労金の住宅ローンはかなり審査が厳しいと言いますが本当ですか。住宅ローンを労金にするか銀行にするかで迷っています。
低金利が魅力の労金の審査はやはり厳しいようです
労金の住宅ローンは勤務先が大手であったり公務員であったりと属性に問題が無い場合でも審査が難しいと言われていますが年収が500万円以上あり、属性、信用情報共に何の問題もない場合は大丈夫な場合も多いのです。あまり恐れる必要はありませんよ。今までカードなどを使用していないかどうか、そして返済遅延などがなかったかなども大きな審査対象になるのです。
労金か銀行かと言う事ですが、それぞれのホームページでメリットを確認してみて下さい。返済期間や返済額、繰り上げ返済時に手数料がかかるかどうか、労金の場合は手数料がかからない所が多いです。やはり大きな買い物です。長い年月かかって返済するのですから少しの金利の違いも大きくなります。そういった事も加味して、納得の行く所に申込むのが良いのです。多少審査が厳しくても信用情報に問題が無く、勤続年数や勤務先、収入の面で大きな問題がなければそれ程恐れる事はないのです。
住宅購入は人生で何度ない大きな買い物ですからその返済額も無理のないように組まなければいけません。家を持つと言う事はそれにかかわるローン以外の出費も考えなければいけないのです。固定資産税の事やマンションなら管理費の事、思ってもいなかった出費があるのです。その辺の事もきちんと考慮に入れて念願のマイホーム計画をしっかりと立てて下さいね。
労金の住宅ローンの審査は本当に甘いのでしようか
銀行以外で積極的に各種ローンを展開している労金ですが、一般的に審査は他の銀行などに比べると緩いと言われています。これは、住宅ローンに限らず他のローンも同様ですが、できるだけ多くの労働者に対してサービスを提供しようという労金の考え方によるものです。
しかし、あまり甘いチェックでお金を貸していると労金自体の貸倒が多くなることから、無制限に融資を実行するわけにはいきません。チェックが甘いと言っても、その内容が他の銀行に比べて大きく違うのではなく、申し込んだ人の勤務先や自金庫との取引期間などで差をつけないという程度のことです。
とはいえ、そのような規定で銀行の住宅ローンを断られた人にとっては、労金の住宅ローンはありがたい存在です。このことは、裏を返せば銀行のマニュアルがいかにつまらないことを気にしているかということを表しているということですが、もともと銀行は顧客を選ぶと言われており、このようなマニュアルがあること自体不思議なことではありません。
融資のチェック自体は、銀行と比べて特別に甘いということはありませんが、銀行振込を労金でしている人については貸倒リスクが少ないということで、多少の優遇をしています。ただ、これは銀行も同じことで、事実上ローンを設定したら給与振込を自行に変更してもらいたいと要求されますし、利率優遇の条件としているケースもあります。また、取引量も融資に当たって有利になる項目の一つであり、今までローンを利用して完済しているという実績があったり、投資信託等の収益になる商品の取引があったりすると、融資の稟議が通りやすくなります。
もっとも、銀行に比べて融資可否の計算は甘めに作られていることも事実であり、ボーダーラインで銀行の融資を断られた人が労金では余裕で融資を受けられたということも少なくありません。このことは、融資規定が多少甘めに作られているということを意味しているのですが、銀行に比べて大甘というほどのことはないことも事実です。