イオン銀行は知っている方も利用者も多いのではないでしょうか。この銀行のカードローンは原則として午後３時までであれば即日審査結果を出してもらうことができます。土日祝日は午後２時までとなります。限度額３００万円までであれば自営業者以外は収入証明が必要ありませんし、事業性資金以外であれば融資されたお金は自由に使うことができます。

申し込みからカードが届くまでの流れは、まずインターネットで申し込みをします。するとすぐに審査に入るので午後３までであれば当日中に審査結果が出ます。普通口座をまだ持っていない方は審査に通ったら口座を開設します。急いでいる方は近くのイオン銀行の店舗まで出向いて口座を開設しましょう。

その時にはインターネットでカードローンの申し込みをしたことを伝えておきます。急いでいない方は郵送で書類が届くのを待ち、必要事項を記入してから返送します。すでに口座を持っている方は改めて作る必要はありません。

その後店舗で口座開設をした方は４、５日でカードの受け取りをすることができます。郵送で手続きをされた方はそれよりも時間がかかってしまうので９日から１０日後だと考えておけば間違いないです。ただしこれは最短日数なので、状況によってはもっと時間がかかってしまうことも有り得ます。

借入や返済は一部を除いてイオン銀行のATMで行なえばいつでも無料です。またその他の方法としては提携しているコンビニエンスストアや銀行ATM、PCやモバイル、スマホなどのネットでも利用することができます。

イオン銀行のカードローンを利用できるのはこちらの銀行の普通口座を持っている満２０歳以上６５歳以下の安定した収入がある方です。パートやアルバイト、専業主婦、自営業の方も申し込みすることができますが、学生は利用することができません。

専業主婦の方は配偶者の収入を申請することによって審査を受けることができますが、最高でも限度額は５０万円までですから覚えておきましょう。日本在住の日本人だけではなく、永住許可のある外国籍の方も利用することができます。限度額は３０万円から８００万円です。

１００万円までは１０万円単位での融資、それ以降は１００万円単位での融資になります。金利は変動します。借入利率は３０万円から９０万円の間であれば年率１３．８％、１００万円や２００万円であれば８．８％、３００万円は７．８％、４００万円から６００万円は４．８％、７００万円と８００万円は３．８％です。

ただし返済を遅延してしまった場合は遅延損害金として年１９．８％になってしまい、返済総額が全く違うものになってしまうので注意しましょう。この年率ではかなり返済は大変になってしまいます。返済は遅れないように期日をしっかりと守らなくてはいけません。

ちなみに返済日は毎月７日になっています。例え６日に初めて融資を利用したとしても翌日の７日には第一回目の返済日が来ますから、その分のお金をきちんと入金しておく必要があります。７日が土日や祝日だった場合にはその翌営業日に引き落としになりますから忘れないようにしましょう。

毎月の返済金額は借入残高によって変わります。３０００円以下であれば返済日前日の借入残高と利息の合計金額が引き落としされます。例えば返済予定日の前日までに借入残高が０円になっていたとしてもそれまでの間に利用が１度でもあれば利息分の金額のみが引き落としとなります。

３０００円以上１０万円以下であれば毎月３０００円、１００万円以上１５０万円以下であれば２万円という具合です。これ以外にもお金に余裕がある時には自主的に返済することができます。自主的返済の場合、入金されたお金は全て元金の返済にあてられますので覚えておくと良いです。

毎月の返済額がいくらになるかはサイトを確認するとわかります。通帳は発行されないのでもし取引明細について知りたければイオン銀行ダイレクトやATMでチェックすることができます。別途申し込みはしなければいけませんが、月額税込み２１６円で取引明細書を発行してもらうこともできます。

もしカードを紛失したり盗難された場合には専用ダイヤルがあるのでそこへすぐにかけて相談するといいです。銀行の場合、申込するにしても総量規制のことを考えずにできるのがメリットです。

またこの金利の低さも魅力です。総量規制は２０１０年６月に施行されたもので、年収の３分の１以上の融資を受けることはできないという決まりです。もちろん１社で３分の１ではありません。

全ての会社での融資の合計が３分の１以下でなければいけないのです。ですから年収１５０万円ほどの方ですと、３分の１は５０万円なので最高でも融資してもらえるのは５０万円ということになります。

ただし審査が入りますから必ずしもそれだけの金額になるとは限りません。しかももし他社ですでに３０万円ほど借りていたとすると、新たに契約できる限度額はたったの２０万円です。これではなにか大きな出費があった時には全く足りないということも有り得るでしょう。そういう点では銀行の総量規制の枠が適用されないというところは収入があまり高くない方にとっても利用しやすいものなのです。

とはいっても、年収はある程度考えて希望融資金額を伝えなくてはいけません。なぜなら借りることができても返済できなければ意味がないからです。ですから自分の収入にみあっており、無理のない返済ができる範囲での融資希望金額を申し出ることが大切です。

カードローンは借金ではありますが、使い方次第では自分の生活の安定のためだけではなく、キャリアアップなどにもつなげることができます。借りたお金で資格をとればそれが就職や転職に有利に動く可能性が出てきます。

また結婚式をするのはお金に余裕がないからあきらめていたけれど融資を利用して行なうことができます。医療費は病気によっては毎月の治療費もばかにならず、病院へ定期的に通うこともできない時が出ることもあります。

しかし病気はきちんと治さなければ体調が優れないことが続き、集中力もなくなって結局もとの木阿弥なのです。贅沢のために使うことはあまり感心できませんが、少しでも生活することを楽しく前向きなものにするために融資は役立ってくれます。こちらの銀行のカードローンであれば１０万円以下の融資は毎月たった３０００円ですから、全く無理することなく返済していくこともできます。

実は限度額はその時点での申込者の信用度をあらわしているようなものなのです。ですから、初めての利用ですと限度額はまだ低めに設定されてしまうのはどこの銀行でも同じです。こまめに利用したり返済日に遅れなかったりして信用度がどんどん上がってくれば限度額を増額できるチャンスも巡ってきます。

もちろん増額する場合は審査が再びありますし、限度額が上がる分それは厳しくなります。しかし増額できる条件をクリアしていれば銀行側から打診してくれることがあります。その時はチャンスだと思って、思い切って増額をしてみるのも良いです。

逆に自分から増額申し込みする時は給料が上がったり、ステイタスアップした時がオススメです。もし以前と変わらない状況での増額申し込みであれば、その審査に通るのはある意味賭けです。なぜなら個人差があって同じ利用年数でも１人は審査に通り、１人は審査に通らなかったということが有り得るからです。

タイミングは平均的に利用開始から６か月後だといわれていますが、人によっては９か月後にようやく打診がきたということもあるので無難なのはやはり銀行側から増額しませんかというお誘いがくるのを待つことでしょう。増額するだけであれば新たにカードを作る必要がないため、すぐに利用開始できます。銀行の場合、キャッシュカードにローン機能をつけて利用することができるのも良いところです。