私はこれはカードローンの罠だと思っていますが、最近になってカードローンで失敗をしてしまったのです。どういうことを失敗したかというと、カードローンを使っていて返済をしていたんですが、返済する金額が思っていた以上に多かったのです。

金利だけしか計算していなかったのですが、いろいろなところのATMを使ったことで手数料が取られていたそうで、その分の返済も請求されたのです。おかげで思っていたよりも支払いが伸びてしまいました。これは私の中ではカードローンの罠だと思っていますが、ふつうのことなのでしょうか。みんなちゃんとその点もわかった上で借りているのですか?

手数料や金利で返済が伸びることはよくあるイージーミス

こういったことは意外なことでもないですし、罠って言うほどのことでもないんですけれども、まぁ多くの人が引っかかってしまうところではあります。カードローン側としても罠として引っかかるように作っているとはいえないんですが、それでもわからないままに借入をしてわからないままに返済をしないといけなくなったという人は多いです。これは単なるイージーミスと考えたほうがいいでしょうね。

イージーミスというのはよくある簡単で単純なミスです。ちゃんと確認をしていれば問題ないのですが、確認をする異常に利便性を取ってしまうということがよくあります。特にあるのがATMを使うかどうかという点です。コンビニや銀行などのATMが自由に使えて、借入ができるからといって使ってしまうと、どのATMでも同じ条件で借入をしているわけではないということをすっかり忘れてしまいます。

例えば手数料がかかるところは多いです。手数料がかかり、かつその手数料が高いところもあります。借入金額によって変わるとされていますから、借りる金額が大きくなればなるほど手数料は取られます。もちろんATMを使って返済をするときにも手数料は取られるので、その点も注意しておかないといけません。その分残高も増えて金利も増えてくるというわけで、残高が思ったよりも増えてしまうというわけです。

こういうことはよくあることなので気にしないというのもひとつの方法です。気にせず借りて、返済は気長にやっていくというのもいいですが、少しでも楽をしたいというのであれば、どれを使えばどれだけの手数料がかかり、どれだけの金利がかかるかということをはっきりと理解した上で使うようにするといいでしょう。

前もってネットなどで調べればすべて情報公開されています。情報を得た上で利用すれば想像と同じだけの数字になっているので、カードローンの罠にハマることはないんではないでしょうか。

【参考ページはこちら】
カードローンのおすすめQ&A

カードローンの罠からさっさと抜けだす方法

軽い気持ちでカードローンで借り入れをしたことが原因で、なかなか完済できない人も多くいます。月々の返済金額が小さいことから負担は小さいのですが、かなり長期間にわたって返済していかなければならないことが多いです。10万円しか借りていないのに完済までに3年もかかると言ったこともあります。これこそが金融業者の仕掛けた罠だと考えられます。

借りたものはできるだけ早く返さなければならないと考える人は多いです。そうやって教えられてきた人はたくさんいるでしょう。しかし、金融業者側からすれば、あまりは約返済されても困ります。というのも、彼らは融資を行うことが仕事であって、融資することによって利益を得ているからです。

金融業者は、融資を行って、その利息を受け取ることで経営を成り立たせています。つまり、利息を受け取るから儲けられるわけです。そのために、返済能力の高い人に対しては、できるだけ長く融資を行おうとします。たとえば、月々の返済金額を非常に小さくすることによって、なかなか完済できない状況を作り出すわけです。(こちらもご参考に→カードローンを使いたいけど、危険なの?

中には利息のみを返済していれば良いという業者もあります。利息をいくら返済したとしても、元金は減りませんからいつまでも完済はできません。それにもかかわらず借りる人はいるようです。どうしてもお金が必要なときには、そうやって借りるしかないこともありますから、借りた人を責めるわけではありませんが、利息を永遠に支払い続けなければならないというのは、借りる側にとって良いことではないでしょう。

それとともに遅延損害金という罠もあります。金融業者としてはできるだけ多くの利息収入を得るために高い金利を設定しようとしますが、金利には上限があります。それが利息制限法という法律です。利息制限法では、10万円未満については最高20%、10万円以上100万円未満に対しては最高18%、100万円以上に対しては最高15%と定められています。これを超えた金利を設定することはできません。

しかし、遅延損害金については、通常の金利の1.46倍まで設定できると定められています。たとえば100万円以上の場合には15%が上限ですが、その1.46倍である21.9%まで引き上げることができます。これを利用すれば、法律を守った上で金利を引き上げることができ、利息収入を高めることができます。

いろいろな金融機関のウェブサイトをチェックしてみると、遅延損害金は20%前後に設定されていることが多いです。つまり、返済が遅れれば20%の金利を支払っていかなければなりません。返済をきちんと行える人なら良いのですが、そうではない人の場合には高い利息の支払いが発生してしまうことになります。

ATMだけで利用できるといったサービスも人気を集めているようですが、ATMの場合には自分で返済をしに行かなければなりません。忘れていて返済が遅れることもあるでしょうし、忙しくて返済でき何こともあるでしょう。このようなことを狙っているとも考えられます。

融資の金額が大きいと使いやすいと思う人もいるでしょう。しかし、金額が大きくなれば利息も膨らみます。たとえば、ある人が600万円を借り入れた場合を考えてみましょう。そして返済が遅れて20%の遅延損害金が発生する場合を考えます。この場合、年間に発生する利息は120万円です。この計算は誰にでも分かると思います。

年間で120万円ですから、月々にすると約10万円です。毎月10万円の利息が発生します。ここで注意しておかなければならないのは、10万円ずつ返済をしていったとしても、いつまでも完済できないことです。10万円が利息ですから、最初に600万円の残高があれば、1ヶ月後に610万円となります。そして10万円を返済すれば、その時点でやっと600万円になります。

月に10万円を返済するのが楽ちんだとも思う人もいるでしょうが、一般の人には少し大きい金額です。大変な思いをして返済をしていたとしても、永遠に借金は減らないという状況になるわけです。これは極端な例ですが、いつまでたっても完済できないと言ったことは良くあることだと考えられます。

このような罠はあると思っておいた方が良いです。その上で借り入れをするようにしなければなりません。いつまでも完済できずに利息を支払い続けるようにならないためには、当たり前のことですができるだけ早く返済をするのが良いです。利息は借入期間に比例するというごく単純な式で計算されます。

余裕があるときにはできるだけ早く返済するようにするのは借りるときのポイントの一つだと言えるでしょう。しかし、上の例にあるように、月々10万円も返済していかなければならないといった状況になったときには、もう返済するのは無理だと感じてしまうかも知れません。そうなった場合には債務整理を検討するのは良い方法です。

債務整理と言ってもいろいろなものがありますが、代表的なものは自己破産と任意整理です。どちらの場合にも、メリットとデメリットはあります。まずデメリットから紹介します。最も大きなデメリットは、その後に新たな借り入れができないことです。10年間はブラックリストに載る可能性がありますから、たとえば住宅ローンを組もうと思っても審査に落ちて借りられなくなります。カードローンが原因でほかのローンを組めないというのはこういう状況が一つとしてあげられます。

ほかにもいろいろなデメリットはありますが、多くの人にとってこれが最も大きなデメリットだと言えるでしょう。このデメリットを理解した上でメリットが上回っているかどうかを考えるべきでしょう。

自己破産のメリットは借金がすべてなくなることです。ただ、自己破産の場合には資産も失うことになります。たとえば不動産を持っている人なら、その不動産を売却して返済に充てなければなりません。ほかにも換金できるような資産があれば、それも売却しなければなりません。

めぼしい資産を持っていない人にとっては、このようなデメリットはないと考えられます。ですから、しばらくローンを組むことができないと言うデメリットさえ我慢をすれば、借金の返済をしなくて良いという点では非常にメリットが大きいと考えられます。上の例で考えれば、毎月10万円の返済がなくなるわけですから、新たな生活をスタートできると考えられます。

任意整理は、完全に借金がなくなる方法ではありません。交渉によって返済できるような条件にするというのが任意整理です。ですから、その条件はケースバイケースで、案件によって異なります。多くの場合には将来利息のカットができます。つまり、任意整理をすればその後は利息を支払わなくて良いわけです。

上の例で言えば、毎月10万円の利息を支払わなくて良くなります。ですから、その分を返済に充てていけば、60ヶ月で完済できるようになるわけです。それに加えて借金の金額を減額できる場合が多いです。月々返済をしていって、そして3年から5年くらいで完済できるくらいにまで減額できるケースが多いです。借りたものは何とか返したいと思う人ならこのような方法が適しているでしょう。

住宅ローンを組んでマイホームを購入した人の場合、自己破産をすると住宅ローンもなくなりますがマイホームも失います。任意整理が成立すれば良いのですが、金融業者が応じてくれないこともあります。このようなケースのために個人再生という制度があります。個人再生では住宅ローンとマイホームを残した上で、ほかのローンを整理することができます。

このように、カードローンの罠から抜け出す方法はいくつかあります。返済するために働いているような生活を送っている人なら、まずは債務整理を考えてみてはいかがでしょうか。手続きは難しいですから、弁護士や司法書士に相談することをおすすめします。

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