私は工場に勤める２９歳の作業員ですが、ケガをしてしばらくの間休んでいました。そのたため給料も得られず借家の家賃を払えていなかったので、先日大家さんから立ち退きを要求されました。来月からは仕事に復帰できそうですがお金の工面ができません。立ち退き後は一時的に保証人となっている親の家に戻ることを考えていますが、面倒なうえ費用もかかるので悩んでいます。

できれば立ち退かないために一時的にお金を工面できる良い方法がないでしょうか。或いはこのまま立ち退いて、資金に余裕ができてから再度借家を探すほうがよいのでしょうか。

転居にかかるコストや手間と借金のコストなどを比較して検討する！

転居する場合物件を探す余計な手間や費用などがかかるので、できれば家族・知人や金融会社からの借入れなどでお金を工面して立ち退きを回避するのが得策です。ただし、転居にかかるコストと借入れにかかるコストを比較して判断することや、闇金などのブラックな消費者金融などに安易に借入れしないことが重要です。

借家の家賃が払えず大家さんに立ち退きを迫られるというようなことは珍しいことではありませんが、その要求に従い転居することになれば、大きな負担を背負うことになります。まず、今の借家を立ち退くまでに新しい借家を探すことができなければ、一時的な滞在先を確保する必要があります。仮にそれが必要でない場合でも新たな借家を探す手間は必ず発生します。

また、あなたが新たな借家を契約しようとする場合、その契約に関わる資金や保証会社の保証が必要となることもあります。このように立ち退きにあたって余計な手間とコストがかかるため、できることなら転居を回避する方が得なのです。

もし大家さんが滞納している家賃を支払うことで立ち退きの要求を取り下げてくれるなら、一度はお金の工面を検討するべきです。身近な知り合いや家族から借入れしにくいこともあるでしょうが、一定の金額を借りてみてはどうでしょうか。

また、それができない、或いは不足するような場合は金融会社のカードローンの利用などを検討してはどうでしょうか。あなたの信用状態が悪くなければ、家賃数か月程度の借入れをすることはそれほど困難ではないはずです。最近では大手の消費者金融だけでなく、銀行系のカードローンでも低金利化が進んでとても利用しやすくなっています。

闇金などのブラックな金融会社の商品に引っ掛からないようにして、適正な金融会社を選べばカードローンの利用は決して悪くはありません。ただし、利用する額は返済の負担が大きくならない範囲に抑えることが大前提となることを忘れないでほしいですね。