で増額することを諦めて他社で新規申し込みをする方法です。

返済能力とは基本的に年収と他社の借金によって判断されます。年収が上がると返済能力は高くなりますし、他社で借金を持っている場合にその借金の金額が低くなるほど返済能力は高くなります。例えば、増額審査を受けた時に100万の借金を持っていたとすると、増額審査に落ちてからその100万の借金を減らすことが出来ると以前よりは返済能力が高くなっていることになります。

100万全てを完済した状況で再び増額審査を受けると合格できる可能性はかなり高くなります。年収が上がる場合も同じことが言えます。基本的に増額審査では必要に応じて収入証明が必要なので、年収が上がった場合は最近の収入証明を提出して増額審査を受けてみると良いです。

契約している金融会社で増額することが不可能な場合は新規申込から他社で融資を受けるのが効果的です。この方法は2社を利用して総額で借りることが出来る金額を大きくすることになります。増額審査に落ちている状況だと、それは返済能力が足りないというケースが多いため、新規に申し込みをしても不合格になる可能性はあります。しかし、増額と異なることは金融会社によって審査基準が異なる事、そして小口融資になるほど審査に通りやすいことです。

例えば、200万を認めてもらうのと50万を認めてもらうなら当然ながら50万の融資を認めてもらう方が簡単です。また、こうした判断というのは金融会社によって判断する基準が異なるので、増額で失敗した場合に審査が甘い金融会社を探してそこで小口融資の申込をすると借金を持っている状況でも融資が認められることがあります。このようにして小さな限度額とはいえ融資をしてもらうことが出来ると、総合的に限度額を上げることが可能というわけです。

この方法を活用する時はトータルとして大きな限度額を持つことが出来るので、融資を受けるという意味では非常に大きなメリットがあります。しかし、返済をするという意味では利息におけるデメリットや返済の管理が大変になるなど、いくつかのデメリットがあるのでこれは覚えておきましょう。

返済が大変になる理由は各社の返済方法や返済日が異なるからです。利息におけるデメリットとは1社で大きな限度額を持つと採用利率が下がるので利息はお得になりますが、2社を利用する時はそれぞれの金融会社の金利によっては1社で大きな限度額を持つ場合に比べると金利が高くなってしまうことがあります。

この場合は利息が大きくなることになります。それなら、返済能力を上げるなどして1社で増額をするほうが利息が安くなるので、しっかりと検討することが大事です。数社でカードローンを活用するなら、基本的には上限金利が低金利となっている金融会社に絞っていくのが賢いです。

カードローンの借り入れ限度額を変更したい時の減額について説明します。これも増額と同じように条件があります。まず、金融会社各社によって最大極度額の金額が異なるように最低限度額の金額も異なります。限度額10万から持つことが出来る会社もあれば、50万からしか持つことが出来ない会社もあります。

これも増額する時の条件とほぼ同じであり、減額をするなら自分が今持っている限度額がその金融会社において最低限度額ではないことが条件です。最低限度額が10万で今持っている限度額が10万なら、それ以下の限度額が存在しないので減額することが出来ません。

減額をする時は基本的に借金を完済していることも大事な要素です。これは金融会社によって対応が異なりますが、例えば50万の限度額を10万の限度額に減らすことが出来る状況で、今借金を50万持っているとします。この場合は基本的に40万を返済して自分が借りている金額が減額する限度額と同じになるか、それ以下になるようにすることが基本です。

また、減額ではありませんが、どうしても借りることが出来る限度額を持っていると借り過ぎてしまうという場合は利用停止にしてもらうという方法もあるので覚えておくと良いです。利用停止以外にも解約をするという方法もあります。

もし解約することを検討するなら、そのカードローンは今後使うことが出来なくなります。借金を持っている状況で解約するのであれば融資を受けることが出来ませんが返済だけは続けることになるので、これはしっかりと理解しておき確認しておくことが大事です。

融資を受ける人の中にはついついお金をたくさん借り過ぎてしまう人がいます。こうした場合に自分をコントロールすることが難しいため、あえて解約を希望するケースがあります。減額をするのか解約をするのか、ここは本当に人によって好ましい選択が変わるのでしっかりと考えることが大事です。

上記のようにカードローンの借り入れ限度額を変更したいなら、増額をして限度額を増やすことが出来るということ、借り過ぎに注意をするために減額することが出来るという事を覚えておくと良いです。増額にも減額にもいくつかの条件があります。これは金融会社によって、又は自分の融資の状況によって異なるので、まずは契約先の金融会社へ連絡をすることが大事です。(こちらもご参考に→カードローン会社を作るならここ!

増額をする時に審査に落ちた場合は上記で紹介したように他の金融会社へ申し込むという方法がありますが、その時は利息や返済などに十分に気を付けておき、メリットのある金融会社をうまく見つけたいところです。借りることが簡単でも返済するのが大変ならば後から苦労します。

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