銀行のカードローンを利用しています。特に大きなお金が必要というわけではないのですが、銀行から増額の案内が来ているので、増額しようかなあと考えています。増額をすれば、少し金利が減って、少し楽になりそうだと思ったのがきっかけです。
そこで、増額の申し込みをしようかと思ったのですが、増額にも審査が必要だと知って、少し迷っています。増額を申し込んでいる間でも、カードは普通に使えるものなのでしょうか?増額の申し込みの間中は、審査に伴って利用が止められてしまったりするようなことはないのでしょうか?銀行のカードローンの増額審査はどの位かかるのでしょうか?
増額審査にかかる時間は、申し込んだときと大して変わらないわよ
審査の内容は、申し込んだ時と大して変わることはないと言われているわ。だから、最初の申し込んだ時から、審査が終わるまでの時間を目安にすれば分かりやすいと思うわ。早くて即日、翌日以降になるということも珍しくはなかったでしょう?
だから、即日で融資が可能だと言われている所は、やはり即日中に審査結果が出ると思われるし、最初の審査に数日かかるところはやはり数日かかると考えるのが自然だと言えるわ。ただね、増額の申し込みであっても、申し込みの時のような在籍確認の電話は必須であるからして、掛かってきた場合には対応が出来るようにしておいてね。
ただ、増額審査には、審査終了後にカードが送られてくるような過程は必要ないので、その時間はかからないと思って間違いないわ。カードの再発行などといった手続きもないから、今まで通り、カードローンをすればいいという事なのよ。
貴方の場合は、すでに銀行側から案内が来ているそうだから、審査は比較的通りやすいはずよ。でも、増額の審査では、それまでの実績として返済がきちんと行われているかどうかが重視されるから、今までの返済に支障がなかったことを確認してから申し込むと良いわ。
もう一つ注意したいことと言えば、返済に特別問題がなかったとしても、別の金融機関のローンを始めていたのならば、たとえ銀行の方から増額の案内があったとしても、増額の審査に通らない可能性が高くなるわ。
もう1件、別の返済が発生しているという事で、あなたの返済能力への評価はガタ落ちになるわ。銀行に勧められて増額を申し込んだという状況であったとしても、もしかしたら現状維持、あるいは限度額減額なんてことにもなりかねないわよ。注意してね。
【参考ページはこちら】
カードローンを簡単に増額する方法はある?
銀行カードローン増額審査はどのくらいかかるのか
昔はお金を借りるといえば怖い人関係のものだと思われており、そういう借金をする人をあまり良い目で見ないという傾向がありました。しかし現代は必要であれば自分の収入に見合った分だけ借りるということは決して悪いことだとは思われていません。
キャッシング会社はテレビのCMで芸能人起用をして印象深いものにしていますし、街を歩けばいろんな会社の無人自動契約機が設置されています。融資を受けるということは非常に身近なことになってきているのです。それはキャッシング会社だけではありません。銀行カードローンにおいても同じことです。
銀行で利用するローンといえば住宅ローンがありますが、今ではカードローンも人気が高まってきています。銀行カードローンはその豊富な資金によって限度額がとても高く、500万円から800万円というものもたくさんあります。また利息についても年率はキャッシング会社に比べてとても低めになっており、下は4%台、上は12%台から14%台です。利息は完済した時の返済総額にも関わってくるため、低ければ低いほど良いです。
そして銀行カードローンであれば総量規制が関係ないのです。総量規制とは国が決めたもので、キャッシング会社などで融資を受ける時に定める最高限度額を個人年収の3分の1までの金額に抑えなければいけないというものです。ですから、例えば最高限度額が500万円のキャッシング会社でその金額を限度額に設定してもらうためには年収が少なくとも1500万円ほどなくてはいけません。
年収の3分の1までしか借りることができないので、年収が低い方にとってはとても不利なのです。年収が150万円であれば、どうあがいても最高限度額は50万円しか設定できません。それ以上の金額が必要でも借りることはできません。ここで銀行カードローンの登場です。銀行カードローンはこの総量規制の枠にあてはまらないため、年収に関係なく限度額を決めてもらうことができるのです。
つまり限度額がいくらになるかは審査次第というわけです。返済しなければいけないことを考えれば、極端に年収に見合わない限度額になってしまう可能性は低いですが、少なくとも総量規制の縛りがないので期待することはできます。キャッシング会社でも総量規制の枠が関係しないものもあります。
それはおまとめローンや借り換えローンです。しかしこの場合、借り換えやおまとめで融資されたらすぐに他社へ返済しなければいけませんし、他のことには利用することができないので生活費などにあてたい場合は困ることになります。
銀行カードローンの場合、どんなカードローンを利用するかにもよりますが、たいていは事業性資金以外であれば自由に利用することができますから、医療費でも旅行費でも生活費でも使い勝手はとても良いです。さらに昔とは違って、即日融資をしてくれる銀行も出てきています。
インターネット契約をしたり、ローン契約機を利用するなど条件がついてしまうことがありますが、それでも急いでいる方にとっては便利になってきました。そしてメリットもあります。それはすでにその銀行の普通預金口座を持っていれば、キャッシュカードにローン機能をつけることで新しくローン用カードを発行しなくてもいいということです。
これであれば手続きさえすんでしまえばカード発行がない分、融資を利用するまでの時間を短縮することができます。しかも新たにカードが増えてしまうこともありませんし、ローンを利用していても見た目はキャッシュカードなので銀行のATMであろうとコンビニのATMであろうと自分の口座からお金を引き出しているだけ、あるいは入金しているだけとしかわかりません。家族などに融資を受けていることをばれたくないという方にはキャッシュカードにローン機能をつけるという方法はオススメです。
一般的に融資を初めて受ける方は最高限度額を低めに設定されます。例えばその銀行の最高限度額が800万円であっても初めての利用者であれば300万円までしか設定できないなどです。しかし限度額は一定期間の利用後、増額することもできます。増額は条件がそろっていれば銀行側から打診してくることもあります。
ベストなのはそのタイミングです。増額をするためには再び審査を受ける必要があります。融資する金額が大きくなるのでその審査に関しては最初のものよりも厳しくなると考えておくといいです。もし条件がそろっていないのに増額申請をしたとしても審査には通らない可能性があります。
しかし銀行側から言ってきているのであれば少なくとも条件はクリアしていることになり、審査に通る確率はぐんと上がるのです。銀行カードローン増額審査はどのくらいかかるかということですが、これはその銀行それぞれです。特に申し込み時と自分の状況が変わらないのであれば、審査にかかる時間は申し込み時とそれほど変わりません。即日対応しているところであればそれに近い感じで審査結果を知ることができます。
しかしちょっとやっかいなのは自分から申し込みをする時に年収などの状況が変わってしまっている時です。この場合、審査が多少長くなる可能性はあります。給料が減ったなどという場合は限度額が見直されて増額どころか減額になることもありますし、それこそその銀行の条件にあわないと判断されれば契約自体が解除になることもありえます。
増額を自分から申し込む時には給料が上がったなど有利な条件がある時にしましょう。また初めての利用開始から少なくとも半年から9か月ほどは増額を見合わせておくほうが無難です。これは信用度がまだそれほどできていないことが考えられるためです。そして返済に今まで遅れなどがなかったかどうかもしっかりとチェックされますからそのあたりも改めて確認してみるのが良いです。
特に他社で借入をしている方は自分の個人信用情報機関を開示して確認してみることをオススメします。個人信用情報機関はいくつかありますので、できればその全てを見ておくほうが良いです。もし金融事故などあった場合、削除されるまでの期間は全ての機関が同じわけではないからです。
ある機関では削除されていたので安心していたら、他の機関ではまだ削除されておらず審査に通らなかったということは時々聞く話です。そして他社の借入はできれば早めに完済してしまうのが良いです。
また増額の審査中にカードを使えなくなるか心配する方もいますが、通常はカードの増額審査中であっても利用することはそれまで通りできますので安心です。金利はもちろんそれまでと同じです。限度額が増額されれば、金利は今までより低くなるので返済総額は同じ金額を借りたとしても少なくなり、お得です。
ただ限度額が増えたからといって必要ないのにお金を借りるようなことはしないでおきましょう。元金プラス利息が毎月の返済額になります。借りている日数が多ければ多いほど返済総額は増えます。つまり金額が高ければそれだけ返済するのにも日数がかかってしまうので利息の年率は低くても金額は徐々に増えていってしまうのです。限度額が大きいと気が大きくなってしまうことはあります。
そこで自制心を働かせることができるかどうかが大切なのです。借金を返済しきれないほど借りてしまった場合に待っているのは自己破産など債務整理です。債務整理をすると個人信用情報機関に記録されますが、この記録が残っている期間が他の金融事故よりもかなり長いのです。少なくても5年から6年ほどは削除されることがありません。
その間に家を購入するために住宅ローンを利用したくても審査には間違いなく通らなくなります。キャッシングや銀行カードローンも同じく審査には通らないでしょう。借りることができるとすればヤミ金くらいです。ヤミ金は無茶な返済と年率の高さでいつまでたっても元金を減らすことができないのが特徴です。そうなってしまっては一生苦しむことになってしまうのです。ですから融資の利用は計画的に行いましょう。