会社が不況の影響で、倒産寸前です。正社員として10年以上働いてきましたが、どうやらリストラ宣告されそうです。仕方のないことではありますが、このご時世なので、次の職を探すまでに、時間がかかりそうです。とりあえず、今のところ退職金もそれほど出ないので、失業保険をあてにしています。しかし、それだけでは心もとないです。失業保険を受給しながら、カードローンも利用できれば最高なのですが、そんなことはできますか?

収入が失業保険のみでは、カードローンの審査に通りません!

大企業ならいざ知らず、中小企業や零細企業に勤めていれば、いつ理不尽なリストラにあうか分かりません。そんな時に頼りになるのが、失業保険ですね。失業保険は、なかなか次の就職が見つからない、というときに生活の補てんをしてくれるセーフティーネットです。ですが、それでも心もとないという人は、カードローンを利用することも考えます。

失業保険受給中にカードローンを利用する際に、大きなポイントとなるのが審査の時期です。具体的に言えば、在職中と失業中どちらでカードローンの審査を受ければ有利かということです。当然ながら、倒産寸前とはいえ、今現在会社に在職しているなら、すぐにカードローンの審査に申込みましょう。なぜなら、辞めた後でカードローンの審査に通過するのは、ほとんど不可能だからです。

カードローンの審査で最重要視されるのが、安定した収入です。申込んだその時点で、月々安定した収入があることが証明できなければ、審査に受かることは難しくなります。つまり、無職になってしまうと、カードローンを持つことが出来なくなるのです。ちなみに、失業保険で受給する給付金はある意味安定してはいますが、収入とは見なされません。

そうとは知らずに、会社を辞めて無職になった後、失業保険を受給しながらカードローンを利用したいと思うなら、収入を得る以外方法がありません。アルバイトをするのです。アルバイトも安定した収入に入るので、理論上はカードローンの審査に通る可能性が高まります。失業保険+カードローンなら、生活する上でも心強くなります。

しかし、大きな問題があることをお忘れなく。失業保険の受給要件です。アルバイトは禁じられていませんが、その範囲に制限があります。例えば、週に20時間未満、などがその制限です。それ以上のアルバイトをすると、就労と見做されてしまい給付がストップしてしまいます。それ以外にも、いくつかの制限があるので、失業給付とアルバイトが両立する条件を、しっかりチェックしておく必要があります。

【参考ページはこちら】
求職中の身分でもカードローン審査に通れる?

失業保険中にカードローンの利用は出来るか

それまで普通に仕事していてもののリストラにあったり、病気でやむなく会社を辞めて失業中である人は、次の就職先がなかなか決まらないとなると貯金も底を尽きてしまう事態にもなりえます。そうなるとカードローンを利用してお金を借りたいと考えることもあるでしょう。収入と言えば失業保険中でいくらか受給があるものの、借入れをすることは可能なのでしょうか。

やはり失業中とあれば、借入れを申しこんで利用することは難しいと考えられます。カードローンをはじめとした借入れの申込みの際には審査が必ず行われますが、審査に通過する条件には安定した収入が見込めることがあります。失業中となると無職と判断され、多くの金融機関は無職の人には融資を行わないようにしています。

また失業保険中で借入を利用するとなれば、その目的というのは生活費の足しに使われることが想像つきます。収入が他にないのですから生活をしていく上でお金に困ってしまい、借入れを行うとなると経済的に困っている状況がうかがえて貸付を行っても返済が出来そうにないと判断されるため、融資を受けることが難しくなります。

失業保険は本来は会社を辞めた時に、次の仕事が決まるまでの間に生活が困らないように、あたらしい就職先を見つけるための支援として支給されるものであり、雇用保険とも呼ばれています。失業保険の受給額はそれぞれの事情によって違ってきますが、金額的には必要最低限の生活が出来る程度の金額となります。

失業保険というものは安定した収入としてみなされるかということですが、金融機関では一般的に失業保険は収入とはみなされません。失業保険中というのは必要最低限の金額が支給されているだけなので、お金を借りた場合には返済が難しいだろうと判断されてしまいます。

失業中であってもアルバイトをしていて安定した収入があれば、借入れを申し込むことは出来ます。しかし審査に必ず通るという状況ではないことは理解しておく必要があります。アルバイトをしている場合、失業保険は補助的な収入として認められることがあり融資の手続きを受けることが出来ます。

金融業者の提供する融資には、原則として安定した収入があることは条件とされていますが正社員であること、だとか年収がいくら以上からとかいう条件を挙げているところはほとんどありません。つまり安定した収入であれば雇用形態は何であれ融資の審査に通りやすくなると言えます。

就職活動をしているものの、なかなか就職が決まらないのは不況の影響でもあります。まして正社員ともなるとなかなか採用が厳しい状況でもあるでしょう。まずは一定の収入を得るためアルバイトかパートタイマーの勤務をはじめてみることで、借入の利用も出来るようになります。アルバイトやパートタイマーであれば正社員に比べて採用率も高く仕事内容もそんなに難しいものではありません。まずは働いて生計を立てるようにすれば生活面でも経済面でも余裕が持てるようになります。
(⇒カードローンを利用できる職業とは?

ただアルバイトやパートタイマーをはじめたからといって、働き出したその日のうちに借り入れの申し込みを行っても審査に通過することは難しいです。ある程度の勤続年数も融資を受ける上での審査で確認される基準ともなっています。しかし大概の金融会社では一定の継続した収入が見込めれば勤続年数の制限は特に設定していません。このことからアルバイトなどをはじめて1~2か月経ってから借り入れの申し込み手続きを行うことがベストのようです。

実際には勤続年数が長ければ長いほど評価は高くなるので、働き出して最低でも3か月以上継続されていれば審査に通る可能性は高くなるでしょう。収入を証明する書類の提出が必要であれば直近の給料明細のコピーを送ることで審査の際には収入の見込みとして評価されます。

失業中であってもネットオークションなどで自分で商品を販売して生計を立てている場合は自営業者として申込の申告をすることが出来ます。自営業者の場合は勤務先の情報が必要になってきますが、この場合は自宅の住所と電話番号で対応出来ます。さらに収入証明の書類を提出する場合は納税証明書や確定申告書等の書類が適用出来ます。

失業保険中にカードローンの審査に通る方法として、保護者の同意があれば融資を受けることが可能な場合があります。この場合、保護者には安定した収入があることが条件となります。保護者の同意があれば無職でも融資を受けられますが保護者が同じように無職であれば融資を受けられませんので、安定した収入のある人を保護者として同意を受けるようにします。

無職の人が保護者の同意で融資を受けられるということは、金融機関側からすると保護者に対して貸付を行うのとほぼ同じことであり、審査においては申込者と保護者の両方について調べられることになります。融資を受ける場合本人が返済が出来なかったら保護者の方で返済が行われるという判断になります。

通常、失業する前にどのタイミングで会社を辞めるかが分かるので、失業前にカードローンの申し込みをしておけば、仕事を辞めてからでも利用は可能です。ただし収入が少なくなり返済が難しくなるような状況にならないようにお金を借りることが重要です。返済は決められた期日に、設定した金額が返済できなくなると利用が出来なくなりますので、返済が可能な範囲でお金を借りることを心掛けます。

銀行系の融資は消費者金融系の融資とべて審査には通りやすいと言われています。ただし銀行系の融資の審査は銀行だけでなく、銀行に審査を委託されている保証会社と合同で行われます。この2社から審査を受けることになるので審査の時間が長くなり、審査の難易度は上がります。

消費者金融系の融資の場合でしたら、審査は一社のみで行われ審査のスピードは早く、審査に通りやすいと言われています。各金融会社によって審査のノウハウがあり、収入の状況や職業に関する簡単以外からも審査が行われているので、失業中であっても融資が可能であると判断され、審査に通過する可能性があります。

カードローンなどを申し込む時にはヤミ金融などへの申込に十分注意するようにしましょう。融資を行う金融業者の中には、無職でも貸し出しが可能などと謳っているところもあります。とにかくお金を借りたいからと、こういったところを選んで融資を受けてしまうと法外な金利により、とても高い返済額を返していかなければならなくなります。

ヤミ金融というところは賃金業法で定められている金額以上の金利を設定しているので、借入れを申し込む前に金利がいくらかかるのか、返済計画もどれくらいの期間でいくら返せるかといったことを事前に調べておくことの出来る余裕を持って申し込みを行いましょう。

多くの消費者金融などでは借入の際の返済シミュレーションをインターネットのホームページで事前に調べたりすることも出来ます。自分がいくら借りればどのような返済になるのかを調べられるのです。金利の計算も出来ます。いろいろな金融会社がありそれぞれの会社から金利の比較をすることも出来るので、まず金利の低いところを把握しておきましょう。

借入の利用が出来たとしても、お金の借り過ぎには充分注意して自分が返済出来る金額を考えてお金を借りるのが良いでしょう。失業保険中であれば当然、他からお金を借りても返済に充てられる金額も少ないものになります。たくさん借入してしまうと返済が延滞したり、返済をするために別の金融会社から借入を行うといったローン地獄に陥ることもあります。

失業保険が給付されているのならば、必要最低限で経済的には余裕があることになるので、借入れを検討する場合は余裕を持った計画を立ててお金を借りるようにしましょう。借りたお金が決められた期日と期間内に返済出来れば問題がないので、自分がやりくりできる金額を設定しておくことで、借入れの利用も自由に出来るようになります。

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