私のカードローンの使い方なんですが、なにか問題はあるでしょうか。今は使っているメインのカードが枠がいっぱいになったので2枚目のカードローンと3枚目のカードローンを併用して使っています。枠いっぱいのカードは返済して借りるの繰り返しで、その他のカードローンもちゃんと返済はしています。
複数借り入れているカードローンの返済はできているし、ほかの多重債務になるような複数借り入れている人とは違うと思っています。これって何か問題はありますか?何も問題ないですよね?
枠いっぱい借りているのは危険なので一本化がおすすめ
このような借り方をしているのはなにか危険があるのかというご質問のようですけれども、今すぐ危険というわけではないでしょう。しかしこのまま使い続けていると多重債務になってしまって返済できず、債務整理などをしなければならなくなるのではないか?というのが予想されます。ですのでできれば今借りているカードローンは一本化してしまったほうがいいでしょう。
特に問題があるかなと思うのが複数借り入れているカードローンの一つである、メインのカードローンの枠がいっぱいだということです。ほかのカードローンに枠があるからまだまだ余裕なのだと思いますが、いっぱいの枠があるということは金利で残高が増えてしまう可能性があります。また信用がそれ以上無いと枠も増えないので、結果的に良くない効果が出る可能性があるでしょう。
ですので枠がいっぱいのメインのカードローンがあるという時点で、次のカードローンを使うのではなく一本化してしまうのがいいと思います。複数借り入れているということ自体に問題はないんですが、それをうまく運用していかない限りは、多重債務になって破産する可能性を高くしてしまうのです。だからこそ多くのところでたくさん借りてはいけないと言われ一本化が推奨されるのです。
今のところはまだ大丈夫かもしれませんが、今後のことも考えると今のうちに一本化しておくことをオススメします。一本化しておく時期が早いほうが返済も楽になります。返済をするときに返済日が何度もくるのと、返済日が一回しか来ないのとでは雲泥の差でしょう。もちろん返済金額を押さえることも金利を押さえることもできるという点が、一本化のいいところです。
質問者のような形で複数借り入れている人は少なく無いですし、カードローンを使う上では問題は今のところ無いのですが、将来的にも問題が無いかというとそうではありません。ですから出来る限り一本化しておいたほうがいいでしょう、それも早めがいいでしょうね。
【参考ページはこちら】
カードローン利用中でも他の業者で申込める?
複数借り入れてる人がカードローンを申し込んだ方法とは
カードローンに複数申し込みをすると借りることができないと言われているようですが、これは確かにそうで、審査に落ちる可能性は非常に高くなると考えられます。それにもかかわらず、複数借り入れてる人は、実はたくさんいるのです。なぜこのようなことが可能なのでしょうか。実は、これは申込のタイミングが問題となるために違いが生じるのです。
金融機関は、他社にも申込をしている人を審査から落とすことが多いです。必ずしもそうとは限りませんが、可能性は非常に高いと言えるでしょう。これはなぜなのでしょうか。シンプルな例を挙げて解説したいと思います。金融機関Aと金融機関Bに申込をした場合を考えてみましょう。
金融機関Aがこの人の審査を行って、200万円なら融資できるだろうと判断したとします。そして、金融機関Bもこの人の審査を行って、250万円なら融資できるだろうと判断したとします。このように、金融機関によって基準が異なるために、融資可能な金額も異なることはよくあることです。
もしも同時に申込をした場合にはどうなるのでしょうか。もしも金融機関Aと金融機関Bが情報を共有していなかったとすると、金融機関Aが200万円の融資を行い、そして金融機関Bが250万円の融資を行ったとしましょう。このようになると、この人は450万円もの融資を受けることができるわけです。200万円と250万円のどちらが妥当なのかは分かりませんが、どちらにしても450万円は大きすぎます。返済できなくなってしまう可能性は高いと言えるでしょう。
このような例を挙げれば、同時に申し込むことを金融機関が嫌うのは自然なことだと分かるのではないでしょうか。それを防ぐために、金融機関同士は情報を共有しています。金融機関同士は様々な情報を共有しているのですが、その一つとして申込の情報があるのです。情報共有と言っても、金融機関は非常にたくさんありますから、それぞれがそれぞれで情報を交換していると大変なことになってしまいます。効率よく情報を共有するために、信用情報機関というものがあり、これが中心となっています。
信用情報機関は、基本的には金融機関とは別の独立した会社です。この信用情報機関には様々な情報が寄せられ、そしてそれを金融機関に提供します。借金を踏み倒すとブラックリストに載ると言われることがありますが、このブラックリストというのは信用情報機関に登録された情報だと考えるのがわかりやすいでしょう。
たとえば、ある金融機関から借りられるだけ借りて、そして踏み倒したしましょう。このようなことは、あってはならないことですし、道徳的には良くないことでしょう。しかし、このような人がいるのも現実です。故意に踏み倒そうと考える人もいるかも知れませんが、何か事情があって踏み倒しをしてしまう人もいるでしょう。たとえば多重債務者になってしまって自己破産をするというのも踏み倒しと同じものと扱われます。
いろいろな事情があるにせよ、踏み倒された金融機関は、その情報を信用情報機関に登録をします。そして、踏み倒した人が別の金融機関に申し込んだ祭の審査では、信用情報機関に情報提供を求めます。そこで踏み倒した事実が判明すると、もちろんですが審査には落とすことになります。これがすべての金融機関で行われますから、どこに申込をしても借金ができないと言うことになるわけです。
信用情報機関は一つだけではなくていくつかあるのですが、それらは相互に情報交換することもありますから、基本的には情報は共有されると考えておいた方が良いです。申込の情報についても同じ仕組みで共有されます。ですから、ある金融機関に申込をしたという情報は、別の金融機関が知ることはできるわけです。
信用情報機関に情報が登録されることによって申込をしても審査に落ちやすくなります。ですから、まとめて申し込みをすると審査に落ちやすくなると考えておいた方が良いです。審査の厳しいところなら、別のところに申し込んでいると言うことが分かれば、それだけで審査に落ちることもありますから注意が必要です。
審査が甘い場合でも、同時に3社に申し込みをすれば、審査に落ちると考えておいた方が良いと考えられます。同時ではなくても、1ヶ月の間に3社に申し込みをすれば、まず審査に落ちると考えておいた方が良いです。ですから、複数のカードローンを利用したいと思ったときであっても、まとめて申し込むとすべてに落ちると言うことになりかねないのです。
細かい基準についてはそれぞれで異なっているのですが、申込をしていると言うことが審査で不利になると言うことは事実ですから、申し込みを続けて行わない方が良いと考えられます。審査で不利にならないようにするためには、信用情報機関の情報を消去できれば良いのですが、その方法としては時間をかける以外はありません。具体的には半年待つのが良い方法だと考えられます。
信用情報機関の情報は永遠に保持されるわけではありません。保持される期間が決められていて、申し込みの情報については半年と定められています。ですから、半年待てば、どこにも申し込みをしていない人と同じように扱われるわけです。
二つのカードローンを持ちたいという人の場合、まず一つだけに申し込みをするのが良いです。そして、審査に通ってから別のカードローンに申し込みをするといった方法をとるのが良いです。こうすることによって、審査に通りやすくなります。
二つか三つくらいのカードローンを持とうと思ったときに、審査に落ちたくないために、たくさん申し込みをする人はいるようですが、これは逆効果だといことは、ここまで読んでいただいた人ならすぐに分かることでしょう。しかし、もうすでにそうなってしまったという人の場合にはどうすれば良いのでしょうか。
この場合には、やはり信用情報機関の情報が消えるまで待つしかありません。申し込み情報については半年間だけ情報が消去されるわけですから、半年待てば良いわけです。半年待てば申し込みの情報が消去されますから、その時点で審査で不利という状況はある程度解決されます。
ある程度と言ったのは、完全に元に戻るわけではないと言うことです。というのは、信用情報機関から情報が消去されるだけで、それぞれの金融機関の情報についてはそれぞれで対応が異なるからです。過去の申し込み情報を顧客情報としてずっと保持する金融機関があると、それが不利になる可能性はあります。
それが不利になるのかどうかは金融機関がそれぞれで定める基準によって異なりますし、それらの基準は公開されていませんから知ることはできません。ですから、実際に不利になるかどうかは分かりませんから、このような場合には申し込みをしたことのない金融機関に、改めて申し込みをするのが良いです。
半年たたないうちに申し込みをすると、過去の申し込み情報を金融機関が知ることになります。そうなるとそこでも審査に落ちやすくなる可能性があります。ですから、半年間はどこにも申し込まずに待ち続けるというのは良い方法です。
ブラックでも融資可能という広告を見ることがありますが、このようなサービスは利用するべきではないでしょう。合法的な営業を行っている普通の金融機関なら信用情報機関を利用するでしょう。踏み倒されないようにするために情報を利用するのはごく自然なことです。
それをしないのは、踏み倒されることはないと考えているからでしょう。たとえば、違法な取立てをしてでも回収すると言ったことを考えているかも知れません。いわゆるヤミ金である可能性もありますから注意が必要です。ヤミ金被害は今でもあるようですから、できるだけ避けるべきでしょう。ブラックでも融資可能という広告を見ると、つい申し込んでみようかと思うものですが、できるだけ手を出さないようにしましょう。